以前読んだ『赤いモレスキンの女』と同じアントワーヌ・ローランの本
『ミッテランの帽子』を読みました。
県立図書館にあったので、借りさせてもらいました。
吉田洋之訳

『赤いモレスキンの女』もそうですが、さすがフランスの本?なのか、装丁がとっても素敵です。
ミッテランとは、フランスの大統領を1988年代から長く勤めたフランソワ・ミッテラン。そのミッテラン大統領の帽子を偶然手に入れた人達のお話です。
ミッテラン政権の時代。
帽子を手に入れることによって、手に入れた人の気持ちが変わっていきます。
そのストーリーもとても面白くて、フランスらしく洒落ていているのは『赤いモレスキンの女』と同様で一気に読めました。
それと同時にこの本の中で色々と興味深い疑問が出てきました。
①フランス人(パリの人)はみんな香水つけてるのか?
②バスキアという画家はどんな人でどんな絵を描いたのか?
③ミッテラン大統領って?
名前は知ってるけど、詳細はよくわからなかった。
④この頃のフランスでは保守的な人々とそうでない人の断絶が大きかったのか?
そして、今もそうなのか?
②と③はググったら大体わかりましたが、①と④はまだ解決してません。
特に香水については、今でもパリの人たちは皆んなつけてるのかな〜〜?
洒落ていて、ちょっと謎めいていて、内容も面白くて、色々と興味が出て、とても楽しんで読めました。
『赤いモレスキンの女』も同じような感じでしたが、私はこちらの本がより面白かったなと思います。でも、両方ともお勧めの本です。
県立図書館と市立図書館で本を借りて順次読んでいますが、ブログにあまりアップできていないな〜〜。
元は読書ブログなのだから、これからアップしていこうと反省中です😅