「チェリまほ THE MOVIE」を見に行ったことを昨日書きましたが、内容について何も書かなかったということに気が付きました。
付き合いだした黒沢と安達のその後ということで、安達の転勤で色々と事件やら変化やらが起きるということですが、ネタバレになっちゃうので。
ドラマの雰囲気そのままで、再度楽しめましたよ。
今日本屋さんに行ったら、こんな本売ってたので買ってしまったです
町田啓太くん、まじでカッコ良すぎるのだった(笑)
さて、ドラマ、チェリまほこと「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」を見た時の多幸感がすごかったので、その理由を考えてみました。
近年は歳のせいか人生経験のせいか、TVドラマを面白いと思えなくなってしまっています。
特に恋愛ものはほとんど楽しめないので、ほとんど見てません。
では、なぜこのドラマが良いのか、多幸感があるのか?
①男女の恋愛ではない
このドラマは男女の恋愛のお話ではなく、男性同士の恋。
黒沢の片思いが叶うお話とも言えます。
男女の恋愛だと自分の経験やら周囲の恋愛やらを見て、すでに全然メルヘンを感じないのだった。ドロドロ系もピュア系もなんとなく先が見えちゃう気がする。
けれど、男性同士の恋はよくわからないから、もしかしたらこんなメルヘンあるのかも?って思えるのかもと思いました。
②ピュアさもおとぎ話レベル
とにかくピュア❗️
黒沢の安達への想いがまずピュア。
ずっと好きだけど、安達は普通の男性だから自分の想いは一方通行であり気づかれないようにしないとと思っている黒沢の気持ちがまずピュア。
まあ、黒沢がめちゃくちゃイケメンだからさらに切ない感が出るのだった(笑)
そして、冴えないどうていの安達も優柔不断だけど優しくて性格がピュア。
黒沢の気持ちを魔法で知ってしまってからも、自分のことだけでなく相手のことも真剣に考えているのがこのドラマの特徴かも。
③嫌な人が出てこない
登場人物が個性的だけれど、嫌な人が出てこない。
もうね、現実社会が十分色々あるのだから、ドラマの中では意地悪されたり裏切られたりは見たくないな〜と思ってしまいます。
嫌な気持ちにならないで見られるって貴重です。
登場人物のキャラクター設定もいいし、町田啓太君、赤楚衛二君をはじめ役者の皆さんがみなキュートで演技も素晴らしい。
④それでいて共感できる
おとぎ話のようだけど、共感できます。
長年生きてきた恋愛に対する私の結論は「片思いが一番ピュアで最高の恋」
片思いしてる時が一番ドキドキして楽しいと思っています。
なので、黒沢の気持ちにすごく共感してるんだなと。
相手が女性でも男性でも片思いしてる黒沢の気持ちがわかるのだった。
⑤想いが叶う幸福感を共に味わえる
ずっとこのまま片思いでいいって思ってた黒沢の想いがだんだん叶っていく中での黒沢の幸福感をめちゃくちゃ感じることができるのが、このドラマの1番の凄ところだと思います。
絶対に通じないと思ってた想いが通じた黒沢の嬉しい気持ちがバシバシ伝わってくる。
それをちょ〜ハンサムな町田啓太君がめちゃくちゃ好演してるのが良い❗️
そして、とにかく黒沢が自分の気持ちではなくて、徹底して安達の気持ちを考えているところが、現実ではあり得ないレベルの愛。
そんな黒沢の気持ちが通じるのが本当に嬉しいし、幸せを一緒に感じることができるのでした。
ということで長々と書きましたが、もはや男女の恋愛では感じることができないようなお互いへの思いやりやピュアで一途な気持ちを感じることができて、絶対に叶わないと思っていた想いが叶うのを同時体験できるというのが、このドラマの多幸感の原因かなと思います。
新しい沼に落ちてしまった感がありますが、しばらくこの沼を楽しもうと思います。