ミケマル的 本の虫な日々

セッションがレッスンの代わり


 ジャズボーカルを初めて習ってからもう10年と少し。
最初はカルチャーセンターのジャズボーカル入門に入りました。
歌うのが好きだったので、何か歌を習いたいなと思ってカルチャーの教室を何気なく見てたら、カラオケとジャズがあったのだった。
カラオケじゃないなと思ってジャズを選んだという単純な動機でした。

 行ってみると、マイクの前で一人ずつ歌っていてびっくり!
みんなで同じ歌を歌うのかと思ってたのです。
しかし、自分が歌いたい歌の楽譜を持っていって、先生がピアノで伴奏をしてくれて、マイクの前で歌うという教室でした。

 ジャズってなんなの?ということもわからず気軽に入ったら、メンバーはもう何年もやっている方がほとんどで、本格的な感じでジャズの曲を歌っていました。
なんか場違いな感じ満載でしたが、なんとか踏みとどまった(笑)
先生は英語の発音や声の出し方など結構厳しいこともあったけど、ピアノの演奏がお上手でキーを即座に変えて伴奏してくれる優秀な方でした。

 初めてすぐに、ジャズのお店で月一回ボーカルセッションがあるから、来ませんか?と先生からクラスでお誘いがあったので、私は勇気を出して行ってみました。
そのお店が今でもよく行っているお店です。
最初は何がなんだかわからず、ピアノ、ベース、ドラムスの前に立って歌うということだけで緊張はするし、勝手がわからないし、もちろん歌もジャズには程遠い感じ。
しかし、ここでもなんとか踏みとどまった(笑)

 そんな感じでしたが、ボーカルセッションは上手な人も上手でない人も歌わせてもらえる貴重な場所なので、散々恥をかいたけれど、バンドの皆さんや常連のお客さんが色々と教えてくださったり励ましてくださったりして、今に至ります。

 ジャズのセッションは複数の楽器やボーカルがその場で一緒に演奏すること。
ボーカルの場合は自分のキーの楽譜を持っていって、その場で演奏してもらって歌うという形式が多いです。

 途中でカルチャーセンターの教室はやめ、先生の個人レッスンも少しだけ受けた後はレッスンを受けていませんが、今はセッションが教室代わりと思っています。
お店のボーカルセッションや楽器も入れたセッションがある他に、色々なバンドやボーカルの演奏を聞いた後のセッションタイムで1〜2曲歌わせてもらうことも多いので、そういう時に色々な人と合わせたり、緊張しながら歌ったりするのが勉強になってるなと。

 ということで、昨日も車で1時間くらいのお店の知り合いのライブに行って、セッションで歌わせてもらって帰ってきました。
他の人のライブに行くと、色々な歌い方があるのがジャズ。
それぞれのボーカルの方がそれぞれの歌い方をしているのを聞くと、なるほど〜!と思うことも多々あります。
昨日は私はあまりうまく歌えなかったけど、それも勉強になりました。

 正解がないジャズボーカルではあるけれど、こうやって色々なところで歌わせてもらうセッションがレッスンの代わりと思って体力、気力が続く間は色々と参加しよう!と思う今日この頃です。



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