私は若い時からど近眼だったので、網膜検査で視神経乳頭の陥没拡大というのをけっっこう早くから指摘されていました。
この異常は緑内障の時に現れるものなのですが、これがあるから即緑内障とは言えず、眼圧が上がっていれば緑内障という診断になります。
私は眼圧はずっと正常です。
しかし、日本人には正常眼圧性緑内障が多いということがわかってきたらしく、眼圧が正常でも網膜の神経がダメになってしまうということが起こっていることがある。
10年前くらいから、眼底の検査や視野検査などをしてもらって、経過観察と言われていました。検査方法も進歩して、眼底写真から視神経の状態がわかるようになったということもあると思います。
ところが、眼科がとっても混んでいて、めんどくさくなってしまってここ3〜4年は眼科での経過観察をサボってました。
私の行っていた眼科が大きいところだったので患者さんが多いというのもありますが、一番困ったのは駐車場がいつもいっぱいで停められない😢
こちらでは車以外で行くという選択肢はタクシーしかないので、駐車場がいっぱいだと帰るしかないのだった。。。
さすがにそろそろ行かなくちゃと思って、今回は少し規模が小さいけど、比較的新しい近くの眼科に行ってみました。
まあ、混んでましたけど(笑)、でも駐車場に駐車はできるし、もしもダメだったら近くに停められそうなところもあるので良いかな。予約制もあって、待ち時間も少ない感じ。
先生の説明もわかりやすいし、看護婦さんも親切でした。
結果は、やはり予想通り?視神経がだいぶ薄くなってしまっているのと、視野にも多少の欠損があるので、治療を始めましょうということになりました。
治療は眼圧を下げる点眼薬を毎日1回さすということ。
正常な眼圧だけど、さらに下げることによって視神経を守るため。
さしはじめたら、忘れすにやめないことが大切。
私たちの眼は色々な操作をして物を見るので、相当ひどい視野欠損が起きないと自分では気がつかないため、日常生活で不自由を感じる以前に治療を開始する場合は途中でやめてしまう人が多いんだろうなと思いました。
看護婦さんが別室で詳しく説明してくれて、絶対やめないでくださいということを強調されていましたから。
点眼薬を始めるのは面倒ですが、眼は大切だから忘れずにさそうと思います。
1回ダメになった視神経は回復しませんが、今ある視神経を大切にしていって、なんとか死ぬまで見えるようにしていこうと思ったのでした。
しかし、股関節といい視神経といい、もう治らないけど現状維持していこうということが増えていくのが歳をとるってことなのかな?なんて思ったのでした。
日本の今の平均寿命は自然界では不自然に長いから、体の色々なところに限界が出てくるのはむしろ自然なのかもしれないな🤔