ミケマル的 本の虫な日々

宮原知子ちゃん現役引退、プロスケーターへ


 フィギュア女子で私が一番好きなスケーターの宮原知子選手が現役引退を発表しました。
24歳のお誕生日に。


 知子ちゃんはメディアではあまり多く取り上げられなかったように思うけれど、ソチオリンピック後の日本のフィギュア女子を支え、成長していました。
日本女子フィギュアのトップ選手として、全日本は11年連続出場し4連覇を含め表彰台には7回乗っています。
世界選手権で銀メダル、グラップリファイナルも2回表彰台に乗っています。

 そして、平昌オリンピックで素晴らしい滑りを見せて4位になりました。
今回優勝した坂本香織ちゃんが知子ちゃんに本当にお世話になったと語っています。
平昌オリンピック以降はジャンプの高難度時代になってきました。
フィギュアのルールもどんどん変わってきて、ジャンプの回転不足が厳しくなってきたため知子ちゃんはそこにも苦労したようです。

 でも、スケーティングのスピードとエッジワークは素晴らしくて、年々表現力が繊細になり、実際に見ると本当に美しい芸術的な演技をする選手でした。
フィギュア選手は皆知子ちゃんの滑りを特別と見ていましたし、日本よりむしろ海外にファンが多いように思います。
宇野昌磨君のコーチ、ステファン・ランピエールが知子ちゃんの大ファンなのも、彼女のスケートが芸術的だということの証明だと思います。

 私は知子ちゃんの滑りを見ると涙が出てしまう事が多かったです。
心に響いてくる繊細で芸術的な滑りを支えている地道でたゆまない練習も知られていました。
そんな知子ちゃんが多分今季で引退だろうなとファンは思っていたと思います。
私も去年の全日本選手権はきっと日本の試合で見る最後の知子ちゃんになるのでは?と思って応援していました。
その後、体調を崩して国際試合も辞退したので、やっぱり最後の試合になりました。

 これからはプロスケーターとして活動していくそうです。
4月に大阪と東京で行われるSOI(スターズ・オン・アイス)に出演予定。
その後、カナダでのSOIツアー全てにキャストとして出演する予定だそうです。
日本の元選手でキャストとして全ツアーに出るのは知子ちゃんが初めてだそう。
カナダを拠点に練習していたし、ファンも多いからと思います。

 知子ちゃんはご両親がお医者様で勉強も熱心にしていたので、以前は将来医師になりたいと話していました。プロスケーターとして活動しつつ医師になったカナダの元選手もいるので、知子ちゃんもそんなことも考えているかもしれないなと思います。
でも、しばらくはプロスケータとしての知子ちゃんのスケートが見られるのが嬉しい!
選手を終えてからの人生の方がずっと長いので、これからも応援していきたいと思います。




ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「フィギュアスケート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事