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ミケマル的 本の虫な日々

野口哲哉展(山口県立美術館)行きました


昨日から始まった野口哲哉展を山口県立美術館に朝散歩に行きました。
散歩しながら芸術鑑賞なんていいじゃない!と思いながら(笑)

 山口県立美術館は山口市のパークロードという緑豊かに整備された道沿いにあります。

   

   
   <ハナミズキの季節になりましたね>

 前回来たときはコロナ対策で予約が必要でしたが、今は検温、連絡先記入、アルコール消毒、マスク着用など万全の対策が取られていましたが、入場は予約無しでOKでした。





 平日の早い時間だったのもあり、お客様はあまり多くなくてゆっくり見られました。

野口さんは全く存じ上げなかったので、この鎧兜をつけて木馬にまたがる写真を見て、⁉️❓という感じで、どんな感じの展示なんだろう?と疑問を持ちつつ行ったわけです。

 結論として、とても良かったし、楽しめたし、色々と興味を持ちました。
鎧や兜をまとった人の彫刻や絵画。
でも、「This is not a samurai」というテーマにあるように、武士を表現しているのではなくて、多様な文化や感情を表現しています。
鎧や兜をつけていて侍じゃないって何?と思いますよね。
でも、展示を見ると野口さんが表現したいことの多様性がわかってきました。

 ユーモラスなものもあり、苦悩に満ちたものもあり。
彫刻はその鎧や兜の造形が細部まで繊細に作られていて、さらに年代を経ているような造詣になっていて素晴らしいと思いました。また、絵画はさらに江戸時代に描かれたの?というような装丁になっているのに、野口さんの世界が描かれています。そのクオリティーの高さがあってこその世界観。

また、鎧兜をつけている中の人たちが、それぞれの人格を持つようなリアルな人間として見ることができます。
さらにシャネルなどの多くの企業とのコラボもしてらっしゃって、それが意外性だけでなく、しっくりと混在しているのが凄いなと思います。

 最初は意外な感じがするけれど、見ているうちに鎧兜に違和感がなくなってくる不思議(笑)
野口さんはなぜ鎧兜という装束にこれほどの思い入れがあるのかなというのが一番の興味でした。
ただ、鎧兜を着た人によって表される生きることの哀しみのようなものが伝わってきて、しみじみと見終わりました。




最後に撮影OKのポイントがあって、撮影させていただきました。
野口さんはこの鎧兜をまとった人たちによって、多様性や愛を表現しているんでしょうか。私にはそういう風に感じました。

詳しくはこちらから。
「スペシャル」というところに行くと、動画が色々とあって面白いです。

 この展示の他に常設展で山口県の毛利氏などの本物の鎧や刀剣などの展示をしていて、リアル鎧の色彩の美しさにびっくり! かえって、本物の方が新しく見えるという面白い感じを味わえました。
また、雪舟の山水絵図のバーチャル体験というのもやらせていただいて、山水画の中を歩いている感覚を味わってなかなか面白かったです。

 最後に売店に行くと買いたくなってしまうけど、寄ってみました



絵葉書2枚とシールセット(3枚入り)
やっぱり買っちゃいました。。。
これでジャーナルにするからいいのよ!と言い訳しながら(笑)

美術館の横も散歩道になっていて、八重桜が散りかけていたのが綺麗でした。



 今日の朝散歩は充実してたな〜〜!


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