ミケマル的 本の虫な日々

ジャズは面白くて難しい


 昨日は大野エリさんというジャズボーカルの方のライブを聴きに行きました。
いや〜凄かった!
難しい歌を独自の感覚で歌っていて、体を楽器のように使って声が出ている感じ。
色々と圧倒されました。

 色々なプロのボーカリストが来られて、聞く機会がありますが、流石にプロは上手いな〜と思うのだけど、皆さん方向性が違う。
ジャズは曲を自分の感覚でリズム、歌う速さ、音程も全て自由にかえて歌っても良いし、むしろ変えないとジャズじゃ無い感じです。
インストロメンタル(楽器)もアドリブで演奏するから、ボーカルも自由度が高いわけです。
それが他の歌と違うところ。

 いかにカッコよく自分らしく変化させるかがジャズの面白いところですが、自分の感覚と技術がマッチしないとできないし、めちゃくちゃセンスが問われる難しさがあるのでした。
最初はいかにそのまま綺麗に歌うかしか考えられなかったのが、色々と曲を聞いたり、他の人の歌を聞いたりして、だんだん変化をつけるようになる。
私も今では変化をつけないとつまらないじゃないと面白さが分かるようなりました。

 しかし、そこからが難しくて、自分の歌の技術とセンスが問われるので、なかなか厳しい!
そして、正解はわからない❗️
プロでも色々な歌い方、曲の捉え方、スタイル、もう様々。
声の質にも左右されるから、自分の声でできることとできないこともあるし、どれが正解とか無い。
結局、音程と発声をきちんとさせて、リズムを感覚に染み込ませて、あとは自分なりにやってみるしかないのだな〜と思うようになりました。

 なので、音程、発声、リズムを今年はきちんと練習しようと思った次第です。
基礎を作って、あとは自分らしく、自分なりの曲の解釈とアドリブをしていくしか無いんだなと。

 ジャスって面白いけど難しい、難しいけど面白い
でも、それが分かっただけでも進歩だなと思います。
今年も私なりの歌が少しずつ上手になったら良いな〜


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