まつたけ山復活させ隊運動ニュースPart.3

これは、まつたけ山を復活させるという夢に向かって、日々山作業、農作業に取り組んでいる者たちの記録である。

まつたけ山復活させ隊 News Letter 1730

2024-11-02 21:40:57 | 日記

11月2日(土) 908回活動報告

昨夜から朝方にかけてかなりの雨音が聞こえていた。早朝ニュースでは山陽新幹線が止っているとのこと。これでは山の活動はお休みね・・だけど誰か面白い人がいたらブログ報告の種にするべえと10時前にBCへ。

お~居るいる。こういうヒトの熱意が山の”M”さんにとどくのやと集まったのは写真+撮影の6名。徴収役氏も真面目にお役を執行されました。写真中の棟梁の電話は、里のM氏が ”雨だけどどんな具合かな、集まっているか” と悠然と尋ねてこられたところとのこと。感心感心。でもこれは7人目にはかぞえないでおきましょう。

いつも見える比叡山も谷筋から湧き上がる雲に隠れていました。

暫し歓談。それで雨が一時止んだので、香川山の敷き藁だけは剝がしておきましょうと各自が手袋などを用意したところで又また大粒の雨がパラパラと。今日はこれにて無事終了としました。

追記1 8月30日(金)第899回活動日にセブンーイレブン記念財団の”緑の風”誌の取材の様子を記載していますが、同誌No29,2024. 菌と里山特集号 が発行されています。(欲しい方は西川さんまで(20冊もらっています))

追記2 佐塚さん(トロント大学)が放送大学のゲストレクチャーでまつたけ山復活させ隊の紹介をされています(フィールドワークと民族誌、第5回)。民俗学の講義ですが、活動の見方にも新鮮な切り口が与えられたように思います。NHKからDVDも受け取りましたが著作権の保護でしょう複写が出来ません。まずBSでの聴取をお勧めします。

11月4日(月) 14:15~ BS232チャンネル

         22:30~ BS231チャンネル

で、昼と夜でチャンネルが違うとのことです。

追記3 来年春にはまつたけ山復活させ隊は20周年のお祝いをします。20周年記念文集(冊子)も計画します。年末にはもうすこし予定をまとめますので皆様心つもりをお願いします。(10周年には”ゆかいな仲間たち”に用意した原稿を亡くなった杉山さんが回収して冊子にしましたね)

おまけ 昨日BC入口で。保育園の園児外出ー資材置き場への斜面をよじ登ってゆく―様子。

もうこういうのを見ると嬉しくて涙がでそうですね。歳をとったのか。

では次回来週8日(金)までさようなら!(内田記)


まつたけ山復活させ隊 News Letter 1729

2024-10-25 16:38:00 | 日記

   10月25日(金) 907回活動報告

 
爽やかな秋晴れの一日、にぎにぎしくも“まつたけ山秋の感謝祭”が開催されました(拍手)。
参加者26人が、班の垣根を越えて、小グループに分かれ数々のメニューを作っていきます。
 
 
夏日は尚も更新され続け地球沸騰中の日本列島、今年も自前の松茸は生えてくる気配は無い。買い求めた立派な松茸は、ハモのお吸い物とまつたけご飯になります。
4時間の早朝ドライブで小浜から仕入れてきたコッパ蟹は、茹でられて綺麗な朱色に変身です。とれたての新鮮なサンマ。皆に笑顔をもたらした事は言うまでもない。
 


水場の近くのポテトサラダ班、淡々と食材がカットされています。(左)
食器棚近くでは、カットされた鶏肉、玉ねぎ、万願寺とうがらしを串刺しにして、焼き鳥班が仕込み中です。(中)
一人で黙々と、10kg以上はあろうかと思われる鉄板で、カボチャと万願寺とうがらしを焼いていたのは宮崎さん。因みにこの鉄板、朝イチで水平器を使ってセットされていたお手製品。(右)
 


畑で採られたばかりの、秋刀魚にチュッと搾って食べると絶品な“すだち”が、いつの間にか運び込まれていました。すごい量です。
そうこうするうちにも、鱧は茹でられ、湯葉と松茸、カボスと共にお椀の中でスタンバイです。なでしこ班のお仕事に間違いはない。
 


竈門の上に置いた大型鉄板で焼き鳥をジュージュー焼いていたのは川本さん。食欲をそそる煙が漂い出しました。(左)
焼き鳥の後は休む間も無く秋刀魚も焼きます。今朝小浜で仕入れたばかりの新鮮で脂の乗った秋刀魚です。(中)
タイミングを見計らって、1升5合のお米とまつたけ入りのオカマが火に乗せられました。初挑戦の竈門炊き炊き込みご飯、さて上手く焼けるか…アウトドアの匠吉川さんの背中、スイッチが入りましたね。(右)
 
 
チームワークの勝利、予定通り12時に宴会スタートです。
まずは秋刀魚、茹で蟹、松茸と鱧のお吸い物、フライドポテト、焼き鳥、いつにも増して豪華です。(上)
暑いくらいな陽気に、持ち寄ったビール、ワイン、日本酒の杯が進みました。楽しく飲んで歓談しております。
 

そして、そして、メインのまつたけご飯が、遂に炊き上がりました。
4人がかりで混ぜ返しています。ふっくらと炊き上がっています。うっすらとお焦げも付いて完璧な炊き込みご飯に、匠は満面の笑顔でした。
 


26個の岩倉窯で焼かれたお茶碗も、今か今かとまつたけご飯がよそわれるのを待っています。
まつたけの香り漂うまつたけご飯です。お手製の胡瓜のお漬物がまた美味でした。
 
 


食事の後は、プレゼント(自宅に眠る不用品)交換会でした。一番のクジを引いたのは松浦さん、並べられた、袋を直感で選びます。
郵便局の現金封筒を選んだら、収穫間近の隼人瓜3個の引換券(笑)でした。
趣向を凝らしたプレゼントに笑顔が弾けました。
 


最後は恒例の記念撮影、皆さん素敵な笑顔が溢れました。
美味しいお食事、楽しい時間、愉快な仲間と共にこの香川山で今年も活動出来たことに感謝です。



最後まで、しっかり火の始末中の匠。(左)
元生ごみ箱の辺りに咲いている黄色いお花、よ〜く見ると冬瓜の実が付いてました。どこもかしこも実りの秋ですね。平和な日々がいつまでも続きますように。(右)
 
<お知らせ>
私たちの会を、長年研究対象として取り上げていらっしゃるトロント大学笹塚志保准教授の授業が、下記の日程で放送大学にて放映されるようです。ご興味のある方はご覧下さい。
 
  フィールドワークと民族誌 第5回「新たな現実の創造を目指して:地球に棲まう存在の民俗誌」
       11月 3日 18:30 BS231
       11月10日  12:  30   “
       11月30日.   21:30   ”
                                                 <ナカマ記>

まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1728

2024-10-19 13:24:30 | 日記

10月19日(土)第906回 活動報告

 本日の天気予報では午前中曇、午後から雨。朝、自宅を出発した時点では雨は降っていませんでしたが、集合場所の香川山BCに到着するころにはポツポツと。参加名簿に記入して周辺の写真を撮影している間にパラパラと雨が降りはじめました。天気予報よりも少し早い展開。
 本日の参加者は10:30頃の時点で13名でした。
(というのは、この時点で本降りとなってきたため筆者は今日の山行きは無いと判断して早退してしまいました。帰宅後、昼過ぎにいったん雨もやんだのでひょっとしたら昼過ぎから遅れて来られた方もあったかもしれません。もし昼以降来られた方がありましたらご容赦ください。お知らせいただければ参加者数を訂正いたします。)

 というわけで本日は山作業の報告はありません。
BCと香川山のまつたけ気配状況のみの報告となりますことをご容赦願います。

BC(香川山ベースキャンプ)の朝の様子です

まつたけ畑?の様子。
例年、10月20日前後には発生の兆候が見られたものでしたが、まつたけの気配は・・残念ながら今のところまったくありません😂 やはり気温・地温ともにまだまだ高いのでしょう。地球温暖化の影響でしょう、昨年あたりからこんな状況が続いており、シロ自体の生存も危惧されます。

雨が本降りになったので傘をさしています。
創始者吉村先生のご指導どおり、傘をさして歩ける状態に整備されております😊

コツブタケを見つけました。
マツタケに適した環境のアカマツ林にはマツタケに先んじて発生するとも言われていますので、希望が全くなくなったわけではないと思います。

「まつたけやま 秋の感謝祭」のお知らせ
  (西川副代表配信メール、案内チラシより抜粋)
 本日来られた方には案内チラシが配布され、参加予定者は名簿記入しました。
 詳細は改めてメール配信されるとのことですので、参加者名簿に記名できなかった方は案内メ
ールに参加の旨、返信してください。
★10月25日(金)まつたけ山復活させ隊 まつたけ祭り「秋の感謝祭」★ 

日時:10月25日(金)10時~14時
場所:まつたけ復活させ隊 香川山BC
会費:2500円
企画等検討中
●食事メニューの中に高価なまつたけが!お楽しみに。
●全員参加で料理作りを行い、その料理で感謝の宴に。
●参加者が持ち寄った素敵な商品??をじゃんけんゲームでゲット!
 参加者はゲーム用景品を1つ持参のこと。景品は不要な貰い物など、ただし未使用品でもらって嬉しく携帯して持ち帰れるもの。

(宮崎 記)

ご意見、ご質問、ご感想などございましたら、右下の<コメント>文字をクリックすると記入ウィンドウが開きますのでそちらへご記入願います。

 


まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1727

2024-10-11 21:16:31 | 日記

10月11日(金) 第905回 活動報告

本日の参加者は18名、やや少ない参加者でした。

好天の活動日和でしたが、他で活動するにも良い日だったかもしれません。

朝晩はだいぶ涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑いです。

畑にはススキの穂が出ていました。

 

ヤマガラ班はA地区でササなどの下草処理と、雑木の除伐です。

危険を避けるため、かなり離れたところで活動していて、探すのは大変でした。

 

やまびこ班は澤田山で雑木の除伐と下草の処理です。

 

だいぶマツが育ってきました。

 

やまびこ班はベースキャンプ裏山で補整作業も行いました。

 

しげみの里班は枯損マツの伐採です。

 

まわりにも枯損マツがあります。

 

ベースキャンプでは入り口で獣よけのネットを作っていました。

 

今日は昼食付の活動日です。

朝早くから下ごしらえ、根気のいる仕事です。

 

こちらは大きなすりこ木でゴマすりをしています。誰の作品でしょうか、一般には見かけない大きなすりこ木で、重いので使いやすいらしいです。

 

今日のメインは赤飯の栗おこわです。我が家では栗を炊飯器に入れて栗ご飯を作りますが、赤飯の栗おこわ初めて見ました。

これは赤飯のおこわの材料。

 

この上に栗を入れて蒸します。

 

蒸しあがったところ、光の関係で前の方は白くなっています。

 

上の栗だけを取り出します。

 

赤飯を広げてそこに栗を入れて

 

喧嘩にならないように、できるだけ栗が均等になるように混ぜます。珍しいものを見させていただきました。

 

こちらは鶏肉と野菜の炒め物。

 

具だくさんの汁物とサラダも添えて、豪華な昼食でした。

食器のあと片付けをしていて気が付いたことですが、おこわは冷めると食器に固くこびり付いて、洗うのが大変でした。温かいうちに洗いましょう。

 

日影では快適な季節になりました。

 

記録的な暑さが最近まで続き、雨も少ないので、今年のマツタケ発生は難しいでしょうか。

(北村 記)

 

 


まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1726

2024-10-06 21:37:25 | 日記

10月5日(土) 第904回 活動報告

本日の参加者は計21名です。
気温も下がり好天に恵まれ 山の活動日和です。

ヤマガラ班
本日の作業はA地区の枝打ちと下草刈。
分業、連携作業。慣れたものです!


やまのは班
中腹部のひこばえの刈り取り。急斜面に沿って黙々と作業が進められています。


やまびこ班
下草刈り取り
谷を挟んでそれぞれで作業中。刈ってもすぐ下草が生えてくるとのこと。


しげみの里班
Uさんチェンソーデビュー メンバーが見守る中早速枯松を伐採。
その後マンツーマンで伐採時のポイントを見本を示しながら復習を行う。

玉城山班
班の現場に着いた頃は作業(枝打ち作業}が終わるところ。


BCにて
先週のお掃除の続きで階段下の自転車置き場周辺の整備。柵の設置(仮設置)


昼過ぎのBCでの団欒


※ 見学者が2名来られた。
記録 西川