まつたけ山復活させ隊運動ニュースPart.3

これは、まつたけ山を復活させるという夢に向かって、日々山作業、農作業に取り組んでいる者たちの記録である。

まつたけ山復活させ隊 News Letter 1734

2024-11-30 21:11:00 | 日記
11月30日(土) 第912回 活動報告

車の窓ガラスが凍った岩倉の朝、2.6度と冷えました。
が、快晴予報、虫も汗も怖くない絶好の山日和です。本日の参加者は15人、松カフェで珈琲を呼ばれる人、
畑をチェックする人、チェンソーの整備音もブンブン鳴って、皆さん準備に余念なし。


10時にBCを出発。
自転車を玉城山の分岐点で乗り捨てて、落ち葉を踏み締めてずんずん登っていくと
黄色く粧った繁美峠です。崩れ落ちた庵は撤収され、綺麗な青空が広がってました。


軽トラとチェンソーに出迎えられて、A地区の下草刈りと赤松の枝を払っている“ヤマガラ班”にお邪魔しました。
前回より大分さっぱりとして歩き易くなっています。


「下草刈りも、15年ものの赤松の間伐も仕事はいっぱいあるのに人手が足りない…。」
どこも人材不足のようです。森の中に潜むのは3人、見つけられますでしょうか…。


次に向かったのは誰も居ない“山のは班”、中腹まで上がり芒を刈りつつ初冬の山を独り占めしていると、
宇治からのメンバーが表れました。


ラジオ体操のリーダーさんには、相差の牡蠣と菜花の里情報を頂きました。
時間まで一人で山を堪能されたのは間違いなし。


直ぐ横の“山びこ班”のお二人は、予告通り空に近い一番天辺で作業中でした。
急斜面を登っていくと、山のは班からの眺めとはまた少し違う採石場ビュー。


植林した耐性松の更に上に生えてきた実生松の辺りまで精力的に整備中、
胸の高さ辺りで切られた雑木、それでも赤松の陽当たりは十分に確保できます。


いつも癒されてしまう”しげみの里班“の調和の取れた赤松林、木漏れ日が零れて静寂そのもの。
ここに来るとなんか落ち着いてしまうのは、メンバーのお人柄のせいかしら…などと静かに丁寧に、
下草刈り作業中の皆様を遠くに見ながら思うのでした。


最後に急いで登って向かったのは“玉城山班”です。
立派な赤松林に「こんにちは〜。」と呼びかけるも返事はなし。


枯れ松調査をされていたようですが、残念ながら遭遇ならず。
”林道下で本日確認した枯れ松4本は、来年春前に伐採したい。“と、班長さん。


植林したトチの木から伸びた大きな葉も黄葉中です。
本格的な冬の到来まで、まだもう少し山作業が楽しめますように。


冬に向かうと言うのに、瑞々しくてかてかした新緑が伸びてました。
満ち足りた気分で山を降りたのでした。


BCのゲートです。外れて板が揺ら揺らしてたのが、補修されていました。
見えない誰かさんのメンテ力に感謝です。

(ナカマ記)


まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1733

2024-11-22 20:29:56 | 日記

 11月22日(金)第911回 活動報告

 朝は肌寒かったけれど 日中は晴れて風もなく体を動かしている分には暖かくて、山作業にはちょうど良い日でした。本日の参加者は23名でした。

<澤田山 繁見の里班>
下草刈りと落枝落葉の掃除。

<澤田山 ヤマガラ班>
こちらも下草刈りと落葉落枝の掃除。

<澤田山 やまのは班>
若松の剪定。

<玉城山班>
マツタケ発生調査。

<香川山 やまびこ班>
取材できてません。すみません。ただ新規発生が1本あったそうです。

<香川山 なでしこ班>
金曜日は”大人食堂”の日ということで おいしい給食を作っていただきました。

今日のメニューはナポリタンならぬ”ジャポリタン(ニポリタン)?”
スパゲティの代わりにうどん。 味付けはキムチにケチャップ?(筆者の推測)と国際色豊か。「エッ!?」て感じですが、トッピングの半熟玉子の黄身と相まって意外や意外、なかなか絶妙な味のハーモニーで美味しかったです。

上海から取材にお越しのLさん。
人間と自然の共生をテーマとした映像作品を制作中とのこと。

倉庫の壁に掛けられた肖像画? さあどなたでしょう?
鏡に絶妙の角度で映りこんでいました。

ご質問、ご感想、ご連絡、ご意見等ございましたら右下隅の「コメント」文字をクリックいただくとコメント記入用フローティングウィンドウが開きますのでそちらにご記入願います。

(宮崎 記)


まつたけ山復活させ隊 NEWS LETTER 1732

2024-11-18 17:24:45 | 日記

11月16日(土)第910回 活動報告

本日の参加者は17名です。内2名は、はるばるカナダからの訪問です。
Sさんが、Lさんという方(中国人アーティスト)を伴ってまつたけ山に来られました。
毎年秋に日本に来られているようです。
我々の活動を「研究テーマ」や「作品の制作」の参考にされると思います。


しげみの里班
枯松の伐採作業です。伐採後その木を所定の長さに伐り、軽トラで持ち帰る流れように峠のところまで運びます。

 

玉城山班
メンバー2名で峠にある小屋の解体作業です。約15年前に建てた小屋でミツバチの巣もあったとか。

やまのは班
2名が各々のエリアで剪定、下草刈り作業です。

やまがらの里班
3名が別れての作業です。草刈り機での作業、チェンソーを使っての比較的小さい木の伐採作業、伐採された木々をエリア内の場所に積み上げて自然乾燥させる作業です。

 

BC上の香川山のまつたけの状況
ネットの外に新たに1本顔を出しました。計15本?
今回は置きまつたけ分を除き、新鮮な内にそのまま昼ご飯の一品「アルミホイール焼き」にして美味しくいただきました。

 


運営委員会開催
議案について意見交換が行われていました。
・芋煮会の件(開催日、進行など)
・ブログ上での個人情報の載せ方


秋野菜の菜っ葉系や大根、ネギ、玉ねぎが植わっています。奥のお茶は丁度花が咲いていました。

カナダからのお客さん
今回は、枯松の伐採作業に加え、マツタケ株の収穫風景、実際に食べる、いろいろ実際に見られ良かったかもしれません。

まつたけ以外のキノコも顔を出しています。

記)西川


まつたけ山復活させ隊 News Letter 1731

2024-11-14 10:02:12 | 日記

11月8日(金)第909回 活動報告

本日はまかないの日、さて、今日の昼ご飯は何かな? 本日の参加者は19名です。

香川山ではもうすでに、朝から一仕事されています。いつもご苦労様です。

朝の風景

な、な、なんと2年ぶりにまつたけが、、、。 大小合わせて14本。実際に生えているのを見るのは初めて。感動ものです。藁を敷いていたのがよかったのかな~。

本日のやまびこ班の作業は下草の除去です。

繫みの里班はチェーンソー初心者の教育もかねて松枯れのまつを伐採しました。2本切りました。けがもなく無事終了。

ヤマガラ班は伐採した草、木のあとしまつです。

待ちに待った、昼ご飯タイム。本日はアマダイのやいたん、だし巻きとまったけのお吸い物(シイタケではありません)、まったけご飯。豪華。

おいしくいただきました。いつも、おいしい昼ご飯をありがとうございます。

(ウチモト記)


まつたけ山復活させ隊 News Letter 1730

2024-11-02 21:40:57 | 日記

11月2日(土) 908回活動報告

昨夜から朝方にかけてかなりの雨音が聞こえていた。早朝ニュースでは山陽新幹線が止っているとのこと。これでは山の活動はお休みね・・だけど誰か面白い人がいたらブログ報告の種にするべえと10時前にBCへ。

お~居るいる。こういうヒトの熱意が山の”M”さんにとどくのやと集まったのは写真+撮影の6名。収入役氏も真面目にお役を執行されました。写真中の棟梁の電話は、里のM氏が ”雨だけどどんな具合かな、集まっているか” と悠然と尋ねてこられたところとのこと。感心感心。でもこれは7人目にはかぞえないでおきましょう。

いつも見える比叡山も谷筋から湧き上がる雲に隠れていました。

暫し歓談。それで雨が一時止んだので、香川山の敷き藁だけは剝がしておきましょうと各自が手袋などを用意したところで又また大粒の雨がパラパラと。今日はこれにて無事終了としました。

追記1 8月30日(金)第899回活動日にセブンーイレブン記念財団の”緑の風”誌の取材の様子を記載していますが、同誌No29,2024. 菌と里山特集号 が発行されています。(欲しい方は内本さんまで(20冊もらっています))

追記2 佐塚さん(トロント大学)が放送大学のゲストレクチャーでまつたけ山復活させ隊の紹介をされています(フィールドワークと民族誌、第5回)。民俗学の講義ですが、活動の見方にも新鮮な切り口が与えられたように思います。NHKからDVDも受け取りましたが著作権の保護でしょう複写が出来ません。まずBSでの聴取をお勧めします。

11月4日(月) 14:15~ BS232チャンネル

         22:30~ BS231チャンネル

で、昼と夜でチャンネルが違うとのことです。また

追記3 来年春にはまつたけ山復活させ隊は20周年のお祝いをします。20周年記念文集(冊子)も計画します。年末にはもうすこし予定をまとめますので皆様心つもりをお願いします。(10周年には”ゆかいな仲間たち”に用意した原稿を杉山さんが回収して冊子にしましたね)

おまけ 昨日BC入口で。保育園の園児外出ー資材置き場への斜面をよじ登ってゆく―様子。

もうこういうのを見ると嬉しくて涙がでそうです。また歳をとったのか。

では次回来週8日(金)までさようなら!(内田記)