イワンのバカ

日々の出来事や超古代ネタ・大災害発生時の生き残りネタをつづってます。

火を起こす手段

2017年12月12日 | 大災害を楽しく乗り切る

どうやって火を起こすか?

大災害によって全てのライフラインが寸断されてしまった場合、
皆さんはどうやって火を起こしますか?

極端な話、ノアの大洪水クラスが起こり、
数週間どころか、
数年単位でのサバイバル生活を
余儀なくされてしまったらどうしますか?


ライター類も全て使い切ってしまい、
火を起こす手段がなくなてしまったら…
今の文明が消滅してしまうクラスの災害になったとしたら!!!

そこで!!



①昔の人の火起こしを調べてみました。


 昔の人々は様々な方法で火を起こしていました。


 ・まいぎり式
 ・ゆみぎり式
 ・ひもぎり式


これらは摩擦熱で火を起こす方法ですね。
皆さんも小学校で習われたと思います。
今でもマサイ族はこの方法で火を起こしています。



しかし、現代の日本人はたぶん体力的に無理だと思います。
雨の日にもつけれるとは思いません。

  つまり、おすすめできません!!




次に思い浮かぶのは「火打石」ですね。


皆さんも名前は聞いたことがあると思いますが、
実際にやったことがある人は、ほとんどいないと思います。

ちなみに、私はマイ火打石を持っています。
始めて火がついたときは感動ものです。
火のありがたみが身にしみる一瞬ですね。




コチラは吉井本家の「火打ち金」(火打ち鎌)



コチラは手作りの「火打ち金」


金の部分はホームセンターで手に入る「金のこ刃」や「ヤスリ」などが代用できます。
写真の物は金のこ刃をポキッと折って、適当な長さにして木にはめ込んでいます。

 

火打石の打ち方



こちらのホームページでは「付け木」に火をつける説明になっていますが、「付け木」がなくなれば、自分で作らなければなりません。災害時、都合よく「付け木」になるような木が身近にあるとは思えません。

私の場合、常に災害は長期化する事を想定しています。
いくら便利な方法でも、
継続して1年くらいのスパンで使いづづけられる方法が必要です。

そこで、「付け木」の代わりになる物を探しました。その結果、どこでも手に入り、安く、大量購入できるものを見つけました。それが麻の繊維です。 

100円ショップで「麻ひも」を買いましょう。適当な長さに麻ひもを切り、ほどいてやると、「付け木」の代わりになります。着火性も抜群です。私の家には麻ひもがどっさり備蓄されております(笑)。

しかし、これで安心することはできません。火打ち金から出る火花を受け止める火口(ほくち)も、付け木と同じように使えばなくなる物です。
火口は麻などの植物繊維を炭にしたものです。

つまり、火口(ホクチ)を作るには、火が必要なんですね。
分かりにくいですが、下記写真の中の黒っぽいものが火口(ホクチ)です。
湿らないように乾燥剤を入れて密封パックに入れてます。



ホクチに関しては、ライフラインの整っている間に、作り置きをしておくことが必要のようです。

ということで、

  火打石も万全の備えとは言えない






③もっと手軽に火を起こせないか?



ありました!!


現代の火打石ともいえるマグネシウムです。


マグネシウムは粉末の粉状にすると非常に燃えやすい性質があります。
また、火打石のように金属で摩擦してやると、簡単に火花が飛びます。
つまり、火打石にもなり火口(ホクチ)にもなるスグレモノです。
これなら、雨などで濡れていてもまったく問題ありません。





とりあえず備蓄用において置くだけなので、
安い物がいいという方には…コチラ!!



マグネシウムのファイヤースターターを備蓄しておけば、
かなりの長期間、火起こしの問題からは解消されます。
その間に、生き残った私たちで新しい文明を作りましょう(笑)!!!

火があれば…、
・水の殺菌もできます。
・料理ができます。
・暖も取れます。
・猛獣除けにもなります。

大災害を楽しく乗り切ろう!!

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 災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
 死ぬ時節には死ぬがよく候
 是はこれ災難をのがるる妙法にて候

              良寛和尚
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