私が読んだ本では『つまり、宇宙のほとんどすべてについて、私たちはよくわかっていないのです。このことがはっきりしてきたのが二〇〇三年以降のことです』(ブルーバックス、村山斉『宇宙は本当にひとつなのか』より引用)だそうです。
この本の中には『暗黒物質』の言葉のみしか出てこず、他の宇宙関係の本には、それの訳の元らしい“ダークマター”、(それを更に分類したのか私もちゃんと理解が先に進めてなくてすみませんが)“ダークエネルギー”の言葉が出て来ます。
宇宙関係の本に、これらの“ダークマター”、“ダークエネルギー”といった言葉が出てくると、私はちょっと宇宙へのロマンが薄れます。
まだ、わからないことだらけなんでしょうですが、以前より解明されつつあることに対してではなく、この言葉の響きがどうも安っぽく思えてならないんです、命名者には申し訳ないのですが…(汗)。勧善懲悪のヒーローアニメ物みたいな…。
和訳の意味を読み取って、なんだか意味がわかり安すぎると言うか、でもその意味自体、『わからない』と言っているような…。
全くの私個人的な希望になりますが、哲学用語的な意味な、ギリシャ語にしてほしかったりします。そう希望する割りにそれ自体も何もわかっていない自分も確実にいますが…(汗)。
ちょっと名前をつけるには直過ぎで、先走りすぎという気がしています。ワンクッション置けないものか…と、ど素人考えで申し訳ないですが(汗)。
例えば"良子"さんと名づけられた女性が、必ずしも良い人じゃないかもしれません。(誤解のないように書きますが、人生の辛酸をなめた“良子さん”という方が、『私は良い人なんて思われたくない、なりたくない」といった場合なんかです。)
そんな感じで、“ダークマター”も“ダークエネルギー”も名づけられた時点でのものであっても、のちのち実態がわかってきたら改名できればいいのですが…。
“超新星”なんて言葉も、ずっと『星が生まれる状態』と思われていたのに、実際は真逆の状態だったこともありますし。
“ダークマター”や“ダークエネルギー”の名前が今は仮名(かめい)であって、この先、改名されることを、
ここが『夜中のくだらない考え事』の欄と言うことを忘れないために、星に願っておきますね(汗)