日新除魔 2012-07-12 13:17:14 | 日記 2月に小布施にある北斎の美術館へ行って以来、北斎の絵に魅了されてしまった。北斎は死ぬまで自分は未熟だと言い、天があと5年の間命が保つ事を許されるなら、必ずやまさに本物の画工になりえたであろうと言いどもり、息絶えたと言われいる。この「日新除魔」は、日々新たに魔を除けるという意。晩年日課として獅子の絵を描いた物で200枚以上遺存している。 5月、一枚一枚違うこの獅子達にまた会いに行った。季節が変わり、獅子達は違う展示物に変わってしまった。「富士越龍図」も無かった。今度はいつ会えるのだろう。