かしわ市議会だより
いじめに関する調査では件数が急増しているが定義が変わったのか
★生徒指導上の問題行動調査における文科省のいじめの定義に基づき調査を実施してきた。しかし。いじめの兆候をいち早く把握し。深刻化する前に対応する必要性から11月14日付で市独自の調査を実施した。
市独自の基準で行った調査に教師のいじめを加えた理由は。また。子どもオンブズパーソン制度の導入は。
★教師自身が日ごろの言動を振り返り。児童。生徒の立場に立った指導に努めるためである。今後教職員の指導に生かすべく結果を各学校に知らせた。オンブズパーソン制度は有効な取り組みだが。現在の制度の充実を図り。きめ細かな対応や選択肢の拡大を図ることで対応していきたい。
少人数学級の実現で教師の多忙化が解消でき。一人一人に目が届くようになり。いじめがなくなるのでは。
★大きないじめ問題が起こった学校は比較的小規模校であるが。市内のいじめの状況は学校規模に関係していない。大事なことは。小さなサインや変化を見逃さず正面から取り組むことと考えている。
いじめによる市内の不登校児童。生徒数と解消数は。
★平成17年度では小学校で1人。中学校で9人が不登校になったが。学校ぐるみの支援体制で対応し。現在は全員が元気に登校している。