JA3ART blog

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8J3XVIII/3、「杉の峠」から運用

2013-06-11 22:48:09 | 移動運用
 6月8日から6月19日までの12日間、「第18回関西アマチュア無線フェスティバル」の特別記念局である8J3XVIIIをJARL京都府支部で運用することとなった。
 ちょうど、8月9日(日)午前6時から午後6時まで「第3回KANHAMコンテスト」が開催されるのに合わせてJARL京都クラブでも前日の6月8日から9日にかけて、下見をしておいた京都市左京区北部に位置する「杉ノ峠」から運用した。
 6月8日、午後0時に無線車を保管してあるJA3OINさんの農機具倉庫に集合し、機材、食糧、水など必要なものを積み込む予定になっているが私は杉ノ峠に直行する。 午後3時に現着するが、無線車のほうも程なくして現着。 この時点での参加者はJA3UWB、JA4EGE/3、とJA3ARTである。 JM3DUR、島村さんは高槻市でのJAMSAT Meeting参加のため夕方からの参加予定である。
 まずは、基地局になる無線車の位置を決める事になる。 この無線車に設備されている10m油圧マストをFULL UPするためには車を水平に駐車することが必要なのである。 この無線車に装備されている油圧で伸びる10mのマストを使って2EL HB9CV(14/21/28用)、3.5/7メガ用ワイヤーDP、144/430/1200用GPを挙げる。 JA3ARTのタイヤベース+アルミポールには50メガ用2EL HB9CVと1.9メガ用フルサイズ・ワイヤーDPを取り付ける。

【参加したメンバー(前列左からJI6DUE/3,JE3QBG,JM3DUR 後列左からJA3ART,JA3UWB,JA4EGE/3 他に積み込み時にはJI3NST君が応援】


【無線車の10m油圧マストに2EL HB9CVを取り付けるJI6DUE/3】

 最初に架設の終わった14/21/28用2EL HB9CVのSWRをチェックする。 すべて周波数帯で問題なし。 次に3.5/7メガ用ワイヤーDPをチェックしところ、6.7メガ付近でSWRが最低となっている。 カット&トライで7.02付近で1.3となりOKとする。 3.5メガと50メガは問題なし。

【10mマストに挙げた14/21/28用2EL HB9CV と 144/430/1200用GP】
8J3XVIII/3の運用は記念局実行委員会から貸与されて無線機との関係で第1シャックの無線車でHFのALL BAND、第2シャックのJA4EGE/3の軽乗用車では144/430メガでの運用を担当することとし、第3シャックのJA3ARTテント・シャックと第4シャックのJM3DUR・軽ワンボックス車では8J3XVIII以外の局を運用することとした。。
                        
【第1シャックで運用するJA3UWB】  【第3シャックのJA3ARTのテント】  【第4シャックでは衛星通信を楽しんだ】

衛星用アンテナはローテーターが付いてないので、人間ローテーターで衛星を追っかけた。

【CALSAT32の画面を見ながらアンテナを衛星に向けるJA3ART】

                          
【手前がJA3ARTのテント・シャックとピックアップトラック】    【運用場所の全景(薄暮)】

 この2日間は強烈なEsが発生し、144や50メガではJA8をはじめ、HL/BV/BYなどとQSOできた。 今回の”杉ノ峠”からの8J3XVIII/3のみの総QSO数は現在JI6DUEさんが集計中であるが、おそらく600QSOくらいではないかと予想している。

 京都クラブの移動運用では必ず「焼肉パーティ」が恒例となっている。 もちろん今回も例外ではない。
      
【京都クラブ恒例の「焼肉パーティ」】

なお電源であるが、無線車には5KVAの消音型発電機(富士重工製)が装備されていて、無線機への電源供給は勿論、ホットプレート、湯沸し器、照明など、容量を気にすることなく使用できる。

 7月13日~14日の「カンハム会場」に京都クラブのブースを兼ねてこの無線車を展示しているので、どうぞお越しください。

 
  

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