BCGワクチンが新型コロナウィルスに効果がある?
新型コロナに感染はするが、死亡率が低い・・・、そうだろうな、うつるけど重篤に
なる確率が低ければ、それはそれで結構な事だ。
https://www.bookservice.jp/2020/03/30/post-42440/
別のブログにも書いたのですが、整理します。ネットの情報から個人的見解を書いています。
先日、BCGの予防接種に有効性があるか、オーストラリアが臨床試験を開始すると発表しました。これは、日本、イラク、旧東ドイツなど、他の国に比べて重篤者が少ないことに目を付けての臨床のようです。BCG(結核)予防接種と言っても国によって効果が違うらしく、大きく分けると前期分与株、後期分与株に分類されているそうです。またスタンプ式と注射式の違いもあります。
実は勘違いしていました。自分はBCGを受けていると思っていたのですが、受けていませんでした。小学生1.2年頃にツベルクリン反応で10mm以上の陽性反応が出たためです。プール入る時緑色の防止を被った記憶があります。
医療サイトでは、ワクチンの効果は15年ぐらいということです。最近は大学生がツベルクリンで検査をして、ワクチンをを打つこともあるそうです。そういえば結核が流行った事がありましたね。日本では毎年約18,000人が新たに結核を発症し、毎年約1,900人が結核で亡くなっているそうです(2017年)。
BCGは、大きくは以下の二つに分類される。
前期分与株
Tokyo172-1株(日本株)
ロシア株BCG-I株(ロシア株)
後期分与株
デンマーク株 Danish 1331株(デンマーク株)
パスツール株
〇以下、ネットで接種株を調べましたが正しいか分からないので参考までに//
ドイツは分裂時代、東と西でロシア株とデンマーク株で違っていました。日本は1951年に強制接種となり、原則全国民接種しているはずです。※日本人の接種率は100%なのかと思っていたが、親の方針や外国への転出などで、受けていない人も一定数いるようです。
・前期分与株(ハンコタイプ)
日本(日本株)
イラク(日本株)
タイ(日本株)
台湾(日本株)
ロシア(ロシア株)
旧東ドイツ(ロシア株)
・後期分与株(注射タイプ?)
中国(デンマーク株)※香港亜種?
※中国が日本型だとネットで言っている方もいます。
イラン(パスツール株)
旧西ドイツ(デンマーク株)
※EU・アメリカは多くの国で強制ではありません。国によってツベルクリン反応による接種。
・両方
韓国(どちらかを選択できる)
WHOはデンマーク型を推奨している。
上念司氏情報
turkey、直訳すると七面鳥、トルコです。
感染者1万人を超えてしまいました。13000人対して214人の死者も他の国に比べて少ないです。
トルコは1980年まで40%前後のBCG接種率だったのが、日本の援助によって1989年には90~100%になっています。
世代で統計取れれば、BCGの効果が分かるかも知れませんね
ちょっと気になる記事2003年の物。
【日本呼吸器学会速報】 寝たきり高齢者へのBCGワクチンで肺炎発症の予防に効果

寝たきり高齢者へのBCGワクチンで肺炎発症の予防に効果:MedWave Back Number
【日本呼吸器学会速報】 寝たきり高齢者へのBCGワクチンで肺炎発症の予防に効果
https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/2372...
BCGの接種状況です。※イランと中国が分からないに分類されているので、少し前の資料かも知れません。
BCGワクチン臨床試験へ=新型コロナに効果か—豪研究所

BCGワクチン臨床試験へ=新型コロナに効果か—豪研究所(2020年3月27日)|BIGLOBE
【シドニー時事】オーストラリア南部メルボルンにある小児医療研究所「マードック・チルドレンズ・リサ ...
https://news.biglobe.ne.jp/international/0327/jj_200327_7467...
これがもし実証されれば、日本人に対しては非常に大きなアドバンテージになると思います。実は日本では幼児のBCGの接種率が非常に高く、ほぼ100%が1歳までに受けています。反対に欧米では低く、又はツベルクリン検査に反応があった場合のみに接種が多いです。
実証されれば非常に頼もしいのですが…
【注意】仮に効果があったとしても、コロナウイルスに感染しないわけではありません。重症化が防げる可能性があるだけです。インフルエンザもですが、ワクチンが効果を示さない場合もあり、高齢者は戦後のバタバタで受けていない方もいると想定しますので、決して過信せず、感染しないことが一番です。
(1)BCG
結核の感染状況:
世界の結核患者届出数(WHO)をみる限り、結核患者数は十年前に比べ減少するどころか、むしろ増加傾向にあります。開発途上国の結核患者は届出されたものだけでも約1,200人にひとりの患者が毎年発生しており、先進工業国の5倍近い発生率です。地域的には、中国、インドなどを中心としたアジア地域に多くの患者が発生しています。
先進国の接種状況:
先進国では実施していない国が多く、アメリカ合衆国、カナダ、北欧、西ヨーロッパ(フランスを除く)、オーストラリア、ヨルダンなどではBCGを実施していません。BCGを行う前にツベルクリン反応を行っている国はフランス、ポーランド、ブルガリアなどです。また、アメリカ合衆国では小学校入学時のツ反が陽性の者は、全員胸部レントゲンを受けさせられます。
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