ジャッキーのつれづれ日記

キサラギ

見たかったのよねー。「キサラギ」


1人の売れないアイドルが自殺して1年。
ファンサイトで出会ったファンたちが追悼式をするっていう話。
なんか不思議な感じがとってもあって、
ぐだぐだと楽しそうな気がしたから。

おもしろかった!!

どんどん意外な方向へ進んでいく。
みんなネットの書き込みで知り合っただけだから、
その人が誰で何をしてるかなんて、誰も知らなくて、
だから意外なことがどんどん出てくる。
「実は僕は・・・」みたいな感じで。
人と出会うことが安易なネット環境を利用したっていうか、
そりゃ初対面でもおかしくないよね、という認識がある。

展開が速い。
ほんとにちょっと見逃したらわからなくなるくらい、
どんどん話が進んでいく。
塚地がいい位置にいるよね。
全然話に加われないから、彼がいったい誰なのか、
ほんとにぎりぎりでわかるっていう・・・。

ずっと自分を責め続けたユースケ・サンタマリアが救われる話。
みんながみんな、彼女の死に少しずつ絡んでいたということ。
偶然は必然。
すごいよねー、ほんと。

ていうか、どうやって撮影したのかな。
全然映像がきれないから、ぶっ続けで撮影したのかな?
と思うほどのテンポの良さ、早さ、自然さで
これ舞台とかでやってもおもしろいんだろうなと思った。

印象に残った言葉があった。
「真実は常に主観的である」
確かになー。
それぞれに真実があって、それぞれに捉え方、感じ方、
理解の仕方みたいのがあって、それはとても主観的だ。

それぞれに受け止め方があって、それぞれが彼女を想っていた。
信じられなかった彼女の死を、彼女を愛した人たちみんなと一緒に、
彼女は確かにそこに生きていて、死んだのだということを、
ゆっくり受け入れるための儀式のよう。
そんな映画だった。

ていうか、来週予告がおもしろかった。
「デイライト」ってスタローンが主演の映画なんだけど、
「生き残れ!」と書いて「サバイバれ!」と読んでた。
「サバイバれ!スタローン!!」ってwww
弟と爆笑。
新しい!おかしい!スタローン好きじゃない!
みたいな。

今日も平和でしたねー。
明日は金さんと小川さんとこに飲みに行くよー。
楽しみ!お金ない!!
がんばるしかないなー。
早く来い来い、給料日。
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