シギ・チ観察3日目のこの日は早朝鳥活のあと、
2部錬で午後からも休耕田に出かけました。
今回は、そのときに初見・初撮りだったキリアイ(錐合)のアップです。
キリアイ(錐合)幼鳥
ベテランさんたちが大砲で何かを狙っているところに向かうと、
キリアイがいるよと手招きして教えてくださいました。
ただし、私のお手軽機材と下手っぴな腕前では体長16cmほどのキリアイは
遠すぎてきれいに写ってくれなかったので、小さ目にトリミングです。
背中の白いV字と、くちばしの先だがちょこんと下に曲がっている姿が写せたので、
この画像だけは少し大き目に拡大トリミングしましたが、酷い画です。
また、さきほどのサイズでトリミング
だけど、あかまんまに混じって泥と枯れ草だらけの休耕田なので、まったく絵にならないですね。
ずっと悪天続きや連日の雲で、北アルプスの常念岳を見たのは久しぶり
あかまんま(=イヌタデ)の生えた休耕田をちょこまかと動くキリアイは、
安曇野ではなかなか会えない鳥(しかも今シーズンはすでに2羽目)だそうです。
近くの休耕田では、アオサギがいつものマヌケなポーズで突っ立っていました
上空をハヤブサが飛ぶと、キリアイは草陰に身を隠してしばらくそのまま動きません
午後の3時になるとみなさん順に引き上げはじめ、
とうとう残ったのは私ひとりになりました。
もし飛ばしてしまっても迷惑にならなくなったので、もう少し近くに移動してみました。
距離は2/3ほどに縮まりました、すると・・・
ここまで飛んできて、お腹いっぱいになったら眠くなるのもわかります。
ときどき目を空けてくれたけど、ずっとこのまま。
1時間経過してもまだそのままで、これでは他のポーズは撮らせて貰えそうになく、
諦めて私も退却することにしました。
引き上げる途中に、隣の休耕田にいたジシギ類を見つけました。
第一印象は、「やけに赤い鳥がいる!」というくらいに茶色が濃かったので、
おそらくタシギ(田鴫)だろうと思われますが、
ベテランさんでも難しいというジシギ類の識別を、初心者ができるわけがありませんから「!?」で・・・。
ここまで3日間のシギ・チ類観察で、初見・初撮りの鳥がこれで5種類となりました。
明日はどんな鳥が来てくれるだろうかと、以前はあまり興味がなかったシギ・チ見が、
少しづつ楽しみになってきました。
撮影:2021年8月23日、長野県安曇野市
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