![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/1d/b583ece6a28aecf7ff8dfd852238201c.jpg)
1,same/John Surman (Deram) 1CD 1,200円
2008年にユニバーサル・ミュージックが「ブリティッシュ・ジャズの逆襲」と題した紙ジャケCDシリーズの一枚で出た「問題児」ジャン・サーマン68年の初リーダー作。
ジョン・サーマンは例のThe Trioを聴いて以来気になるサックス奏者の1人でしたがこの「金太郎ジャケ」が印象に残る本盤は長らく入手出来ず、今回初めて聴きました。
帯にあるセールスコピー「サーマンの意外な楽しいカリプソ演奏が聴けるアルバムなんてこれしかない」というのはその通りで、言葉を変えればその後アグレッシヴなフィリー・フォームなサックスは聴けない、となるわけです。後半にはサーマンの「その後」に通ずるところも出てきますが、サーマンのブリブリ・サックスを期待した私は少々コケました。60年代後半のブリティッシュ・ジャズとしては決して悪くはないのですが。
![Surman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/25/b63f5f82db22a2e2e3fd0792549792bc.jpg)
John Surman - Obeah Wedding
John Surman -- Flashpoint: NDR Jazz Workshop -- April '69 : Authorized trailer -- Cuneiform Records
2,The Dawn Sessions/The Trio featuring John Surman (Sequel) 2CD 1,200円
で こちらはジョン・サーマン、バール・フィリプス、スチュ・マーチンのThe Trio。云わずと知れた70年の2枚組LP「The Trio」と71年のトリオにビッグバンドを加えた「Conflagration」というDawnでの最初の2作を収めた2枚組CD。
その後にECMで残したような静謐な演奏とは対極と云えるThe Trioのアグレッシヴな疾風怒涛の演奏はいつ聴いても胸のすく思い。
因みにジョン・サーマンのアルバムはかつてこちらで一枚取上げています。
「The Trio」
John Surman (bs,ss,b-cl)
Barre Phillips (b)
Stu Martin (ds)
「Conflagration」
John Surman (bs,ss,b-cl)
Barre Phillips (b)
Stu Martin (ds)
Harold Beckett (tp,flh)
Kenny Wheeler (tp,flh)
Marc Charig (cor)
Nick Evans (tb)
Malcolm Griffiths (tb)
Stan Sulzmann (cl,fl)
Mike Osborne (as,cl)
Alan Skidmore (ts,ss,fl)
Chick Corea (p)
John Taylor (p)
Dave Holland (b)
John Marshall (ds)
![Surman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b9/8656c62a8f05b5d15548c97db8f1ba90.jpg)
![Surman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/97/482e6005456ddcc337162d0c137f76f1.jpg)
The Trio "Green Walnut"
The Trio "Conflagration"
2008年にユニバーサル・ミュージックが「ブリティッシュ・ジャズの逆襲」と題した紙ジャケCDシリーズの一枚で出た「問題児」ジャン・サーマン68年の初リーダー作。
ジョン・サーマンは例のThe Trioを聴いて以来気になるサックス奏者の1人でしたがこの「金太郎ジャケ」が印象に残る本盤は長らく入手出来ず、今回初めて聴きました。
帯にあるセールスコピー「サーマンの意外な楽しいカリプソ演奏が聴けるアルバムなんてこれしかない」というのはその通りで、言葉を変えればその後アグレッシヴなフィリー・フォームなサックスは聴けない、となるわけです。後半にはサーマンの「その後」に通ずるところも出てきますが、サーマンのブリブリ・サックスを期待した私は少々コケました。60年代後半のブリティッシュ・ジャズとしては決して悪くはないのですが。
![Surman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/25/b63f5f82db22a2e2e3fd0792549792bc.jpg)
John Surman - Obeah Wedding
John Surman -- Flashpoint: NDR Jazz Workshop -- April '69 : Authorized trailer -- Cuneiform Records
2,The Dawn Sessions/The Trio featuring John Surman (Sequel) 2CD 1,200円
で こちらはジョン・サーマン、バール・フィリプス、スチュ・マーチンのThe Trio。云わずと知れた70年の2枚組LP「The Trio」と71年のトリオにビッグバンドを加えた「Conflagration」というDawnでの最初の2作を収めた2枚組CD。
その後にECMで残したような静謐な演奏とは対極と云えるThe Trioのアグレッシヴな疾風怒涛の演奏はいつ聴いても胸のすく思い。
因みにジョン・サーマンのアルバムはかつてこちらで一枚取上げています。
「The Trio」
John Surman (bs,ss,b-cl)
Barre Phillips (b)
Stu Martin (ds)
「Conflagration」
John Surman (bs,ss,b-cl)
Barre Phillips (b)
Stu Martin (ds)
Harold Beckett (tp,flh)
Kenny Wheeler (tp,flh)
Marc Charig (cor)
Nick Evans (tb)
Malcolm Griffiths (tb)
Stan Sulzmann (cl,fl)
Mike Osborne (as,cl)
Alan Skidmore (ts,ss,fl)
Chick Corea (p)
John Taylor (p)
Dave Holland (b)
John Marshall (ds)
![Surman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b9/8656c62a8f05b5d15548c97db8f1ba90.jpg)
![Surman](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/97/482e6005456ddcc337162d0c137f76f1.jpg)
The Trio "Green Walnut"
The Trio "Conflagration"
今回のアルバムは実は米デラムから出ており、Anglo Saxというタイトルでした。