
1,Love,Peace & Poetry:Japanese Psychedelic Music/V.A. (Normal/Q.D.K. Media ) 1LP 1,180円
2000年頃にドイツのレーベルが「Love,Peace & Poetry」の共通タイトルでリリースした60'sサイケのコンピレーションシリーズの一枚。似たような女性を使ったジャケットでアメリカ編、イギリス編、ラテン・アメリカ編、アジア編、アフリカ篇、そのほかトルコ、チリ、ブラジル、メキシコ等々世界中の60'sサイケを俯瞰したシリーズでCDとレコードがリリースされていたと記憶します。リリースされたのが欧米以外の所謂辺境サイケの発掘が盛んになってきた時期で、比較的入手しやすかったこともあってチリとかトルコとかブラジルとかの盤にはお世話になったものでした。
で 今回入手盤はその日本編のレコードです。CDで随分以前から聴いていたものですが、今頃になってシールド盤LPと遭遇、抱えてしまった次第です。
1. Happenings Theme/ハプニングス・フォー
2. Live Juice Vending Machine/フード・ブレイン
3. Tomorrow's Child/エイプリル・フール
4. Run And Hide/スピード・グルー&シンキ
5. Hidariashi No Otoko/フラワーズ
6. Brane Baster/ブルース・クリエイション
7. Freedom Of A Mad Paper Lantern/陳信輝
8. Gloomy Flowers/ジャックス
9. Kimi Ha Darenanda (Melting Glas Box)/溶けだしたガラス箱(西岡たかし)
10. You All Should Think More/ジャスティン・ヒークリフ
11. Keep It Cool/スピード・グルー&シンキ
12. The Lost Mother Land (Part 1)/エイプリル・フール
13. A White Dove In Disguise/佐藤正彦&サウンド・ブレーカーズ
14. Kirkyogen/クニ河内&フレンズ
15. Asamade Matenai/モップス
16. Koishite Aishite/ビーヴァーズ
17. I Want You/ハプニングス・フォー
ジャケットにはすべての楽曲の元になった盤のリリース時期、CD/LPのレーベル名にレコード番号、アルバム・タイトルまで記載されています、とはいえこれが正規契約の元でのリリースかどうかは判りませんが。本盤がリリースされて時点でここの収められている楽曲はすべて正規CD化されていましたので、そこからの流用なのでしょう、アナログ盤起こしではなく音質はまったく問題ないものです。
スペシャルサンクスとして何人もの日本人の名がクレジットされていますが、選曲はレーベル側によるものでしょう、GSからフォーク、ニューロックと日本人的には結構とっ散らかった選曲にも思えますから。
流石に日本語曲はフォークっぽいジャックス、西岡たかし、GSもののモップス、ビーヴァーズ、ハプニングス・フォー、そしてジョー山中がボーカルをとるクニ河内グループの6曲のみ。こうして並べて聴いてみると陳信輝が関わっている4曲にジャックス、エイプリルフールのサイケ感は際立っていますね。

V/A - Love, Peace & Poetry - Japanese Psychedelic Music
2000年頃にドイツのレーベルが「Love,Peace & Poetry」の共通タイトルでリリースした60'sサイケのコンピレーションシリーズの一枚。似たような女性を使ったジャケットでアメリカ編、イギリス編、ラテン・アメリカ編、アジア編、アフリカ篇、そのほかトルコ、チリ、ブラジル、メキシコ等々世界中の60'sサイケを俯瞰したシリーズでCDとレコードがリリースされていたと記憶します。リリースされたのが欧米以外の所謂辺境サイケの発掘が盛んになってきた時期で、比較的入手しやすかったこともあってチリとかトルコとかブラジルとかの盤にはお世話になったものでした。
で 今回入手盤はその日本編のレコードです。CDで随分以前から聴いていたものですが、今頃になってシールド盤LPと遭遇、抱えてしまった次第です。
1. Happenings Theme/ハプニングス・フォー
2. Live Juice Vending Machine/フード・ブレイン
3. Tomorrow's Child/エイプリル・フール
4. Run And Hide/スピード・グルー&シンキ
5. Hidariashi No Otoko/フラワーズ
6. Brane Baster/ブルース・クリエイション
7. Freedom Of A Mad Paper Lantern/陳信輝
8. Gloomy Flowers/ジャックス
9. Kimi Ha Darenanda (Melting Glas Box)/溶けだしたガラス箱(西岡たかし)
10. You All Should Think More/ジャスティン・ヒークリフ
11. Keep It Cool/スピード・グルー&シンキ
12. The Lost Mother Land (Part 1)/エイプリル・フール
13. A White Dove In Disguise/佐藤正彦&サウンド・ブレーカーズ
14. Kirkyogen/クニ河内&フレンズ
15. Asamade Matenai/モップス
16. Koishite Aishite/ビーヴァーズ
17. I Want You/ハプニングス・フォー
ジャケットにはすべての楽曲の元になった盤のリリース時期、CD/LPのレーベル名にレコード番号、アルバム・タイトルまで記載されています、とはいえこれが正規契約の元でのリリースかどうかは判りませんが。本盤がリリースされて時点でここの収められている楽曲はすべて正規CD化されていましたので、そこからの流用なのでしょう、アナログ盤起こしではなく音質はまったく問題ないものです。
スペシャルサンクスとして何人もの日本人の名がクレジットされていますが、選曲はレーベル側によるものでしょう、GSからフォーク、ニューロックと日本人的には結構とっ散らかった選曲にも思えますから。
流石に日本語曲はフォークっぽいジャックス、西岡たかし、GSもののモップス、ビーヴァーズ、ハプニングス・フォー、そしてジョー山中がボーカルをとるクニ河内グループの6曲のみ。こうして並べて聴いてみると陳信輝が関わっている4曲にジャックス、エイプリルフールのサイケ感は際立っていますね。

V/A - Love, Peace & Poetry - Japanese Psychedelic Music
GSの後期 それがサイケな時代だったんですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XvfgLUmiJZo
なまめかしい割にはそんなにエロさの無いジャケのこのシリーズですが、買ったのはこれだけで、なかなか他の物まで手が出ませんでした。どっか安いのが出れば欲しい所だけど。
私は逆に日本人がいるからこの選曲になったのでは、と思ってました。外国人だったらもっと歌謡曲あたりまで行きそうな所を、なんとか通好みな選曲で収まった、と見ましたが・・・
溶けだしたガラス箱(西岡たかし)を除いてすべてリアルタイムで夢中になって聴いていた音楽なのですが、当時はサイケなんて微塵も思わなかった..........、世界中のあの頃の音楽を学習するにつれそう聴こえるようになったのかな? いい加減というか面白いものです(苦笑)
>しみへんさん
そうですね、言葉足らずでした。おっしゃるとおりで日本人による方向性(アルバム)のサジェスションは大いにあったと思います(選曲は向こうだと思います)。
本盤はこの少し前に出ていた英AceがBigbeatで出していた正規盤「GS I Love You」を意識したものではないかと思っています。当時は日本でもGSものは「カルトGS」のもとあらかた復刻されていたという経緯もあって、GSの次のを狙うという方向性。
本盤が出た以降海外ではここに入っている曲の元になったアルバムのリプロや非正規コンピが頻発した経緯もあったように記憶します。