Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Suhr Twins - Johnny Lunchbreak - Coffee

2017年01月13日 | 60's,70's Rock
最近買ったもろもろ色々、一風変わったLPを3枚。


1,Together with The Suhr Twins (Holly) 1LP 864円
如何にも自主制作盤のツクリのジャケット、収録曲の半数は60年代から70年代頭に掛けてのよく知らたヒット曲。これはちょっとしたガレージ系の掘り出し物かとニンマリしつつ購入。
が いざ聴けばあららっのアコギ主体の何の屈託もないフォークロック仕立て。2曲あるオリジナル曲もどこかで聴いたような極めて有りがちなもの。
アイオワのメルヴィンとエルヴィンのシュア兄弟がリーダーとなった5人組。
せっかくバンドやっているのだから記念にアルバムでも作っておこうか、こんなノリのアルバムでしょう。
因みにネット検索してもこのアルバム/バンドについての情報はセコハン屋さんの販売情報以外まったくヒットしませんでした。まぁ、やっぱりそういうアルバムなのですね。


suhrtwins








2,Acetate 1974,1975/Johnny Lunchbreak (Zero Street Records) 1LP 1,180円
コネチカットのジョニー・ランチブレーク、元は1974年と75年に作られた2枚のアセテート盤、これをLPにして2006年に300枚限定で復刻したのが本盤。
ジャケットにはメンバーの紙焼き写真がそのまま張り付けてあり手書きのナンバリング入りという手作り感一杯のもの。検索してみたら、びっくり、今はNumero Groupが紙ジャケCD化していました。
こちら

適度にポップな弛めの浮遊感漂うサウンドはチープながらも惹かれるサウンドで何度か聴くうちに結構クセに。

johnny

Johnny Lunchbreak - The Same Could Happen To You








3,Coffee One-Armed One-Man Band Live (Giardia) 1LP 864円
モノクロのコピーしたスリックが一枚張り付けてあるだけのジャケット。
ハウリングさせたギターに各種ラッパ、サックス、パーカション、エレクトロニクスが入り乱れるフリー・ミュージック。ワン・アームドワンマンバンドとタイトルにあってそれらしい人物がジャケットには映っていますがCoffeeを名乗る数人のグループに聴こえます。
Discosを見ると相当数の音盤を出しているようです。
こちら


coffee

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4 コメント

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Unknown (Gravenites)
2017-01-14 09:44:18
双子のバンドはアイオア州と言われて、それなりの中西部の農業中心の州の雰囲気がわかるような感じですが、今回の3枚は、まかり間違うと二万円~三万円になる予備軍ですね。ロックの地元制作盤でまず値がつかないのが、地元居酒屋でオールディズをレパートリーにするバンドでが、オリジナルをやっていたり、アシッド・フォーク(普通のフォークでなく)臭かったりすると、ある日突然プレミアがつくなんてこともあり得るでしょう。
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Re:Unknown (Jahking@管理人)
2017-01-14 10:02:35
そうなのですよね、普通のフォークでないくぐもりがあったり陰りがあったりする自主盤だともう簡単に万単位。ですが、今回取り上げた双子バンドは記事に書いた通りのあっけらかんとした仕上がりなので残念ながらそれは望めません。日本ではただただ珍しいというだけで数千円を付けるアコギなネット専門のお店はありそうですが(笑)
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,Together with The Suhr Twins (しみへん)
2017-01-14 20:51:47
youtubeにも出ていないとなると俄然、興味が湧いてきます。いかにも60’sぽい感じですが、その頃にここまでのジャケットは作れないでしょうから、それを狙ってという事であればもっと後?日本で言えばどのくらいのレベルになるのでしょうか?それにしてもそんなレコードが極東のレコード店に売っているとはそら恐ろしい事です。
ちなみに最近、以前から探していた「面白愉快で懐かし原盤~反復横飛び懸垂逆上がり」をネットでオーストラリアから買いました。レコード、CD業界はホント凄いです。
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Re:The Suhr Twins (Jahking@管理人)
2017-01-14 21:56:49
>しみへんさん
探し方が悪いのかyoutubeはおろかGoogleでもヒットするのはセコハン屋の販売情報のみ、結局本国でも顧みられないブツなのですね(聴いて納得です)。
CSN&Yの"Teach Your Children" CCRの"Have You Ever Seen The Rain "という1970年のヒット曲をカバーしているところからして1971か72年にリリースされたものではないでしょうか。買ったのは渋谷DUでしたが元はどこぞのレコ屋が現地買い付けしてきたものではないでしょうか。

そういえば、私も友人がアメリカのセコハン屋さんでリー・クレイトンのファースト・アルバムの日本盤を買ってきてお土産でもらったって経験があります。
レコード、CD業界、今や何処の住んでいようとも世界は一つですね。
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