1,Tommy Potter's Hard Funk (Lone Hill Jazz) 1CD 600円
トミー・ポッターといえばチャーリー・パーカー・クインテットのベーシストと即座に思い起こすナマズヒゲをたくわえた人。
そのトミー・ポッターが56年にスェーデンにて現地のミュージシャンと残した音源を集めたCD。元々はスウェーデンのメトロノーム・レーベルから3枚のEPで発売されたものでアメリカではAtlanticの傍系レーベルのEast-WestからLPで出ていたもの。このCDはそのEast-Westのジャケット・デザインを流用しています。
20年くらい前だったでしょうか、このEast-West盤がジャズ専門の某コレクター店の壁を飾っていたのが忘れられません。トミー・ポッターなんて渋い人のリーダー作であり、余りにかっこいいタイトルとそのジャケ写でしっかり頭に刻み込まれました。
そんな盤が拡大版となってCD化されていたとはツユ知らず、先日中古で出合い即買い込んできました。
「Hard Funk」のタイトルに偽りなしの硬派ハード・バップ、実は中身は大して期待していなかったのですが、嬉しい誤算、実にいいです。質実剛健なベースに乗っての現地のテナー・マンのブローにロルフ・エリクソンのペット、フレディ・レッドのピアノ、いずれも実に瑞々しく説得力溢れるソロが続きます。今更ハードバップなんて聴き飽きて何のスリルも感じない......ってな方(実は私だったりするのですが)にもオススメです。
Tommy Potter (b)
Rolf Ericson, Benny Bailey(tp)
Ake Persson (tb)
Hacke Bjorksten (ts)
Stig Gabrielsson (bs)
Freddie Redd (p)
Joe Harris (ds)
Tommy Potter with Charlie Parker
2,George Wallington Quintet at the Bohemia (Prestige) 1CD 700円
Progressiveなる12インチLPは2枚しかリリースしなかったN.Y.のミクロ・レーベルから出ていた本盤。70年代のはじめに復刻された時のことはハッキリ覚えています。最初は米Prestigeが復刻、但しジャケットはウォーリントンの写真を使った何の変哲もないものでした。その直後、さすがオリジナルにこだわる日本らしく日本ビクターがワシントン広場で撮られたこのオリジナル・ジャケットで復刻。当時はどこのジャズ喫茶でも掛かっていましたし、相当売れたのではないでしょうか。
と 云うような盤で、何度と無くLP、CDが再発されています。LP時代には新たに発見された別テイクを集めた盤が赤い色の同デザインのジャケットで出ていました。
Donald Byrd (tp)
Jackie McLean (as)
George Wallington (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)
9.Sep.1955. Live at the Cafe Bohemia N.Y.
なんといってもこのメンツ、それもまだまだ若手の無名時代。物凄いウォーキング・ベースを聞かせるポール・チェンバースはまだ20歳、溌剌そのものドナルド・バードは22歳。紙ジャケが余りに安かったので思わず購入して久し振りに聴きましたが、いや、やっぱりいいです。マクリーンのアルトが絶品!
3,Left Alone/Mal Waldron (Bethlehem) 1LP 300円
日本では特に大人気なのがこの59年録音の「レフト・アローン」。むせびなくジャッキー・マクリーンのアルトは確かに絶品。購入品は60年代後半に東芝から出ていた独自ジャケットもの。この後Bethlehemの権利が移りポリドールからオリジナル・ジャケットで出ていました。
Left Alone - Mal Waldron
トミー・ポッターといえばチャーリー・パーカー・クインテットのベーシストと即座に思い起こすナマズヒゲをたくわえた人。
そのトミー・ポッターが56年にスェーデンにて現地のミュージシャンと残した音源を集めたCD。元々はスウェーデンのメトロノーム・レーベルから3枚のEPで発売されたものでアメリカではAtlanticの傍系レーベルのEast-WestからLPで出ていたもの。このCDはそのEast-Westのジャケット・デザインを流用しています。
20年くらい前だったでしょうか、このEast-West盤がジャズ専門の某コレクター店の壁を飾っていたのが忘れられません。トミー・ポッターなんて渋い人のリーダー作であり、余りにかっこいいタイトルとそのジャケ写でしっかり頭に刻み込まれました。
そんな盤が拡大版となってCD化されていたとはツユ知らず、先日中古で出合い即買い込んできました。
「Hard Funk」のタイトルに偽りなしの硬派ハード・バップ、実は中身は大して期待していなかったのですが、嬉しい誤算、実にいいです。質実剛健なベースに乗っての現地のテナー・マンのブローにロルフ・エリクソンのペット、フレディ・レッドのピアノ、いずれも実に瑞々しく説得力溢れるソロが続きます。今更ハードバップなんて聴き飽きて何のスリルも感じない......ってな方(実は私だったりするのですが)にもオススメです。
Tommy Potter (b)
Rolf Ericson, Benny Bailey(tp)
Ake Persson (tb)
Hacke Bjorksten (ts)
Stig Gabrielsson (bs)
Freddie Redd (p)
Joe Harris (ds)
Tommy Potter with Charlie Parker
2,George Wallington Quintet at the Bohemia (Prestige) 1CD 700円
Progressiveなる12インチLPは2枚しかリリースしなかったN.Y.のミクロ・レーベルから出ていた本盤。70年代のはじめに復刻された時のことはハッキリ覚えています。最初は米Prestigeが復刻、但しジャケットはウォーリントンの写真を使った何の変哲もないものでした。その直後、さすがオリジナルにこだわる日本らしく日本ビクターがワシントン広場で撮られたこのオリジナル・ジャケットで復刻。当時はどこのジャズ喫茶でも掛かっていましたし、相当売れたのではないでしょうか。
と 云うような盤で、何度と無くLP、CDが再発されています。LP時代には新たに発見された別テイクを集めた盤が赤い色の同デザインのジャケットで出ていました。
Donald Byrd (tp)
Jackie McLean (as)
George Wallington (p)
Paul Chambers (b)
Art Taylor (ds)
9.Sep.1955. Live at the Cafe Bohemia N.Y.
なんといってもこのメンツ、それもまだまだ若手の無名時代。物凄いウォーキング・ベースを聞かせるポール・チェンバースはまだ20歳、溌剌そのものドナルド・バードは22歳。紙ジャケが余りに安かったので思わず購入して久し振りに聴きましたが、いや、やっぱりいいです。マクリーンのアルトが絶品!
3,Left Alone/Mal Waldron (Bethlehem) 1LP 300円
日本では特に大人気なのがこの59年録音の「レフト・アローン」。むせびなくジャッキー・マクリーンのアルトは確かに絶品。購入品は60年代後半に東芝から出ていた独自ジャケットもの。この後Bethlehemの権利が移りポリドールからオリジナル・ジャケットで出ていました。
Left Alone - Mal Waldron
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