Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Miles Davis

2011年03月05日 | Jazz
1,Quintet in Berlin/Miles Davis (Megadisc) 1CD-R 1,300円
リー・モーガンの「Lee-Way」をまんまパクッたジャケットが目を引くマイルスのメガディスク盤。
これはショーター、ハンコック、カーター、ウィリアムスという黄金の60年代クインテット最後のツアーを記録した一枚で1967年11月4日ベルリンでの録音。
11月7日がこのツアーの最終公演で帰国後1ヵ月後にはロック/ファンク/エレクトリックを取り込む最初のアルバム「Miles in the Sky」の録音に入ります。

最高の音質でクインテットの最後期にも拘わらず意外にも破綻のないまとまった43分にも渡るメドレー形式の演奏が楽しめる一枚でした。

元ネタのリー・モーガン盤
Lee-Way

Miles Davis - Round About Midnight (1967)







2,Perfect Ways:Anthorogy The Warner Bros.Years/Miles Davis (WB) 2CD 2,097円
昨年リリースされたWB在籍時のアンソロジー。Amazonを見てたら何か急に聴きたくなって思わずクリックしてしまったもの。ジョン・リー翁やシャーリー・ホーンのセッションへのゲスト参加作品とか、未発表ヴァージョンも5曲も入って購買意欲もそそられるようになっています。

75年に「アガルタ/パンゲア」で一旦引退、81年「The Man with the Horn」で」復帰するわけですが、時を同じくして(というとヤケにかっこいいですが 笑)ジャズに興味を失っていた私はマイルス復帰!のニュースもさほどの感銘はなくましてその復帰作から出てきたサウンドはまるでそこらのフュージュンと同じ(と、当時の私には思えた)で益々ジャズから遠ざかることに。

そこから30年が過ぎれば当方の受け取り方も随分と違うものになって本盤に納められている「復帰後の作品」もそれなりに楽しめるようにはなっております、さすがに。

Disc 1
1. Tutu
2. Splatch
3. Don't Lose Your Mind
4. Perfect Way
5. Rubber Band(Previously Unreleased)
6. Digg That(Previously Unreleased)
7. Catembe
8. Mr. Pastorius
9. Hannibal
10. Amandla
11. Murder (John Lee Hooker)
12. You Won't Forget Me(Shirly Horn)

Disc 2
1. Concert On The Runway
2. Trumpet Cleaning
3. The Doo-Bop Song
4. Mystery
5. The Pan Piper (Live Album Version)
6. Summertime (Live Album Version)
7. Solea (Live Album Version)
8. In A Silent Way (Live Album Version)
9. Time After Time (Live)
10. Portia Miles Davis(Previously Unreleased)
11. Carnival Time(Previously Unreleased)
12. Human Nature(Previously Unreleased)

Miles


Miles davis" time after time "







3,Miles Davis All Stars Complete 2nd Session on Blue Note (BN) 1CD 600円
10インチLPから流用されたフランシス・ウルフのこのジャケ写に先ずはやられます。というか安かったのでこの写真のために買っちゃった! というのが正直なところ。52年、53年、54年と3回のセッションをもつBNでの録音。本盤はその2回目53年4月20日のセクステットでのセッションをまとめたもの。LPではそのセッションをごちゃ混ぜに入れた「Miles Davis Vol.1 & 2」として御馴染みのものですね。

Miles Davis (tp)
J.J. Johnson (tb)
Jimmy Heath (ts)
Gil Coggins (p)
Percy Heath (b)
Art Blakey (d)
WOR Studios, NYC, April 20, 1953

このセッションとかPrestigeでの「Dig」を聴くといつも思うのはアート・ブレイキーの凄さ。全員を鼓舞し捲くるこのスイング感、この人のドラムスなくしてハード・バップは成り立たず、いや正論。

Miles

Miles Davis Sextet on Blue Note 1953

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