Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

ジンバブエ - インドネシア

2007年03月17日 | World Music
1,ショナ族のムビラ3 (Nonesuch) 1CD 714円
20年以上前、ワーナー・パイオニアが輸入盤に帯とライナーをつけて1,700円という価格でNonesuchの一連の民族音楽ものを大量に出していました。多分NMMの紹介記事とかで興味を覚えガムラン音楽あたりと一緒に買ったのが「ショナ族のムビラ第1集 ローデシア・ショナ族の伝統を訪ねて」。
これにはハマった、当時日夜を問わず廻しっぱなし。以後も無性に聴きたくなるときがあり数年に一度は時々ひっぱりだしては...という愛聴盤。

先日、とある中古屋でかの盤と同じジャケ・デザインのCDを発見! びっくり! 速攻で買ってきました、でチト検索をしてみると当時と同じワーナー・ミュージックから1,200円という廉価で出ているじゃないですか。と まぁ冷静になって考えてみれば日頃からワールド・ミュージックの棚をチェックしていりゃこんなに驚くほどのものでのなんでもなかったわけで我ながら苦笑してしまいましたが。

このショナ族のムビラはアナログ当時は第3集まであってCD化されているのも3枚。ただ、何故かアナログの第1集がCDでは3集となっていてそのあたりは良くわからず。また、同内容ながらジャケ違い盤もある模様。

で 中身なんですが、ムビラといわれる親指ピアノとひょうたん製のパーカッションに男女数人のコーラスが絡むなんとも幻想的で静謐で美しい、美しすぎる音楽。としか私には表現できないので心を洗われたい方は是非一聴を。

尚 このCD第3集は現地録音ではなく60年代後半シアトルでの録音、あとの2枚は現地録音だったはずでやや趣は違います。興味を持たれたら先ずはこの第3集から聴いてください。

これがムビラです。
Mubila2


2,ほほえみを私に/デティ・クルニア (Soup) 1LP 400円
80年代に入った頃からだったでしょうか、ワールド・ミュージック・ブームのおかげでインドネシア音楽クロンチョン、ダンドゥット、ジャイポンガン、ポップ・スンダ等々が一躍脚光を浴びた時期があって、当時乗せられた私もエルフィ・スカエシとかイト・マシトとか現地製のカセットを何本も買ったものです。

で そんなブームの仕掛け人(案内人というべきか)中村とうよう氏自ら立ち上げたレーベルがSoup。お世話になりました、私も。
そのSoupが出したポップ・スンダの歌姫デティ・クルニアの80年代初めに出したカセットから編集したもの。民族楽器と現代楽器の組み合わせが独特のビートに乗って何ともいいのがインドネシアン・ポップ。可憐な歌声と相俟って今聴いても魅力的。

Detexi


3,ドゥグン・インストルメンタル/ガプーラ (Soup) 1LP 100円
こちらは上記と同じスンダ地方のタテ笛のスリンを中心とした小編成ガムラン音楽。これをドゥグンというらしい。
一般的云われる大編成ガムラン音楽の重々しい格調の高さは殆どなくスリンが祭囃子の横笛にも尺八のようにも聴こえ聴き易いものでした。

Dugun

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