1,Sings and Sings and Sings The Frank Walker Songbook/Andrew "BB" Oldom (Wasp Records) 1LP 1,150円
その名の通りB.B.キングの影響を受けたシカゴのシンガー、"ビッグ・ヴォイス"・オーダムと名乗ることも。個人的にはアール・フッカーのArhoolie盤「2 Bugs and a Roach」とか同じくフッカーのBluesway盤「Don't Have to Worry」でその名を知りました(2枚とも70年代に東芝から日本盤が出ていましたね)。
で 本盤、そんなBBオーダムの1976年リリースのソロ作、シカゴのWasp Recordsなるマイナーレーベルからの一枚でどなたか存じませんがプロデュースにアレンジも手掛けるフランク・ウォーカーなるお方の曲を歌ったもの。エイシスのルイス・マイヤーズのギターにもう一本のギター、ピアノ、ベース、ドラムスに曲によってクレジットには無いテナー・サックスが入るというバック。これがなかなかにしっかりとしたシカゴ・バンド・サウンドのバックでオーダムもBBやボビー・ブランドまがいに気持ちよさそうに歌いまくっています。
Side A
A1 A Lover Like You
A2 I Got This Bad Feeling
A3 Being Real To You
A4 A Memo Blues
Side B
B1 Night Shift Lover
B2 This Is Goodbye
B3 I Don't Know Where I'm Going
B4 The World's In Trouble
Andrew 'BB' Odom - Sings And Sings And Sings (1974)
2,Alabama Blues/J.B.Lenoir (L+R Records) 1LP 550円
1965年にウィリー・ディクソンの制作でシカゴで録音され66年にヨーロッパのCBSでリリースされたのもの。入手盤は79年にドイツのL+R Recordsからの再発盤。
普段はエルモア系のスライドギターをかき鳴らす人ですが、ここではジャケ写にあるようにアコギによる弾き語り、半数の曲でフレッド・ビロウのドラムスのみが付きます。
”J.B.ルノアの死”という曲を書き歌っていたのがジョン・メイオール、J.B.を深く敬愛していたのは知られるところ、この"Alabama Blues"も弾き語りでしっかりカバーしています。
Side A
A1 Alabama Blues
A2 The Mojo Boogie
A3 God's Word
A4 The Whale Has Swallowed Me
A5 Move This Rope
A6 I Feel So Good
Side B
B1 Alabama March
B2 Talk To Your Daughter
B3 Mississippi Road
B4 Good Advice
B5 Vietnam
B6 I Want To Go
J.B. Lenoir - Alabama Blues
J.B. Lenoir - God's Word
J. B. Lenoir with Freddy Below - The whale has swallowed me
その名の通りB.B.キングの影響を受けたシカゴのシンガー、"ビッグ・ヴォイス"・オーダムと名乗ることも。個人的にはアール・フッカーのArhoolie盤「2 Bugs and a Roach」とか同じくフッカーのBluesway盤「Don't Have to Worry」でその名を知りました(2枚とも70年代に東芝から日本盤が出ていましたね)。
で 本盤、そんなBBオーダムの1976年リリースのソロ作、シカゴのWasp Recordsなるマイナーレーベルからの一枚でどなたか存じませんがプロデュースにアレンジも手掛けるフランク・ウォーカーなるお方の曲を歌ったもの。エイシスのルイス・マイヤーズのギターにもう一本のギター、ピアノ、ベース、ドラムスに曲によってクレジットには無いテナー・サックスが入るというバック。これがなかなかにしっかりとしたシカゴ・バンド・サウンドのバックでオーダムもBBやボビー・ブランドまがいに気持ちよさそうに歌いまくっています。
Side A
A1 A Lover Like You
A2 I Got This Bad Feeling
A3 Being Real To You
A4 A Memo Blues
Side B
B1 Night Shift Lover
B2 This Is Goodbye
B3 I Don't Know Where I'm Going
B4 The World's In Trouble
Andrew 'BB' Odom - Sings And Sings And Sings (1974)
2,Alabama Blues/J.B.Lenoir (L+R Records) 1LP 550円
1965年にウィリー・ディクソンの制作でシカゴで録音され66年にヨーロッパのCBSでリリースされたのもの。入手盤は79年にドイツのL+R Recordsからの再発盤。
普段はエルモア系のスライドギターをかき鳴らす人ですが、ここではジャケ写にあるようにアコギによる弾き語り、半数の曲でフレッド・ビロウのドラムスのみが付きます。
”J.B.ルノアの死”という曲を書き歌っていたのがジョン・メイオール、J.B.を深く敬愛していたのは知られるところ、この"Alabama Blues"も弾き語りでしっかりカバーしています。
Side A
A1 Alabama Blues
A2 The Mojo Boogie
A3 God's Word
A4 The Whale Has Swallowed Me
A5 Move This Rope
A6 I Feel So Good
Side B
B1 Alabama March
B2 Talk To Your Daughter
B3 Mississippi Road
B4 Good Advice
B5 Vietnam
B6 I Want To Go
J.B. Lenoir - Alabama Blues
J.B. Lenoir - God's Word
J. B. Lenoir with Freddy Below - The whale has swallowed me
とっくの昔に手放した本作をしばらくぶりに聴いてみれば意外と悪くないですね。
元々重苦しさのない飄々としたところがある人ですし、トピカルな題材も時代にあっていたのかも知れません。
が 今になって聴けばやっぱり偏見だったと思わせることも多々。t-izuさんの仰る通りこのJ.B.も実は資質にあったものだったような気がします。