American Rock&Blues LP's

えーと、またまた安物買いものを。5枚1,000円LPです。

1,Songs/Rick Cunha(GRC) 1LP 200円
懐かしいのを見つけました。その昔結構聴いたものです。当時結構出回りましたのでSS&Wファンの方なら一度は耳にされているのでは。
60年代にラリー・マーレイとあのハーツ＆フラワーズをやっていたリック・クーニャの74年盤。ナッシュビル録音でデヴィッド・ブリッグス、レジー・ヤング等々あの時代のポップな南部サウンドが満喫できます。2曲あるハリウッド録音も一転正にあのサウンド（これがまたいいのです）。

2,Lifesongs/Cashman & West(Dunhill) 1LP 200円
テリー・キャシュマンはあのスパンキー＆アワ・ギャングの67年のNo.1ソング"Sunday Will Never Be The Same" の作者だったと思います。また、ジム・クロウチのプロデュースでも知られています。というように古くから活動するシンガー＆ソングライターのデュオ、74年のたぶん3作目。Dunnhillでは7分を超えるシングル”アメリカン・シティ組曲”が代表曲でしょうか。確かにポップないい曲を書きますね。好みで云えばキレイすぎて正直チトもの足りない部分もあったりするのですが。


3,Texas Cookin'/Guy Clark(RCA) 1LP 200円
70年代半ばに出たこの人のファースト・アルバム"Old No.1"はテキサス・サウンドと共に大いに話題になりましたね。本盤はそれに次ぐセカンド・アルバム。プロデューサー（ニール・ウィルバーン）もバックのナッシュビルの一流ミュージシャンもほぼ同じでファーストの延長線上にあるものとなっています。目をひくのは豪華なバック・コーラス陣、ロドニー・クロウエル、エミールー・ハリス、ニコレット・ラーソン、ジェリー・ジェフ・ウォーカー、ホイト・アクストン、ウェイロン・ジェニングス、等々。カントリーの王道の人達とは一味違うフォーキーな歌声がこの人の魅力でしょうか。テキサス・フォークの吟遊詩人と言われていましたがいや正に。


4,Shake 'Em On Down/Furry Lewis(Fantasy) 2LP 200円
ロック・ファンにはあのドン・ニックスの"Alabama State Troopers"での客演が知られる（かな？）メンフィス・ベースのブルース・マン、61年にBluesvilleから出た2枚のLPのカップリングLPです。1920年代から活躍している人（59年に再発見）でブルース・マンといってもトラディショナル・ソング、ラグ・タイム等も取り上げており、ボトルネック・ギターをかき鳴らし語りをまじえて歌われる枯れた味わいは結構はまります。