Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Young Rascals & More American Rocks

2008年01月19日 | 60's,70's Rock
1,Groovin on The Tube/The Rascals (Tendolar) 1CD 840円
66年から69年までのエド・サリヴァン・ショーを初めとするTVショー音源を15曲、それに再編された88年のアトランティック・レコード創立40周年記念コンサートライヴを3曲に同年のクラヴ・リッツでのライヴ4曲収めたライヴ・コンピレーションCDです。
前半のTVショー・ライヴは音質難ありではありますが、例の突っ込み気味の演奏が小気味良し。一部疑似ライヴを含むように思えますが。
88年の再編ライヴは音質はぐっとよくなります。ホーンも入ってフェリックスのボーカルも熱のこもったものですがこれホントにオリジナル・メンバーでの再編? 音だけではまったくわかりません。フェリックスと他メンバーの確執は相当あったという話ですし。

The Rascals 1966



2,Solid Silver/Quick Silver Messenger Service (Capitol) 1LP 100円
一旦解散していたQSMSが75年にDino Valenti, John Cipollina, David Freiberg, Greg Elmore, and Gary Duncanのオリジナル・メンバーで再び集まった再結成盤。かつて名曲"Edward"で華麗なピアノを聴かせてくれたニッキー・ホプキンスもゲスト参加。

邦題「伝説の不死鳥」。あの甘美なQSMSが戻ってきたと当時日本でも話題になった盤ですね、"Gypsy Lights" "Witches Moon" "Bittersweet Love"あたりはタイトルを聞いただけでメロディーが浮かんでくるほど馴染んだ一枚。往時と変わらず、ディノ・バレンティのボーカル、ジョン・シポリナのギターは最高です。
まぁ、今聴くと往時の時代と相まったマジックは無いかなとも思いますが良く出来た佳作盤ではあります。

Solid Silver


3,Live at The Fillmore East 1970/Neil Young (Reprise) 1CD 1,050円
一昨年に蔵出しされたニール・ヤングSrchivesシリーズ第一弾、出てすぐに買ったもののクルマの中で聴いていてザックリとキズを付けてしまっていたので買いなおした次第。クレイジー・ホースがバックのその内容はもう今更何も云いません。

ジャケ写のフィルモア出演者を記したボードにある通り、録音された3月7日はマイルス・ディヴィスとのダブル・ヘッダー、そのマイルスの音源は一足先に「Live at the Fillmore East, March 7, 1970: It's About That Time」となって蔵出しされています。

うちの猫


4,Reach Out/Burt Bacharach (A&M) 1CD 100円
ブックオフでのお買い物。バカラック、67年のA&M盤。
イージーリスリング・アルバムには間違いないのですが、そこはバカラックとA&M、それだけじゃ済まされないので今になっても紙ジャケ復刻とかされてしまうワケですね。私はそこまでいきませんが、聴き様によって極上のBGM以上のものを見出せるものかもしれません。

購入したのは95年に出た日本盤CD、音圧も低く冴えのない音質。最近のCDのリマスター効果を逆に思い知らされるものでもありました。

Reach Out


5,Recital/Lee Michaels (A&M) 1LP 100円
りー・マイケルズというとドラムスとの二人だけの2枚組ライヴ盤が印象に残っています。それはハモンド・オルガンをレスリーにつないで爆音を響かせるというダイナミックなサウンドでロック・オルガンの極みともいうものでした(かつてOne WayでCD化されていましたが今では廃盤、再発を望みます)。

本盤は69年のブラスも入ったバンド編成よるセカンド・アルバム、各種キーボードを駆使した7分強に渡るインスト曲もありますが、基本的にはボーカル・アルバム。このボーカルがブルー・アイド・ソウル・テイストでなかなかいいのです。いつの間にか消えてしまったという印象の人ですが、本盤収録曲もすべて自作、才人ではあったようで。

Lee Michaels

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3 コメント

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Rascals Reunion in 1988 (Gravenites)
2008-01-19 14:08:26
ラスカルズの1988年の再結成ライブはインディアナ州で観ました。オリジナル・メンバー不参加はリード・ボーカル(名前を失念)だけで、あと三人は健全で、さらにリード・ギタリストや女性コーラス二人やホーンを配した豪華なもので、往年のサウンド(自分にはレコードだけを通してでしたが)をきちんと再現していました。
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ラス (uni)
2008-01-19 15:59:46
ラスカルズ

当時、グルービン、グッドラビンは
右から左に受け流しPeople Got to Be Freeで
ノックアウトされました。
ドアーズとかベースレスですかな?
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Re:Rascals (Jahking@管理人)
2008-01-19 21:50:35
>Gravenitesさん
そうですか、ジーンもディノも居たんですね。もう一度聴きなおしてみます。インディアナでご覧になたってことはこの時ツアーがあった訳でしょうね。情報有り難うございます。

>uniさん
私もリアルタイムでは"自由への賛歌"です。思い返せばこの曲で彼等を知った次第。
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