Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Intrigues - Moods (1978)

2018年11月14日 | Soul, Funk
1,If The Shoe Fits/The Intrigues (Soul Junktion) 12inch EP 850円
トム・ベルとボビー・マーティンのプロデュースによる1969年の"In a Moment"でソウルファンには忘れられないフィリーベースのグループ、イントリグース。
そのイントリグースが1972年に解散した後、中心人物だったというアル・ブラウンが同じフィラデルフィアのThe Coalitionsと合流、知名度からThe Intriguesと名乗って1978年に録音したのが本盤に収められた5曲の音源。結局、当時はお蔵入りとなってしまい昨年発売されたこのSoul Junktion盤が初出となったもの。
1978年ということで多分にディスコ風ではありますが曲も良く力強いバリトンリードにコーラスワーク、十分に魅力的です。

Side A
A1 If The Shoe Fits
A2 A.M To The P.M
A3 You Are So Dear To Me
Side B
B1 Give Her The Love She Needs
B2 Let Me Love You Tonight



The Intrigues - If The Shoe Fits








2,same/Moods (Soiree) 1LP 1,650円
U.S.ブラックディスクガイドの「究極のLPコレクション グループ編」に掲載されていた1978年セントルイス産のプライヴェートプレス盤。2007年にCD再発されていました。今回入手盤は2016年に英bbemusicから再発されたLP。
CD化され再発された当初は結構フツー、レアという以外大したものでは無いとの評が目について手を出さなかったものですが、いや、これ結構イケるものではないですか。1曲目のモダンンソウルから2曲目のコーラスもきまってるスィート、更にファンクものまでメジャーレーベルには無いローカル風味もまた魅力で何度も聴いてしまいました。それにしても"Neither One Of Us"のようなテナー、ファルセットが入り乱れるコーラスワークは私のような往年のグループソウルのファンも結構やられます。70年年代も後半に入ってローカル味のあるこんな本格ボーカルグループのアルバムって意外と聴いていなくて、その意味でも新鮮に聴けたのかもしれません。

Side A
A1 Grooving When We Meet
A2 You Came Into My Life
A3 Neither One Of Us
A4 This Magic
Side B
B1 Live Today
B2 Without Her
B3 Funk It Out


moods


moods


Moods - Grooving When We Meet



Moods - You Came Into My Life



Mood - Neither One Of Us




Moods / Live Today




Moods - Funk It Out

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (しみへん)
2018-11-14 11:25:18
MoodsはCDがでるまではレコードがものすごい価格でしたから反動で評価が低くなるのも致し方ないですが、私もそれなりに良いアルバムだと思います。

Intriguesも評価が分かれるグループですが(doorsなんかもやってますしね)、私もそれなりに聴いています。これは曲数の割に安いのも無くて、いまだに購入できていません。内容にも少し不安もあったので、積極的には探していませんでしたが、また探してみようと思います。
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Re:Unknown (jahking)
2018-11-14 11:32:31
しみへんさん、このあたりは何でも押さえておられるのですね、敬服します。
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