Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Frank Sinatra & Mores.

2008年07月11日 | ノンジャンル
何故か時々聴きたくなるのがこのフランク・シナトラ。

1,She Shot Me Down/Frank Sinatra (Reprise) 1LP 100円
随分以前のことですが、ソニー・ボノが作ってシェールが66年にヒットさせた"Bang Bang(My Baby Shot Me Down)"をこのシナトラがオリジナルとは打って変わってジェントルに沈み込むように歌っているのを耳にしたことがあって、機会があれば再度....と永らく記憶に残っておりました。(因みに娘ナンシーもこの曲を歌っていますね)
この曲がどのアルバムに入っているかさえ知らなかったのですが、100円エサ箱で本盤を手にとって曲をチェック、Bingo!。

ということで 本盤は1981年発表盤。オッソロシク落ち着いていてどんどん沈み込んでいくようなボーカルとアレンジが聴いているわが身を包み込んでくれる.....という時空を超えたボーカルアルバム。深いです。

Frank Sinatra - Bang Bang ( My Baby Shot Me Down )




2,Strangers In The Night/Frank Sinatra (Reprise) 1LP 100円
上記盤と同時に購入したもの。
1966年発表盤、あまたある氏のアルバムの中でも一番の売り上げとなったものらしいです。ジャケ裏に「The Popular Sinatra,Sings for Moderns」とあるようにジェントルにポピュラー風に仕上げたアルバム。
ポップス・ファンにはトニー・ハッチ作の"Downtown"と"Call Me"のカヴァーが気になるところですかな。

Stranger

Frank Sinatra strangers in the night



3,The Right Time/Ray Charles (Atlantic) 1LP 300円
レイ・チャールズ、正直なところあまり聴いていません。ゴスペル、ブルース、R&Bの枠に収まりきらずポップスからカントリーまで行ってしまったところが......なのでしょうか。
本盤は1952年のAtlanticでの初録音から59年の最後の録音までの中から14曲をピックアップした編集盤。ブラック・ミュージックの本道。この時期のものはいざ聴いてみると凄いです、やっぱり。アニマルズがまんまカバーした"I Believe to My Soul" "Let The Good Times Roll"。なるほど、そうか、と。

Ray



4,太陽はひとりぼっち/コレット・テンピア楽団(日本ビクター)45's 100円
つい見掛けると買ってしまう60年代前半の映画サントラシングル盤。ジャケが素晴らしくて。

アントニオーニ監督、アラン・ドロン、モニカ・ヴィッティ主演の1962年の映画サントラ。「疎外感と欲望そして愛の不毛」を描いたなかなか難解な映画らしいですが、映画門外漢の私はよく知りません。
この曲は62年暮れから63年にかけて日本でも大ヒットしたようです。

で この映画と曲のヒットには裏話があって、この難解な映画をヒットさせようと日本ヘラルドは日本ビクターとタイアップ、意を受けたビクターはこの主題曲を当時流行のツイスト風リズムにして親しみやすいものに作り変えた。演奏をしている如何にもの名前のコレット・テンピア楽団もこの曲のアレンジャーの名をフランス後に置き換えたもので実は日本ビクターの楽団だった、と。お陰でこの曲のみならずも映画も大ヒットだったとか。

太陽がいっぱい


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