Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Rufas Thomas - Johnnie Taylor

2018年11月22日 | Soul, Funk
1,Did You Heard Me?/Rufas Thomas (Stax) 1CD 108円
1917年生まれということで元々はダンサー/エンタテイナーだったというメンフィスのファンキー翁。ミュージシャンとしては遅咲きで63年に"ウォーキン・ザ・ドッグ"そして70年の"ドゥー・ザ・ファンキー・チキン"で一躍スターダムヘ。今回入手の1972年の本盤はそれに次ぐ代表作、何と云ってもそれぞれ2パートに分かれる"(Do The) Push & Pull" "The Breakdown" "Do The Funky Penguin"が最高、これらを聴いて体が動かない人がいるのだろうか? ルーファス翁のボーカルもさることながらこのバックのかっこよさったら! 1曲だけあるバラード"(I Love You) For Sentimental Reasons"はさすが大ベテランの味わい。面目躍如のジャケ写も最高!  
これらを聴いていると上田正樹さんとサウス・トゥ・サウスを思い出してしまいます。

1 (Do The) Push & Pull Parts 1 & 2
2 The World Is Round
3 (I Love You) For Sentimental Reasons
4 The Breakdown Part 1
5 The Breakdown Part 2
6 Love Trap
7 Do The Funky Penguin Part 1
8 Do The Funky Penguin Part 2
9 Ditch Digging
10 6-3-8 (That's The Number To Play)


(Do The) Push and Pull (Part 1) - Rufus Thomas




The Breakdown Pts. 1 & 2 - Rufus Thomas




Rufus Thomas "Do The Funky Penguin"








2,Rated Extraordinaire/Johnnie Taylor (Columbia) 1LP 108円
1976年、StaxからColumbiaに移籍して放った大ヒット"ディスコ・レディ"を含むアルバム「Eargasm」に次ぐ77年のアルバムが本盤。
久し振りに「USブラック・ディスク・ガイド」を開いてみたら鈴木啓志さんは「Eargasm」からの3作は腑抜けの凡作、ファンクの乗りも悪いし時代が悪かったと切り捨てていました。抜け出すのは79年の「She's Killing Me」からだそうな。この評が書かれたのが恐らく80年代終わりか90年代の頭、当時はまだディスコが諸悪の根源と捉えられていたのかな。

確かにStax時代の"Sombodys Sleepin in My Bed" "Just The One I've Been Lookin' For" "Hello Sundown"とか"Little Blue Bird"....etcとかを聴いちゃったらそりゃ緩いですね。

本盤久し振りに聴きましたが、1曲目からして今だから云えるのでしょう、そのバックとテイラーさんのボーカルの緩さが気持ち良かったりするのですね、これが。"Hello Sundown"とはそれはそれ、これはこれ、という良さ、ということですね、十分楽しめました。

Side A
A1 Your Love Is Rated X
A2 Stormy
A3 Here I Go (Through These Changes Again)
A4 Did He Make Love To You
A5 And I Panicked
Side B
B1 Love Is Better In The A.M. Part 1 & 2
B2 It Ain't What You Do (It's How You Do It)
B3 Not Just Another Booty Song
B4 I'm Just A Shoulder To Cry On
B5 Stop Giving People Hard Luck Stories


J.T.


Johnnie Taylor - Your love is rated X



Johnnie Taylor - Stormy



LOVE IS BETTER IN THE A.M. - Johnnie Taylor



Johnnie Taylor ~ Did He Make Love To You

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4 コメント

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Unknown (uni)
2018-11-23 09:31:37
チャカカーンとルーファスをレコード屋で探していたら必ずこの人も(笑)
8,8ロックデイ 日本のロックが最も華やかだった時代かもですね。
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Re:Unknown (jahking)
2018-11-23 09:51:12
華々しくもあり純な時代な時代だった気がします。70年代も半ばを過ぎるとどんどん不穏で不純なものが入り込んできて音楽もあらぬ方向に大きく変化していく、そんな気がします。
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Unknown (しみへん)
2018-11-23 10:33:56
Rufus Thomasはwalkin the dog以前のsun時代も含めて大好きですね。シングル結構、未CDが多いかな?それともコンピレーションでもあるのかな?wattstaxでの短パン履いていかにも人のよさそうなパフォーマンス、バックバンド含めてサイコ―です!
私もこのアルバム聴くとサウスを思い出します。

Johnnie Taylorのこの盤は私も恥ずかしながら、敬遠しておりました(食わず嫌いです)
今聴いてみて、何の問題もありませんね。サウンドも全く気になりませんね。評に流されていたという事で、恥ずかしい限りです。
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Re: (Jahking@管理人)
2018-11-23 11:34:52
ルーファス翁のSUN時代の録音はSunのコンピやメンフィスブルースのコンピで聴く程度ですが、"Hound Dog"の猫ヴァージョンの"Bear Cat"とか"Tiger Man"とか最高ですね。

確かに一時期、ディスコと聞くと盲目的に避けていた時期がありました、今思うと隔世の感、ですね。
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