
1,Broadcasts Collection/The Beatles (No Label Credit) 2LP 840円
70年代、ビートルズブート音源の定番はBBC録音ものでした。勿論放送当時のエア・チェック・テープが元ネタ。よって音質は劣悪。しかしながら公式には発売されていない曲が目白押しだったがためにそんな劣悪音質でも大いに喜んだものでした。
それが一変したのが82年、ビートルズ結成20周年を記念してビートルズがBBCラジオ番組に出演した際のマスター・テープを編集して制作された番組「At The Beeb」が放送されてから。放送されたBBC音源の曲は国によって違っていたようですが、アメリカでは47曲、翌年の再放送では51曲もの曲が放送されたようです。
これをブートレッガーが見逃す訳はなく、その放送用ディスクを使った高音質のブートLPがわんさか出現してそれまでの劣悪音質ものタイトルは一掃されました。
本盤はそんな時期に出た40曲を収めた高音質BBCものの決定版だったLPです。松本常男さんの労作「海賊盤辞典」によると500枚プレスだったとかで確かに当時は殆ど見かけなかったものです。今となってはCDで「公式BBC」は出ているし、ほぼコンプリート収録のブートCDもあってアイテム以上の価値はまったく無いものですが、当時買えなかった怨念とジャケットの良さでつい買ってしまいました。
BBC音源ものというと忘れられない大好きな曲がクリケッツのカバーでGoffin/King作の"Please don't ever change"。この曲を最初に聴いたブートには"As Sweet as you are"なるタイトルが記されていて(歌詞の一節ですね)長い間このタイトルで覚えておりました。違うことに気づいたのはブリンズレイ・シュワルツの同曲のカバーを知ったとき。お恥ずかしい思い出です。
70年代、ビートルズブート音源の定番はBBC録音ものでした。勿論放送当時のエア・チェック・テープが元ネタ。よって音質は劣悪。しかしながら公式には発売されていない曲が目白押しだったがためにそんな劣悪音質でも大いに喜んだものでした。
それが一変したのが82年、ビートルズ結成20周年を記念してビートルズがBBCラジオ番組に出演した際のマスター・テープを編集して制作された番組「At The Beeb」が放送されてから。放送されたBBC音源の曲は国によって違っていたようですが、アメリカでは47曲、翌年の再放送では51曲もの曲が放送されたようです。
これをブートレッガーが見逃す訳はなく、その放送用ディスクを使った高音質のブートLPがわんさか出現してそれまでの劣悪音質ものタイトルは一掃されました。
本盤はそんな時期に出た40曲を収めた高音質BBCものの決定版だったLPです。松本常男さんの労作「海賊盤辞典」によると500枚プレスだったとかで確かに当時は殆ど見かけなかったものです。今となってはCDで「公式BBC」は出ているし、ほぼコンプリート収録のブートCDもあってアイテム以上の価値はまったく無いものですが、当時買えなかった怨念とジャケットの良さでつい買ってしまいました。
BBC音源ものというと忘れられない大好きな曲がクリケッツのカバーでGoffin/King作の"Please don't ever change"。この曲を最初に聴いたブートには"As Sweet as you are"なるタイトルが記されていて(歌詞の一節ですね)長い間このタイトルで覚えておりました。違うことに気づいたのはブリンズレイ・シュワルツの同曲のカバーを知ったとき。お恥ずかしい思い出です。
懐かしいものを見せていただき有り難うございました
ビートルズだとパリ公演の昼夜2部の音源を2枚組にしたLPを4,800円で買ったのを思い出します。80年代初め頃だったでしょうか。
本盤も当時はこんな価格だったのでしょうね。