Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jazz : Feeling Finesse

2017年03月24日 | Jazz
最近買ったジャズLP、そのパート3です。


1,Feeling+Finesse=Jazz/Stephane Grappelly (Atlantic) 1LP 648円
ステファン・グラッペリの1962年パリでの録音作。
1曲目が"Django"、そしてそのジャンゴ・ラインハルトとの共演していた頃の再演も。流麗にして明るく爽やか、品格の一枚。

1. Django
2. Nuages
3. Alabamy Bound
4. You Better Go Now
5. Daphne
6. Le Tien
7. Minor Swing
8. Makin’ Whoopee
9. How About You?
10. Soft Winds







2,By Request/Perry Como (RCA Victor) 1LP 300円
ビロードの歌声、ペリー・コモの1962年盤。
このさり気なくも粋なジャケットデザイン、うーん、ぴったりですね。

Side A
A1 Maria
A2 Lollipops And Roses
A3 The Sweetest Sounds
A4 More Than Likely
A5 Moonglow And Theme From "Picnic"
A6 My Favorite Things
Side B
B1 Once Upon A Time
B2 Can't Help Falling In Love
B3 What's New?
B4 Somebody Cares
B5 I'll Remember April
B6 Moon River


como


Perry Como - Moon River



Perry Como - More Than Likely (By Request) (16)









3,Umbrella Dance/山下洋輔 (Frasco) 1LP 648円
坂田明, 小山彰太との山下洋輔トリオ、1977年6月にドイツのルドヴィヒブルク、トンスタジオ・バウアーにて録音された、絵本・童話作家今江祥智とのコラボレーション作品。プロデュースはエンヤ・レコードのホルスト・ウェーヴァー。
ジャケット・デザインは絵本・童話作家の今江祥智の童話「どしゃぶりねこ」を、矢吹申彦が書いたもの。

本作が制作された経緯はまったく知りません。何も知らずに本作を聴けば、正に70年代後半の山下トリオそのものでジャケットの童話「どしゃぶりねこ」は何なの? と。
本来はジャケット内側にある童話を読みながら想像を働かせて聴くものなのでしょう。

1. アンブレラ・ダンス・パートI
2. アンブレラ・ダンス・パートII
3. アンブレラ・ダンス・パートIII


猫

猫







4,Spring of Two Blue-J's/Cecil Taylor (Unit Core) 1LP 648円
1973年11月N.Y.のタウンホールでのライヴ録音、A面はピアノソロ、B面はジミー・ライオンズ、シローネ(ノリス・ジョーンズ)、アンドリュー・シリルのいつもの自己のユニットでの演奏。
60年代から70年代のゆるぎない徹頭徹尾冷徹なセシル・テイラーのピアノ。惹かれます。

Side A
Part 1: Spring Of Two Blue-J's 16:19
Side B
Part 2: Spring Of Two Blue-J's 21:29 


cecil


Cecil Taylor - Spring of Two Blue J's (Part 1) [Solo, 1973]



Cecil Taylor - Spring of Two Blue J's (Part 2)








5,Anita and Rhythm Section/Anita O'Day (Anita O'Day Records) 1LP 100円
10年ほど前にも取り上げているアニタ・オデイ自らのレーベルからの1971年盤。峠を越したとはいえアニタはアニタ。が やや寂しさも。有名曲のオンパレードにも逆に一抹の....。

Side A
A1 Watch What Happens
A2 Walk On By
A3 So Nice Samba
A4 Bluesette
A5 What Is This Thing Called Love?
A6 I Get A Kick Out Of You
Side B
B1 Funny Valentine
B2 Here's That Rainy Day
B3 Quiet Nights Of Quiet Stars
B4 Fly Me To The Moon
B5 Green Dolphin Street
B6 Lush Life

Anita

コメント (4)    この記事についてブログを書く
« Jazz : Involvement | トップ | Larry Coryell 1968 - 1977 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しみへん)
2017-03-24 20:19:06
Stephane Grappelly 大好きですね!
フランス・ホット・クラブ・クインテット!
5月のミルのサントラも良かった!
なんかのCMでもStephane Grappelly 使われていましたよね。
JAZZ聴かない人でも、安心しておお薦めできる。
bluesで言うたらLonnie Johnsonみたいな感じ、って分かり難い例えかな?
返信する
Re:グラッペリ (Jahking@管理人)
2017-03-25 08:52:29
ジャンゴとの共演ものをべつにすると70年頃バーニー・ケッセルとの「I Remember Django」に、その少し後のゲイリー・バートンとの「 Paris Encounter」くらいしかまともに聴いたことはないのですが、確かにジャズがどーのとかいうのは無粋ですよね。音楽を演奏する/聴かせる喜びに溢れていたように思います。
私がブルースで例えるなら00年代以降のB.B.キングでしょうか.....いや、ちょっと違うかな。
返信する
グラッペリ (t-izu)
2017-03-26 06:34:41
ブルースに例えるなんて余り考えたことなかったけど、ぱっと思いついたのは、タンパ・レッド次いでスクラッパー・ブラックウェル。その意味ではしみへんさんの方が近いでしょうか?
返信する
Re:グラッペリ (Jahking@管理人)
2017-03-26 08:15:52
その分野での第一人者、ジャンルに捉われないバーサタイルな活動、そんなことで咄嗟に浮かんだのがB.B,御大でしたがやっぱり無理がありますね。
タンパ・レッドの名を見て益々そう思いました。
返信する

コメントを投稿