Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Kamasi Washington 2017 - Thundercat 2015

2017年12月08日 | Jazz
取り上げるのが遅くなってしまいましたが、前作「The Epic」が現行ジャズファンだけでなく我々のようなオールドウェーブなロートルファンをも虜にしたカマシ・ワシントンの新作がこの9月にリリースされていました。カマシの盟友といわれ本作にも参加しているベーシスト、サンダーキャットのアルバムも一緒に購入してみました。
前作「The Epic」の記事はこちらに。


1,Harmony of Diffence/Kamasi Washington (Young Turks) 1CD 1,512円
結論を云えば「The Epic」の延長線上にある傑作です。今回は6曲で30分足らずというEP仕様ですが、その分やりたいことが凝縮された感、6曲がほぼ途切れなく続いて最後の13分に渡る目くるめく大曲"Truth"になだれ込むという怒涛の構成。我を忘れ一気に聴けます。

1. Desire
2. Humility
3. Knowledge
4. Perspective
5. Integrity
6. Truth


Kamasi Washington - Truth



Kamasi Washington - Full Performance (Live on KEXP)








2,The Beyond / Where the Giants Roam/Thundercat (Beat Records) 1,296円
ジャズ、ファンク、R&B、エレクトリック音楽等々のボーダーレス音楽。
カマシ・ワシントンからハービー・ハンコックまで参加している本作、これが現行ジャズだよって云われたらあーそーですか、と返すしかありません。が、気持ちの良い音楽であることは確かで、こっちの頭もジャンルレスにして聴かねば、と。

1. Hard Times
2. Song for the Dead
3. Them Changes
4. Lone Wolf and Cub
5. That Moment
6. Where the Giants Roam / Field of the Nephilim
7. Life & Death -Bonus Track-

Thundercat


Thundercat - 'Lone Wolf and Cub'

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« Cecil Taylor 1962 | トップ | Car Mania »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Thundercat (t-izu)
2017-12-10 16:51:23
例えば、私が高校生くらいの年齢だとしたら夢中になって聴いていそうな音楽です。で、それからうん十年たったオヤジはどう思ったかといえば、良く出来た気持ちの良い音楽だな、とクールな反応、まぁ心底からは惹かれていないんでしょうね。

一方K・ワシントンのスタディオ・ライヴ、格好良いですねぇ。放射される熱量が半端じゃないのが素晴らしいです。

年末でもありついでに、今年聴いたジャズ(らしき)作品で最も感銘を受けたのは、MONOSWEZIの4作目『A JE』でした。オーガニックで自然な躍動感は現在進行形のポップ・ミュージックではなかなか得られないものでした。
返信する
Re: Thundercat (Jahking@管理人)
2017-12-10 21:31:25
ツイッターで今年翌聴いたアルバムベスト10をいろんな人がツイートしているのですが、それを見てるとほとんどの人(多分20代から30代くらい)がサンダーキャットの「Drunk」を挙げています。私の印象はt-izuさんのコメントがまさに我が意を得たりで、そんなツイートを見るとチト複雑な面もちになります。

>MONOSWEZIの4作目『A JE』
まったく知りません、さっそくチェックしてみたいと思います。
返信する

コメントを投稿