Car Mania

1,Car Mania/James Gray Orchestra (東芝音工) 1LP 100円
1967～8年にリリースされたと思しき「カー・マニア」なるタイトルの東芝音楽工業制作のイージー・リスニング・アルバム。はてさて「カー・マニア」のタイトルはどこからきているのか？　

ジャケット表面のクルマは1909年製のオースチン・セブン、裏面にはロータス・ヨーロッパのシースルー・イラスト。ジャケ内側にはフォードＧＴ40、ロータスのSTPスぺシャル・タービンカー、マートラ630等の写真が散りばめられています。が、いざ中身を聴いてみると、これのどこが「カー・マニア」とつながるのか？　ご覧の通り収録曲は60年代のヒット曲ばかり。ライナーには曲の解説こそあれど、くるまとの関連の記述は一切なし。チト検索してみると入手盤には入っていませんでしたが、クルマのピンナップが4枚付属している由。

これらのクルマ写真のポートレイトがメインで、これらを眺めるためのBGM用レコードが付属している、と、こう考えると一応納得、かな。しかし、まぁ、面白いレコードですね。60年代にはこんなレコードもあったということで。

Side A
A1 Bullitt
A2 Those Were The Days
A3 Dock Of The Bay
A4 Day Dream
A5 Live Fot Life
A6 The Sound Of Silence
A7 Sunny
Side B
B1 Treize Jours En France(白い恋人たち)
B2 Lady Madonna
B3 The Shadow Of Your Smile
B4 Hold On I'm Comin'
B5 500 Miles
B6 Un Homme Et Une Femme(男と女)
B7 Massachusetts

これを演奏しているジェイムズ・グレイ・オーケストラ、もっともらしい名がついていますが実際演奏しているのは日本のミュージシャンによるオーケストラでは？　って気がします。