1,A Thousand And One Night/It's a Beautiful Day (CBS) 1LP 315円
山の頂きで陽をあびる少女のイラストを使ったファースト・アルバムはそのバンド名と相俟ってとても印象的でしたね(現在、契約の関係でこのデザインでの再発は出来ないらしいですね、何でだろう?)。中身もバイオリンとオルガンが主導する緩やかでいながらも東洋風味まであるオリジナルなサウンドを持った一枚でした。
で 本盤は81年に英CBSが出したそのイッツ・ア・ビューティフル・デイのベスト盤です。英CBSのオリジナル仕様でしょうか、そのジャケットに引かれ購入。
"White Bird" "A Hot Summer Day" そしてパープルの"Child in Time"の元になった"Bombay Calling"といったファースト・アルバム収録曲が際立って聴こえるのは一番良く聴いていたからということだけでも無いような。
2,L.A.Sessions/Brenda Lee (MCA) 1LP 100円
ブレンダ・リーって云えばあの"愛の賛歌" "この世の果てまで"とか"この胸のときめきを"とかのイメージしかなくて、この「L.A.Sessions」なんておよそイメージに合わないタイトルのアルバムを見つけて興味本位で購入。本盤のリリースは76年、この時ブレンダ嬢は32歳ですって。もっともっと上の世代の歌手だと思っていましたが.....早熟な人だったのですね。因みにこの時までに来日は10回を数えているんだそうです。
で聴いてみるとブレンダ嬢ってこんなにアクの強い歌手だったとは! と、正直驚きました。ダイナ・ワシントンとかエスター・フィリップスとかを想起してしまいました。
プロデュースはスナッフ・ギャレット、演奏者のクレジットはありませんがウエスト・コーストのカントリー系のスタジオ・ミュージシャンなのでしょう、サウンドは正にウエスト・コースト・サウンド。
このサウンドにこのボーカルがマッチしているかというと、どうなんだろうと思ってしまいますが、まぁ、こんなのもあったということで。
3,Cannons in the Rain/John Stewart (RCA) 1LP 315円
元キングストン・トリオのジョン・スチュワートの73年盤。と書いたもののその辺りについてはまったく知らずキングストン・トリオには途中で入って途中で抜けたということらしいです。それよりもその名が印象に残っているのはモンキーズの"デイ・ドリーム・ビリーバー"の作者としてで。
ライナーに"Lonsome Picker"って彼を指す表現が出て来ますが、ナッシュビル録音のカントリー風味豊かなバックに乗っての土臭い歌は正に!の表現。
4,Days of Pearly Spencer/David McWilliams (Kapp) 1LP 480円
ご存知"パーリー・スペンサーの日々"のデヴィッド・マックウイリアムス、ファースト・アルバムの米盤です。
2年前に日本盤を購入してそれなりに気に入っていたので買ってみました。
全曲自作、繰り返しになりますがいい曲書きますね、この人。
5,Sing for You/Chad & Jeremy (World Artists) 1LP 380円
英Ember原盤の英国出身のデュオ、チャド&ジェレミー65年盤。同タイトルのEmber盤とは内容はまったく異なります。英国原盤なれどプロデュースはジミー・ハスケルでバックはアル・カイオラを中心とした米国産。この後米Columbiaと契約して本格的にアメリカでの活動となるわけですが、その先駆けになったアルバムのようです。
6,You Could Be Born Again/The Free Design (Light in the Attic) 1LP 525円
ソフトロックの代名詞、フリー・デザインの68年のセカンド・アルバム。
このグループを初めて聴いたのもそのソフトロック再評価に乗ってですからそう昔のことではありません。良く出来た楽曲に素晴らしいアレンジ、バックの演奏も絵に描いたように見事.....なのですが、私には今一つ入り込めなかったのが正直なところ。余りに高尚過ぎる(って感じるのは私だけかもしれませんが)その歌唱とコーラスワーク、ここがポイントだったようで。
久し振りに聴きましたがやっぱりその印象は.....。
"California Dreamin'" "Eleanor Rigby" "Happy Together"といった有名曲のカバーあり。
7,Godz is Not a Put-On/V.A. (Lissy's) 1LP + 7"EP 100円
60年代後半から70年代に活動していた前衛派超過激フリーク・バンドThe Godzのトリビュート盤。
The Godz......60年代後半あのアヴァンギャルド専門レーベルであったESP DISCから4枚のアルバムを出していたバンド。70年頃になるとそのESPも別レーベルを立てたりしてロックバンドのアルバムを制作していきますが、それ以前にESPでレコードを出していたロックバンドはあのエド・サンダースのThe FugsとこのThe Godzだけだったはず。アルバート・アイラー、ジュゼッピ・ローガン、ソニー・シモンズ、サンラ、サニー・マレイ、パティ・ウォーターズ、フランク・ライト等々N.Y.の前衛派と共振していたわけですね。
詳しくはこちらをご参照ください。
若かりし頃はESPレーベルのフリー・ジャズが大好きだったのでこのゴッズのアルバムも買っておりました、が、ファッグスのほうがまだまだ聴けたというアバンギャルドさは当時はとても付いて行けるものではありませんでした(今、聴けばその印象は大幅に変わりそうですが)。
といったバンドですので、今でもシンパシーを感じるバンドは多数あるようで、生まれたのがこのトリビュート盤。
収録曲とアーティストはこちらをご参照ください。
山の頂きで陽をあびる少女のイラストを使ったファースト・アルバムはそのバンド名と相俟ってとても印象的でしたね(現在、契約の関係でこのデザインでの再発は出来ないらしいですね、何でだろう?)。中身もバイオリンとオルガンが主導する緩やかでいながらも東洋風味まであるオリジナルなサウンドを持った一枚でした。
で 本盤は81年に英CBSが出したそのイッツ・ア・ビューティフル・デイのベスト盤です。英CBSのオリジナル仕様でしょうか、そのジャケットに引かれ購入。
"White Bird" "A Hot Summer Day" そしてパープルの"Child in Time"の元になった"Bombay Calling"といったファースト・アルバム収録曲が際立って聴こえるのは一番良く聴いていたからということだけでも無いような。
2,L.A.Sessions/Brenda Lee (MCA) 1LP 100円
ブレンダ・リーって云えばあの"愛の賛歌" "この世の果てまで"とか"この胸のときめきを"とかのイメージしかなくて、この「L.A.Sessions」なんておよそイメージに合わないタイトルのアルバムを見つけて興味本位で購入。本盤のリリースは76年、この時ブレンダ嬢は32歳ですって。もっともっと上の世代の歌手だと思っていましたが.....早熟な人だったのですね。因みにこの時までに来日は10回を数えているんだそうです。
で聴いてみるとブレンダ嬢ってこんなにアクの強い歌手だったとは! と、正直驚きました。ダイナ・ワシントンとかエスター・フィリップスとかを想起してしまいました。
プロデュースはスナッフ・ギャレット、演奏者のクレジットはありませんがウエスト・コーストのカントリー系のスタジオ・ミュージシャンなのでしょう、サウンドは正にウエスト・コースト・サウンド。
このサウンドにこのボーカルがマッチしているかというと、どうなんだろうと思ってしまいますが、まぁ、こんなのもあったということで。
3,Cannons in the Rain/John Stewart (RCA) 1LP 315円
元キングストン・トリオのジョン・スチュワートの73年盤。と書いたもののその辺りについてはまったく知らずキングストン・トリオには途中で入って途中で抜けたということらしいです。それよりもその名が印象に残っているのはモンキーズの"デイ・ドリーム・ビリーバー"の作者としてで。
ライナーに"Lonsome Picker"って彼を指す表現が出て来ますが、ナッシュビル録音のカントリー風味豊かなバックに乗っての土臭い歌は正に!の表現。
4,Days of Pearly Spencer/David McWilliams (Kapp) 1LP 480円
ご存知"パーリー・スペンサーの日々"のデヴィッド・マックウイリアムス、ファースト・アルバムの米盤です。
2年前に日本盤を購入してそれなりに気に入っていたので買ってみました。
全曲自作、繰り返しになりますがいい曲書きますね、この人。
5,Sing for You/Chad & Jeremy (World Artists) 1LP 380円
英Ember原盤の英国出身のデュオ、チャド&ジェレミー65年盤。同タイトルのEmber盤とは内容はまったく異なります。英国原盤なれどプロデュースはジミー・ハスケルでバックはアル・カイオラを中心とした米国産。この後米Columbiaと契約して本格的にアメリカでの活動となるわけですが、その先駆けになったアルバムのようです。
6,You Could Be Born Again/The Free Design (Light in the Attic) 1LP 525円
ソフトロックの代名詞、フリー・デザインの68年のセカンド・アルバム。
このグループを初めて聴いたのもそのソフトロック再評価に乗ってですからそう昔のことではありません。良く出来た楽曲に素晴らしいアレンジ、バックの演奏も絵に描いたように見事.....なのですが、私には今一つ入り込めなかったのが正直なところ。余りに高尚過ぎる(って感じるのは私だけかもしれませんが)その歌唱とコーラスワーク、ここがポイントだったようで。
久し振りに聴きましたがやっぱりその印象は.....。
"California Dreamin'" "Eleanor Rigby" "Happy Together"といった有名曲のカバーあり。
7,Godz is Not a Put-On/V.A. (Lissy's) 1LP + 7"EP 100円
60年代後半から70年代に活動していた前衛派超過激フリーク・バンドThe Godzのトリビュート盤。
The Godz......60年代後半あのアヴァンギャルド専門レーベルであったESP DISCから4枚のアルバムを出していたバンド。70年頃になるとそのESPも別レーベルを立てたりしてロックバンドのアルバムを制作していきますが、それ以前にESPでレコードを出していたロックバンドはあのエド・サンダースのThe FugsとこのThe Godzだけだったはず。アルバート・アイラー、ジュゼッピ・ローガン、ソニー・シモンズ、サンラ、サニー・マレイ、パティ・ウォーターズ、フランク・ライト等々N.Y.の前衛派と共振していたわけですね。
詳しくはこちらをご参照ください。
若かりし頃はESPレーベルのフリー・ジャズが大好きだったのでこのゴッズのアルバムも買っておりました、が、ファッグスのほうがまだまだ聴けたというアバンギャルドさは当時はとても付いて行けるものではありませんでした(今、聴けばその印象は大幅に変わりそうですが)。
といったバンドですので、今でもシンパシーを感じるバンドは多数あるようで、生まれたのがこのトリビュート盤。
収録曲とアーティストはこちらをご参照ください。
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