
エアー・メイル・レコーディングスからの紙ジャケCDを2枚。
1,This is John Walker/John Walker (Carnaby/Air Mail) 1CD 514円
68年の「If YOu Go Away~行かないで」に次ぐ、69年のセカンド・ソロ・アルバムだそう。ジャケット写真からも伺えますが、路線は完全にまだウォーカーズ。
帯のキャッチコピーじゃないですが、メロウでジェントルなサウンドにジョンのハスキーボイスが乗るというボーカル・アルバムに仕上がっています。ドラマティックなアレンジのスロウ/ミディアム曲が主体のアルバムですが、だからこそのポップなR&B的な2曲が特に耳を惹きました。
ジョン・ウォーカーで検索をしてもウォーカーズ時代の記事と2011年に亡くなった時の訃報記事ばかり、ジョンもしかりなのでしょう。スコットとの差を痛感するばかり。
John Walker - Sun Comes Up
John Walker - Everything under the sun (1967)
2,Firepoint/V.A. (Spark/Air Mail) 1CD 756円
イギリスの音楽出版社が企画した英国フォーク、ブルースを集めたオムニバス盤。発売は1969年。
フォーク/ブルース・シンガーのマイク・クーパーがプロデュース、1969年のイギリスはジョン・メイオールから三羽烏のフリートウッド・マック、チキン・シャック、サヴォイ・ブラウンが大活躍する時正にブルースブームの真っただ中。そんな流れで出たものでしょう。Immediateにも同様な英国ミュージシャンによるフォークブルースのオムニバスが何枚かあったと記憶しますが、そこで聴けたT.S.マクフィーやジョー・アン・ケリーあたりのディープなブルースとは違い、マイク・クーパーというフォーク寄りの人がまとめただけあってブルース風とは云えフォークに近い感触の演奏が続きます。
で このアルバムには大きな目玉があって、実はその1曲のために買ったようなものなのです。Gerald T. Moore a.k.a G.T.Mooreによる"I Wouldn't Mind"がそれ。G.T.ムーアがこの後に参加するヘロンのセカンド・アルバムで再演される最初の録音がこれなのです。イントロのピアノ、アコギのつま弾き、途中から入ってくるチープなアコーディオン、そしてあのヘナーっとしたボーカル、このプリミティヴさにヘロンのファンはノックアウト必至。ヘロンのヴァージョンよりヘロンらしいとか云っちゃったりして(笑)
Side A
A1. See Me Running/Mike Cooper
A2. I Wouldn't Mind/Gerald T. Moore
A3. No Whiskey/Tom Robinson
A4. Here's To The Future Kid/Mike Cooper
A5. No More Doggin' /Little Brother Dave
A6. City Women/Duffy Power
Side B
B1. Oh Really/Mike Cooper
B2. Leaf Without A Tree/Sam Michell
B3. Big Boss Man/Tom Robinnson
B4. Sunflower/Bob Hall
B5. Firepoint/Bob Hall
B6. Halfway/Duffy Power

G.T. Moore - I Wouldn't Mind
Heron - I Wouldn't Mind (1971)
1,This is John Walker/John Walker (Carnaby/Air Mail) 1CD 514円
68年の「If YOu Go Away~行かないで」に次ぐ、69年のセカンド・ソロ・アルバムだそう。ジャケット写真からも伺えますが、路線は完全にまだウォーカーズ。
帯のキャッチコピーじゃないですが、メロウでジェントルなサウンドにジョンのハスキーボイスが乗るというボーカル・アルバムに仕上がっています。ドラマティックなアレンジのスロウ/ミディアム曲が主体のアルバムですが、だからこそのポップなR&B的な2曲が特に耳を惹きました。
ジョン・ウォーカーで検索をしてもウォーカーズ時代の記事と2011年に亡くなった時の訃報記事ばかり、ジョンもしかりなのでしょう。スコットとの差を痛感するばかり。
John Walker - Sun Comes Up
John Walker - Everything under the sun (1967)
2,Firepoint/V.A. (Spark/Air Mail) 1CD 756円
イギリスの音楽出版社が企画した英国フォーク、ブルースを集めたオムニバス盤。発売は1969年。
フォーク/ブルース・シンガーのマイク・クーパーがプロデュース、1969年のイギリスはジョン・メイオールから三羽烏のフリートウッド・マック、チキン・シャック、サヴォイ・ブラウンが大活躍する時正にブルースブームの真っただ中。そんな流れで出たものでしょう。Immediateにも同様な英国ミュージシャンによるフォークブルースのオムニバスが何枚かあったと記憶しますが、そこで聴けたT.S.マクフィーやジョー・アン・ケリーあたりのディープなブルースとは違い、マイク・クーパーというフォーク寄りの人がまとめただけあってブルース風とは云えフォークに近い感触の演奏が続きます。
で このアルバムには大きな目玉があって、実はその1曲のために買ったようなものなのです。Gerald T. Moore a.k.a G.T.Mooreによる"I Wouldn't Mind"がそれ。G.T.ムーアがこの後に参加するヘロンのセカンド・アルバムで再演される最初の録音がこれなのです。イントロのピアノ、アコギのつま弾き、途中から入ってくるチープなアコーディオン、そしてあのヘナーっとしたボーカル、このプリミティヴさにヘロンのファンはノックアウト必至。ヘロンのヴァージョンよりヘロンらしいとか云っちゃったりして(笑)
Side A
A1. See Me Running/Mike Cooper
A2. I Wouldn't Mind/Gerald T. Moore
A3. No Whiskey/Tom Robinson
A4. Here's To The Future Kid/Mike Cooper
A5. No More Doggin' /Little Brother Dave
A6. City Women/Duffy Power
Side B
B1. Oh Really/Mike Cooper
B2. Leaf Without A Tree/Sam Michell
B3. Big Boss Man/Tom Robinnson
B4. Sunflower/Bob Hall
B5. Firepoint/Bob Hall
B6. Halfway/Duffy Power

G.T. Moore - I Wouldn't Mind
Heron - I Wouldn't Mind (1971)
スコットばかり目が行っていましたが、ジョンも良いですね!ウォーカーブラザーズはホント良いグループでした!
そうですね、ウォーカーズはボーカルもアレンジもバックも素晴らしいです。