1,Journey Within - In Europe/Charles Lloyd (Collectabeles) 1CD 1,050円
2,Soundtrack - In The Sviet Union/Charles Lloyd (Collectabeles) 1CD 1,050円
Atlantic原盤のチャールス・ロイドの2in1CDを2枚中古で見つけました。
収められている4枚のアルバムは
「Journey Within 」(1967)
「In Europe」(1968)
「Soundtrack」(1969)
「In The Soviet Union」(1970) recorded May,1967
Charles Lloyd (ts,fl)
Keith Jarrett (p,ss)
Ron McClure (b) or Cecil McBee (b)
Jack De Johnette (ds)
チャールス・ロイドについては67年のフィルモアでのライヴ盤「Love-In」を入手の際こちらにも書いているのですが、時は60年代後半フラワー・ムーブメント真っ只中、時代の息吹をキッチリ掴む嗅覚を持っていたこの人はたちまち時代の寵児に。そんな絶頂期を捉えたのがこの4枚。これに「Forest Flower」「Love-In」を加えれば完璧でしょう。
テナー奏者としてはジョン・コルトレーンの影響が絶大な人ですが、時代を読む音楽クリエイターとしての才はジャズ・シーンに登場当初加わったチコ・ハミルトンの影響から育まれたものではないかと勝手に想像しております。
キース・ジャレット、ジャック・ディジョネットというこの後マイルス・グループに引き抜かれる逸材を見出し率いて完成させたたゆたうような浮揚感漂うそのサウンド、あの時代のあだ花的ではありますが私には昔も今も極めて有効なものです。
因みにフラワー・ムーブメントの終焉に合わせたかのようにロイドはこのグループを解散、70年代に入って急速にロック畑に接近、ビーチ・ボーイズを自身のアルバム「Moon Man」に招いたり、そのツアーに参加したり、ドアーズ、キャンド・ヒート等のアルバムに客演したりしてました。その後も80年代以降現在まで相当数のアルバムを制作していますが、そこまではフォローしていないので何とも....です。
Jazz Casual 68
1978年ビーチ・ボーイズとの共演映像がありました。風貌はまるで別人ですが、この音色・フレージングは正しくロイド氏。
All This Is That
2,Soundtrack - In The Sviet Union/Charles Lloyd (Collectabeles) 1CD 1,050円
Atlantic原盤のチャールス・ロイドの2in1CDを2枚中古で見つけました。
収められている4枚のアルバムは
「Journey Within 」(1967)
「In Europe」(1968)
「Soundtrack」(1969)
「In The Soviet Union」(1970) recorded May,1967
Charles Lloyd (ts,fl)
Keith Jarrett (p,ss)
Ron McClure (b) or Cecil McBee (b)
Jack De Johnette (ds)
チャールス・ロイドについては67年のフィルモアでのライヴ盤「Love-In」を入手の際こちらにも書いているのですが、時は60年代後半フラワー・ムーブメント真っ只中、時代の息吹をキッチリ掴む嗅覚を持っていたこの人はたちまち時代の寵児に。そんな絶頂期を捉えたのがこの4枚。これに「Forest Flower」「Love-In」を加えれば完璧でしょう。
テナー奏者としてはジョン・コルトレーンの影響が絶大な人ですが、時代を読む音楽クリエイターとしての才はジャズ・シーンに登場当初加わったチコ・ハミルトンの影響から育まれたものではないかと勝手に想像しております。
キース・ジャレット、ジャック・ディジョネットというこの後マイルス・グループに引き抜かれる逸材を見出し率いて完成させたたゆたうような浮揚感漂うそのサウンド、あの時代のあだ花的ではありますが私には昔も今も極めて有効なものです。
因みにフラワー・ムーブメントの終焉に合わせたかのようにロイドはこのグループを解散、70年代に入って急速にロック畑に接近、ビーチ・ボーイズを自身のアルバム「Moon Man」に招いたり、そのツアーに参加したり、ドアーズ、キャンド・ヒート等のアルバムに客演したりしてました。その後も80年代以降現在まで相当数のアルバムを制作していますが、そこまではフォローしていないので何とも....です。
Jazz Casual 68
1978年ビーチ・ボーイズとの共演映像がありました。風貌はまるで別人ですが、この音色・フレージングは正しくロイド氏。
All This Is That
興に乗って踊りながらのテナーにも、60年代後半のモジャ頭の風貌と別人28号なのもびっくりですが...
ビーチボーイズの曲といいながらまるでチャールス・ロイドのために書いたような構成ですね。一聴馴染みやすいバックサウンドにからむトレーンライクの枯れたテナー。ある時期のファラオやガトーのものと共通するサウンドはやはり78年でも続いていた...ということでしょうか。なんとなくビーチ・ボーイズのコーラスもそれっぽく(レオン・トーマスぽく?)聞こえてしまいます。
やはりコルトレーン命過ぎたのがまずかったのかもしれませんが、一連のジャケットのきれいなジョージ・アバキンがプロデュースしたアトランティックのアルバムは所有欲をかきたてられますね。全部揃えて何か一安心するというか。上記のアルバム以外にフォレスト・フラワーを含む4枚くらいあった気がします。
でも彼は本物だと思いますよ。
自身のアルバムではAtlanticを離れてからは別人のようになっていましたが、ライヴの現場では意外にも変わっていなかったのですね。その意味であの頃のロイドファンとしてはこの映像はとても面白いというか嬉しいものでした。
>Gravenitesさん
余りにもあの時代に乗り過ぎてしまった、よって凋落も早かったのでしょうね。ただ、音楽性は変わりましたが80年代以降BNとかECMのアルバムはそれはそれで評価はされているようですが。ECMのアルバムでは所謂ニューエイジっぽいことを演っていたような。
とは云いつつチャールス・ロイドはやっぱりAtlantic時代がすべてですね、私にとっても。