Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Patrick Sky - Tom Rush - Len & Judy

2018年08月28日 | Country,Bluegrass,Folk Song
1,A Harvest of Gentle Clanng/Patrick Sky (Vanguard) 1LP 890円
1960年代のグリニッジ・ビレッジのフォークシーンからデイブ・ヴァン・ロンク等々と出てきたフォークシンガー、パトリック・スカイ1966年のセカンドアルバム。ミシシッピ・ジョン・ハートの熱狂的な信者だったという(本盤のジャケット裏に写真有り)人で巧みなフィンガーピッキングとちょっと鼻にかかった歌声/語り口は中々に惹きつけます。
基本弾き語りのアルバムですが3曲にバックが付きます。その1曲、ライヴ録音と思しき”Keep On Walking”はあの高田渡さんの"自転車に乗って"を彷彿とさせます。高田さんもジョン・ハートの信者だったはずでナルホド、と。

蛇足ですがVanguardでのファーストとこのセカンドのジャケットに使われた写真は同じフォトセッション時ののものを使っていますね。
patrickfirst

Side A
A1 Jay Gould's Daughter
A2 A Girl I Once Did Own
A3 Are You From Dixie, "Cause I'm From Dixie Too
A4 Cape Cod Girls
A5 Good Old Man
A6 Keep On Walkin'
Side B
B1 Mahogany Row
B2 St. Louis Tickle
B3 The Farmer's Cursed Wife
B4 John Riley
B5 Give To The Cause
B6 Need Somebody On Your Bond


Patrick Sky - Jay Gould's Daughter



Patrick Sky - John Riley

  

Patrick Sky - Keep On Walking








2,Blues,Songs&Ballads/Tom Rush (Prestige) 1LP 550円
60年代初めハーヴァード大学の学生時代にボストンのフォークシーンから出ていたシンガー、Prestigeから2枚のアルバムを出したのちElectraに移ってシンガー・ソング・ライター然としたアルバムを出していくようになり70年代にはColumbiaに移籍しメジャーなSSWへ。
そんなトム・ラッシュの、64年のPrestigeでの2枚目のアルバム。タイトル通りトラディショナルなバラッドからブルースをボトルネックを駆使して歌い上げます。

Side A
A1 Alabama Bound
A2 More Pretty Girls
A3 Sister Kate
A4 Original Talking Blues
A5 Pallet On The Floor
A6 Drop Down Mama
Side B
B1 Rag Mama
B2 Barb'ry Allen
B3 Cocaine
B4 Come Back Baby
B5 Stackerlee
B6 Baby Please Don't Go


Tom Rush


Tom Rush - Original Talking Blues



Tom Rush - Stackerlee



Tom Rush - Blues, Songs And Ballads (1963) Full Album








3,Folk Songs,Sweet&Bittersweet/Len & Judy (Prestige) 1LP 550円
端正な顔立ちの男女デュオの1965年盤、そこからイメージされる通りの瑞々しい歌声が聴こえてきます。

Side A
A1 Chilly Winds
A2 Babe, I'm Going To Leave You
A3 Jesus Met The Woman At The Well
A4 Love's Bittersweet
A5 In My Time Of Dying
Side B
B1 Ox Driver
B2 Jackson
B3 The Land Of Odin
B4 This Life I'm Living
B5 Go 'Way From My Window
B6 Trouble In Mind


len&Judy


Len & Judy - In My Time of Dying - 1965 Folk - Prestige LP Track

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4 コメント

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Unknown (しみへん)
2018-08-29 07:46:10
Tom RushはWhat's Shakinぐらいしか知りませんが、これに入っているという事はfolk bluseという位置づけなのですかね?(I'm In Love Again結構好きです)

A Harvest of Gentle Clanng どうでもいいことですが、よくあんな細い枝で折れないもんだ(笑)
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Re: Tom Rush (Jahking@管理人)
2018-08-29 08:21:44
[What's Shakin]では1曲だけでしたが印象に残る1曲でした、確かに。

>よくあんな細い枝で折れないもんだ
まったく同じことを思いました(笑)
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Unknown (へなちょこ)
2018-08-29 17:16:03
 パトリック・スカイといえば"Many A Mile"ですね。私は、ジョン・ケイで知って、それからスカイにたどり着きました。この鼻声がくせになるんですよね。5枚目のアルバム「Two Steps Forward, One Step Back」にも、<To the Loving memory of Mississippi John Hurt>と記されています。
 プレスティッジは60年代前半には、フォーク系、ブルース系、ブルーグラス系の人のアルバムをたくさん出してますね。SSW紹介者のトム・ラッシュもいいですが、若き日の真摯な歌もいいですね。今年新作を出していましたが、追いかけ切れていません。
 Len & Judyは初めて聞きました。でも片割れ、Len Novyの多分唯一のアルバム「No Explanations」は、大したことなくて買って聞いたときは情けなくなりましたが、なぜか愛着があるアルバムです。
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Re:Patrick Sky (Jahking@管理人)
2018-08-29 20:23:25
へんちょこさん、アメリカンフォークもお得意なんですね! 
"Many a Mile"というとファーストの1曲目でしたね、バフィ・セント・メリーもアルバムタイトルにしていました(今回取り上げたスカイのセカンドアルバムはバフィーにささげられています、そういう関係だったのでしょうね)。スカイはそのファーストしか聴いていなかったのですが"Many a Mile"は印象に残ります。ジョン・ケイはあのDunhillのソロアルバムで演っていたのですね、いやぁ、気が付きませんでした、このソロ作も好きだったのですが、お恥ずかしい限り。

Prestegeはとにかくレーベル自体が大好きで、安いともうジャンルを問わずヤミクモにレーベル買いしています。
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