1,same/The Neon Phiharmonic (WB) 1LP 550円
ネオン・フィルハーモニック、その名を知ったのは遥か昔、ニュー・ミュージック・マガジンが創刊してそう時が経っていない頃に載った福田一郎さんの輸入盤紹介の記事にて。多分その時に取り上げられていたのは1969年の1月発売のファーストアルバム「Moss Confesses」だったのだと思います。斬新なバンド名と共に指揮者とボーカリストの二人組によるロックバンドというような紹介がユニークで記憶に残ったのだと思います。ですが、実際にその音に触れられたのはそこから10年近くも経った時だったでしょうか。
ということでネオン・フィルハーモニック、ソングライター/キーボード/指揮者Tupper SaussyとボーカルDon Gantが率いる所謂バーバンクサウンドの一大絵巻を描いたグループ。目くるめく壮大なオーケストレーションに美しいメロディ、実は録音はナッシュビルでバックは現地の腕っこき。今回入手したのは69年7月に発売されたセカンド・アルバム。1曲目からもう完全に持っていかれます。
ネオン・フィルハーモニックと云えば一般的にはトップ40ヒットとなった"モーニング・ガール"で、その曲を含むファーストアルバムが今ではソフトロックの定番と化していますがこのセカンドも負けず劣らず。90年代にSundazedでCD化されて一気にその評価が定着しましたね。その後この2枚に落ちこぼれ音源を加えてCD2枚組の「COMPLETE WARNER BROS. RECORDINGS 」がRhino Handmadeからリリースされています。
Side A
A1 Are You Old Enough To Remember Dresden?
A2 Forever Hold Your Peace
A3 You Lied
A4 Harry
Side B
B1 No One Is Going To Hurt You
B2 Long John The Pirate
B3 F. Scott Fitzgerald And William Shakespeare
B4 The Mordor National Anthem
蛇足ですが、ジャガーズの"君に会いたい"を68年に"You Are A Teaser (Kimi Ni Aitai)"として英語カバーしたのがDon & The Argus。このドンさんは後のネオンのボーカリストのドンさん。また、"モーニング・ガール"はピンク・レディがライヴで取り上げていました。
The Neon Philharmonic - Are You Old Enough To Remember Dresden (1969 )
Morning Girl and Morning Girl Later- Neon Philharmonic
ネオン・フィルハーモニック、その名を知ったのは遥か昔、ニュー・ミュージック・マガジンが創刊してそう時が経っていない頃に載った福田一郎さんの輸入盤紹介の記事にて。多分その時に取り上げられていたのは1969年の1月発売のファーストアルバム「Moss Confesses」だったのだと思います。斬新なバンド名と共に指揮者とボーカリストの二人組によるロックバンドというような紹介がユニークで記憶に残ったのだと思います。ですが、実際にその音に触れられたのはそこから10年近くも経った時だったでしょうか。
ということでネオン・フィルハーモニック、ソングライター/キーボード/指揮者Tupper SaussyとボーカルDon Gantが率いる所謂バーバンクサウンドの一大絵巻を描いたグループ。目くるめく壮大なオーケストレーションに美しいメロディ、実は録音はナッシュビルでバックは現地の腕っこき。今回入手したのは69年7月に発売されたセカンド・アルバム。1曲目からもう完全に持っていかれます。
ネオン・フィルハーモニックと云えば一般的にはトップ40ヒットとなった"モーニング・ガール"で、その曲を含むファーストアルバムが今ではソフトロックの定番と化していますがこのセカンドも負けず劣らず。90年代にSundazedでCD化されて一気にその評価が定着しましたね。その後この2枚に落ちこぼれ音源を加えてCD2枚組の「COMPLETE WARNER BROS. RECORDINGS 」がRhino Handmadeからリリースされています。
Side A
A1 Are You Old Enough To Remember Dresden?
A2 Forever Hold Your Peace
A3 You Lied
A4 Harry
Side B
B1 No One Is Going To Hurt You
B2 Long John The Pirate
B3 F. Scott Fitzgerald And William Shakespeare
B4 The Mordor National Anthem
蛇足ですが、ジャガーズの"君に会いたい"を68年に"You Are A Teaser (Kimi Ni Aitai)"として英語カバーしたのがDon & The Argus。このドンさんは後のネオンのボーカリストのドンさん。また、"モーニング・ガール"はピンク・レディがライヴで取り上げていました。
The Neon Philharmonic - Are You Old Enough To Remember Dresden (1969 )
Morning Girl and Morning Girl Later- Neon Philharmonic
確か以前に、Rhino Handmadeの全曲集を紹介されていましたよね。最近、Wounded Birdから安く再発されたようです。
"モーニング・ガール"はピンクレディが歌ったくらいで、キャッチーで美しいメロディを持って間奏では素晴らしいオーケストレイションが聴ける代表曲だと思います。が 私が一番惹かれているのがこのセカンドの1曲目に入っている全編目くるめく展開の"Are You Old Enough To Remember Dresden"です。これぞネオンの真骨頂かなと。
>へなちょこさん
そうですね、私もソフトロックと云われると若干の違和感を覚えます。実は私、Rhino Handmade盤は高くて手が出ず、Wounded Birdを買ったクチです。
今回発見したのはこのThe Neon PhiharmonicとMetamorphosisとを自分は一緒にしていたことです。クラシックの経験者の集まりと、それぞれ2枚づつアルバムを発表していて、蛾と蝶の似たようなジャケットなど共通点は多いです。New York Rock & Roll Ensembleとの違いはわかりますが。