Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Johnny Robinson 再び

2008年03月28日 | Soul, Funk
1,Memphis High/Johnny Robinson (Epic) 1CD 1,680円
2005年に出た紙ジャケCDが例のグローリーズと共に中古市場で高騰していた一枚。それが今年に入って再発(というか再プレス)されその高騰価格も一段落。

94年に出た初回CDで親しんでいた本盤ですが、この紙ジャケ盤には94年盤には収録が叶わなかった(と その94年盤ライナーにある)68~69年のOkeh録音6曲がボートラとして収録されております。

本編11曲での目玉は云うまでも無く11曲目の"You've been with him"。このサザン・バラードはやっぱり何度聴いても素晴らしく、曲・バック・歌、共に完璧です。が 私が一番好きなのは"Lady Doctor"、ジョニー・テイラーの"Little Blue Bird"や"Hello Sun Down"を思わせるゴスペル・ブルース。ティニー・ホッジスのギターの泣かせること! そして1曲目の"Funky Feet"もそのタイトル通りのファンキーさで大好き。

ボートラ6曲、本編と風味は違いますが、これまたいずれも素晴らしいものばかり。ノーザン/デトロイト風味の"Gone but not forgotten"、ディープな"Poor Man" "When a man Cries"、ファンキーな"You've been with him"、そしてトム・ジョーンズのヒット曲として知られるカントリー風の"Green Green Grass of Home"でさえ完璧なソウル・ミュージックと化しています。

本編に慣れ親しんだ人にとってはこの6曲は切り離して聴きたいものでしょうが、これらが加えられたことによってこのジョニー・ロビンソンの本質がくっきり。本来の意味で正しくボーナスとなっております。

94年盤から10年後のリマスターCDですから当然でしょうが、音圧からそのクリアーさは見違えるものになっていることも付け加えておきます。

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2 コメント

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Unknown (sugarfoot)
2008-03-29 08:33:33
結局これは買い直しませんでした。
ところで、ユートピア、また店頭に並んでますね。
またまたのリプレスでしょうか。
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Re:グローリアス・ソウル・ジェムズ (Jahking@管理人)
2008-03-29 10:03:03
そうですね、あっという間に消えたと思っていた例の2CDコンピも昨日見かけました。
自主盤とかならいざ知らず、メジャーから出たものが数日で入手困難ってのは如何にも異常(担当者の読みの甘さ)ですから。いったい「完全生産限定盤」ってどういう意味なのでしょう、笑っちゃいますね。

そういえば昨日、延期になっていた「Dr.Feelgood」を受け取りにDUにいったら何とこれ発売無期延期だそうで、オマケのミニュチュア・シングル・スリーブの残り1枚をもらって帰ってきました。トホホです。
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