Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Bloodrock Live (1972)

2022年05月24日 | 60's,70's Rock
1,Live / Bloodrock (Capitol) 2LP 880円
テキサス出身のハードロックバンド、ブラッドロック。その1972年リリース通算4枚目のアルバム、2枚組のライヴ盤です。
プロデュースがGFRを手掛けていたテリー・ナイトだったことで当時ブラッドロックを日本発売していた東芝さんは何かと云うとGFRの名を使って抱き合わせで売ろうとしていたのを記憶します。実際のところはGFRはシンプルなパワートリオ、ブロッドロックは独特な音色のオルガンを効果的使い時には英国プログレ風味まである6人組と同じハードロックでも随分と趣の違う二組だったのですが。

ということで、この72年の唯一のライヴ盤、GFRの熱狂に次ぐ熱狂のライヴ盤と違って随分とクールな印象のライヴ盤、実際"You Gotta Roll"、"Cheater"、"Kool-Aid Kids"の3曲はスタジオ録音に拍手歓声をダブしたものと。
元々がホントにテキサス出身?と思うくらいオルガン主体の英国~プログレハード風味のバンドにてライヴにおいても演奏は手堅かったのでしょう、とはいえ、英国バンドとは決定的に違うのはアメリカンバンドらしい大らかさにも溢れていること。このマッチングが魅力のバンド。このライヴ盤では演っていませんが、ファースとアルバムに入っていた"Melvin Laid An Egg"がこのバンドの魅力を一番表している曲だと昔から思っています。

Side A
A1 Castle Of Thoughts
A2 Breach Of Lease
A3 Lucky In The Morning
Side B
B1 Kool-Aid-Kids
B2 D.O.A.
Side C
C1 You Gotta Roll
C2 Cheater
Side D
D1 Jessica
D2 Gotta Find A Way

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2 コメント

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Unknown (へなちょこ)
2022-05-24 17:37:26
GFRの弟分みたいな売り出され方でしたね。最初に買ったのは、このアルバムにも収められている「D.O.A」のシングル盤でした。疾走感のあるギターやコーラス、一緒に歌いたくなる快活さがあるハードロック。一方で、オルガンが活躍する英プログレの趣があるのは、おっしゃる通りです。最初の3枚のアルバムが特に印象深いですが、プログレっぽくなっていく後期のアルバムも悪くないと思います。曲をたくさん提供していたジョン・ニッチンガーのバンド、ニッチンガーや、ヴォーカリストのジム・ラトリッジ、ギターのリー・ピケンズのソロ作も好きなアルバムです。
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Re:Bloodrock (Jahking@管理人)
2022-05-24 20:40:29
へんちょこさんもブラッドロックお好きなのですね、嬉しい限り。"D.O.A"の奇妙なオルガンのイントロ、忘れられないですね。私にとってこのバンドはジム・ラトリッジのボーカルが魅力の一つなので、リー・ピケンズとジム・ラトリッジが抜けた「Passage」以降はイマイチです。
ラトリッジのソロ作は昔持っていたのですが手放して久しく、ですが、手放したのは悔やんでいます。リー・ピッケンズ・グループは未だに現物にお目にかかったことが無いです。CD化されているようですが。ニッチンガーのブルースロック、これまた手放して久しいです、持ってたのは東芝盤でした。
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