Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Third Estate - Sweet Toothe

2008年01月26日 | 60's,70's Rock
1,Years Before the Wine/The Third Estate (Void) 1LP 1,050円
好き者には有名な76年の自主盤、やっと安価で遭遇しました。
他のレーベルでも出ていたと思いますが、入手盤はVoidからの「30th Anniversary Limited Edition」仕様もの。歌詞インサートと7インチ・シングルが付属しています。(外袋に貼ってあるシールにはFull Color Smile Poster,7 Page Insertも付属しているかの表記がありますが、中古入手のためかそれはナシ....ですがホントに入っていたのかなぁ)

1976年ルイジアナはバトンルージュで録音されたものでアコースティック・ギターがサウンドの要になってファズ・ギターが絡むといったフォーク・ロックのスタイル。いや、ウワサに違わず比類なく素晴らしいです。

マイナー・キーのドリーミー・チューン、朝靄の中から聴こえてくるようなロマンティック・チューン、フォーク・ロックといってもそんな単純なものではないプログレッシヴな展開が全体を覆います。1曲目"Years Before Wine"で入るこれまたドリーミーなFae Ficklinなる女性のボーカルも素晴らしい。自主盤ならではの世俗に塗れずこよなくピュアな音楽です。

オマケ7インチ・シングルには、1968年に録音されたHARRELL、EVERETT、MCGEHEE "Teenage Love"、1971年のROBERT EVERETTのソロ、"BRAND NEW DAY"の2曲が。本盤の10年近く以前の録音ですが本質に変化なし、特に後者には聴き惚れました。


2,Testing/Sweet Toothe (Void) 1LP 1,350
上記と同じくVoid Recordsからの再発LP。こちらは400枚限定でナンバリング入り。
ウエスト・ヴァージニアの5人組によるナッシュヴィルのマイナーDominion Recordsから75年に発売されたもの。
派手な歪んだギターに妙に醒めたボーカルとコーラスが絡むオルガンを含むブルース・ロック・ベースのヘヴィなサウンド。1曲目"Karen"の深く沈むようなマイナー・キーのくぐもったサウンドに惹かれたらもうズブズブ。

Sweet Toothe

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