1,Here They Come!/Paul Revere & The Raiders (Columbia) 1CD 1,050円
一昨年でしたか、ソニーから「Rock'n Roll50:Anniversary」なるシリーズの一枚として出た紙ジャケCDです。
50年代の終わりごろから活動していたポール・リヴィア&ザ・レイダーズが苦節ウン年、やっとメジャー・レーベルColumbiaと契約出来、65年に放ったファースト・アルバム(通産では3枚目)。
A面がライヴ録音、B面がスタジオ録音という変則盤。当時日本でのデビュー・アルバムはこちらに載せたColombiaでのセカンド「Just like Us」でした。この措置は絶対正解、「Just like Us」のほうがキャッチーな曲が満載ですから。尚、この本盤「Here They Come!」は結局当時は発売されず今回の発売が日本初登場だそうです。
ただ、今聴くとこの「Here They Come!」のほうが時流にあっているような気はします。特にA面のライヴはゴリゴリのサックスを入れた弾けるようなR&R、ライヴ現場で鍛え上げたバンドならでは、躍らせることに命を掛けたクラヴ・バンドの魅力が一杯。めくるめくR&Rの嵐。"Do You love Me"対決で東のポール・リヴィア&ザ・レイダーズ、西のデイヴ・クラーク・ファイヴなんて思ったりして。
B面のスタジオ録音では本アルバム唯一のポールとマーク・リンゼイによるオリジナル曲"A Kiss to Remember You By"が沁みます。あのマーク・リンゼイがこんな曲を歌えばそりゃーティーンの女の娘も卒倒するわな、と思わず納得のセンチメンタルな一曲。
左はネオ・ガレージバンドThe A-Bonesのシングル盤。まんまですね。
2,Land of 1000 Dances/Cannibal & The Headhunters (Rampart) 1LP 1,050円
ビートルズの65年セカンドUSツアーのオープニング・アクトをつとめたことで知られるイーストL.A.のチカーノ・グループです。
タイトル曲クリス・ケナーのカバー"ダンス天国"は65年にビルボードのポップ・チャートで30位まで上がった由。
この曲、ウィルソン・ピケット盤でも歌われる例の「♪ナー・ナナナナー」って部分はオリジナルのクリス・ケナー盤には無く彼等がはじめたものとのこと、因みにウォーカー・ブラザースは「ナー」じゃなくて「♪ラー・ララララー」でしたね。
J.B.の"Out of Sight"ジュニア・ウォーカーの"Shotgun"テンプスの"My Girl"等々メキシコ風味のR&Bがたっぷり聴けます。英Vampi SoulからこのLPの拡大版CDもでているようです。
Cannibal and the Headhunters
"ダンス天国"はやっぱしピケット! ついでに載せちゃいます。
Wilson Pickett - Land of a 1000 dances (1971)
一昨年でしたか、ソニーから「Rock'n Roll50:Anniversary」なるシリーズの一枚として出た紙ジャケCDです。
50年代の終わりごろから活動していたポール・リヴィア&ザ・レイダーズが苦節ウン年、やっとメジャー・レーベルColumbiaと契約出来、65年に放ったファースト・アルバム(通産では3枚目)。
A面がライヴ録音、B面がスタジオ録音という変則盤。当時日本でのデビュー・アルバムはこちらに載せたColombiaでのセカンド「Just like Us」でした。この措置は絶対正解、「Just like Us」のほうがキャッチーな曲が満載ですから。尚、この本盤「Here They Come!」は結局当時は発売されず今回の発売が日本初登場だそうです。
ただ、今聴くとこの「Here They Come!」のほうが時流にあっているような気はします。特にA面のライヴはゴリゴリのサックスを入れた弾けるようなR&R、ライヴ現場で鍛え上げたバンドならでは、躍らせることに命を掛けたクラヴ・バンドの魅力が一杯。めくるめくR&Rの嵐。"Do You love Me"対決で東のポール・リヴィア&ザ・レイダーズ、西のデイヴ・クラーク・ファイヴなんて思ったりして。
B面のスタジオ録音では本アルバム唯一のポールとマーク・リンゼイによるオリジナル曲"A Kiss to Remember You By"が沁みます。あのマーク・リンゼイがこんな曲を歌えばそりゃーティーンの女の娘も卒倒するわな、と思わず納得のセンチメンタルな一曲。
左はネオ・ガレージバンドThe A-Bonesのシングル盤。まんまですね。
2,Land of 1000 Dances/Cannibal & The Headhunters (Rampart) 1LP 1,050円
ビートルズの65年セカンドUSツアーのオープニング・アクトをつとめたことで知られるイーストL.A.のチカーノ・グループです。
タイトル曲クリス・ケナーのカバー"ダンス天国"は65年にビルボードのポップ・チャートで30位まで上がった由。
この曲、ウィルソン・ピケット盤でも歌われる例の「♪ナー・ナナナナー」って部分はオリジナルのクリス・ケナー盤には無く彼等がはじめたものとのこと、因みにウォーカー・ブラザースは「ナー」じゃなくて「♪ラー・ララララー」でしたね。
J.B.の"Out of Sight"ジュニア・ウォーカーの"Shotgun"テンプスの"My Girl"等々メキシコ風味のR&Bがたっぷり聴けます。英Vampi SoulからこのLPの拡大版CDもでているようです。
Cannibal and the Headhunters
"ダンス天国"はやっぱしピケット! ついでに載せちゃいます。
Wilson Pickett - Land of a 1000 dances (1971)
はい!わたしも卒倒した一人ですよん~♪
ついでにデイブ・クラークも好きですw
HERE THEY COMEは1967年11月日本コロンビアから発売されてます。ライナーノートは木崎義二氏です。
ども、お久し振りです。
>ついでにデイブ・クラークも好きですw
こっちもマークに負けず劣らずイケメン揃いでしたものね(笑) マイク・スミスなんてあの端正なお顔であの大迫力ボーカルですから男の子からもヤッカミ半分、一目置かれていたのではないかと想像します。
>HERE THEY COMEは1967年11月日本コロンビアから発売されてます
あらーっ、今回入手のかまち潤氏のライナーには「本作は約40年にわたりアナログ、CDでも一度も紹介されなかった」って記載があるんですよ。
さすがリアル・タイマー・マーク・フリーク、敬服します、ご指摘・ご教授有り難うございました。
機会があったら(あるか、そんなもの?)かまち先生に云っておきます(笑)
そういえば、来月20日にマークのソロ・アルバム3作が紙ジャケCD化されますね。みけいじさんにしてみれば正に我が意を得たりの思いかと想像します。
http://diskunion.net/latin/ct/list/0/0/11045