Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Wilson Pickett & More Soul Music

2007年09月24日 | Soul, Funk
1,A Man and a Half: The Best of Wilson Pickett (Atlantic) 2CD 1,680円
実はピケットさんのCDってほとんど持っていなくて未だにアナログで親しんでいる管理人です。先日入手し久し振りに聴いた「Midnight Mover」でピケット熱に火がついてCDを買い込もうとしていた矢先、チェックしていたこの2枚組CDの中古に遭遇、勇んで買ってきました。(でも中古盤の悲しさ、ブックレットが入っていない! チクショーでした。) 

92年にAtlantic/Rhinoが出した全44曲入りのベスト盤、ライヴやノット・オン・LP、エディット違いもチョコッと入って一応これがベスト盤の決定版みたいですね。ファルコンズ時代の"I found a Love"からDouble L時代を経て黄金期、そして70年代はじめのあの"Fire & Water"まで録音順に収録されているのでそのサウンドの変化が良くわかって黄金期のピケットを知るには最適なCDでしょう。私なんか慣れ親しんだ曲がコレでもかと出てくるので、もう一気に聴き通してしまいました。欲を云えば、アップ曲中心でスローの重要曲が....とも思いましたが、まぁ、そちらはオリジナル・アルバムで、ということで。
いや、もうまったく凄い人ですね、この強靭なノド、切れ味抜群のリズム感、表現力の豊かさ、今更ながらやっぱ、大好き!

Disk 1
1 I Found a Love [The Falcons] (02:25)
2 Let Me Be Your Boy (02:40)
3 If You Need Me (02:34)
4 It's Too Late (03:03)
5 I'm Gonna Cry (Cry Baby) (02:19)
6 Come Home Baby (02:34)
7 In the Midnight Hour (02:30)
8 Don't Fight It [Unedited Single Master] (02:30)
9 I'm Not Tired (02:45)
10 That's a Man's Way (02:19)
11 634-5789 (Soulsville, U.S.A.) (02:53)
12 Ninety-Nine and a Half (Won't Do) (02:35)
13 Land of 1000 Dances (02:23)
14 Mustang Sally (03:04)
15 Three Time Loser (02:19)
16 Everybody Needs Somebody to Love (02:16)
17 Soul Dance Number Three (02:38)
18 You Can't Stand Alone (02:47)
19 Funky Broadway (02:33)
20 I'm in Love (02:30)
21 Stagger Lee (02:19)
22 Jealous Love (02:47)
23 I've Come a Long Way (03:10)
24 In the Midnight Hour [Live & Burnin'] [Live] (08:08)

Disk2
1 I'm a Midnight Mover (02:24)
2 I Found a True Love (02:22)
3 She's Looking Good (02:26)
4 Man and a Half (02:49)
5 Hey Jude (04:06)
6 Mini-Skirt Minnie (02:58)
7 Toe Hold (02:48)
8 Hey Joe (03:02)
9 You Keep Me Hangin' On (04:54)
10 She Said Yes (03:13)
11 Cole, Cooke & Redding (03:51)
12 Sugar, Sugar (02:56)
13 Get Me Back on Time, Engine Number 9, Pt. 1 (06:25)
14 Don't Let the Green Grass Fool You (02:46)
15 Don't Knock My Love, Pt. 1 (02:16)
16 Call My Name, I'll Be There (02:17)
17 Fire and Water (03:30)
18 (Your Love Has Brought Me) A Mighty Long Way (02:59)
19 Funk Factory (02:54)
20 Funky Broadway [New Edit][Live] (04:17)


2,Aretha's Jazz/Aretha Franklin (Atlantic) 1CD 416円
70%Offでのお買い物。正直なところ、アリサはどちらかというと苦手気味。歌に破綻がないというか完璧、上手すぎて。
で 本盤、69年の「Soul'69」と73年の「Aretha:Hey Now Say」のピックアップした編集盤のようです。中編成のビッグ・バンドに乗ったものとジュニア・マンス、ケニー・バレル、ロン・カーター、ジョー・ザビヌル(合掌!)といったコンボに乗ったもの、そして1曲はマッスル・オールスターズに乗ったものが収められています。バックは確かにジャズ風味ですが、アリサはことさら意識する風でもなくマイペース。

Aretha Jazz


3,Goodnight Sweetheart Goodnight : Recorded Live/The Spaniels (New Rose) 1CD 500円
ブックオフでのお買い物。56年VeeJayから出した上記タイトル曲でお馴染み(映画アメリカン・グラフィティでも挿入されていましたね)のスパニエルズ。
そのスパニエルズの85年、マサチューセッツのクラブでのライヴ録音CD。良くあるオールディーズDoo-Wopショーで、10分近くにわたるDoo-Wopの有名曲メドレーでスタートとそのテのショーの典型的なもの。ですが、55年からのメンバーが3人参加という布陣、さすがに聴かせます。彼等の素晴らしいハーモニーが映える控えめなバック(リズム隊にオルガン、ギターとサックスという小編成)も○。
原盤はわかりませんが、Relic RecordsのLittle Walter Devenneが制作に絡んでいるよです。

ということで、期待もせずに買ったもの意外にも結構良かった本盤ですが、93年にセンチュリー・レコードが出した日本盤。「Legendary Do-Wap Live Series」(Doo-WopじゃなくてDo-Wapってところが悲しいぞ)の一枚で他にナツメグス、ドリフターズ、コースターズが出ている模様。しかし、担当がよほどの好き者だったの何なのか、よく出しましたねこんなおよそ売れそうもないモノを。英断というより失礼ながら無知無謀に思えます(笑)

Spaniels Live


4,You're so Fine/The Falcons (Relic) 618円
これも70%Offでのお買い物。ファルコンズのCD/LPはRelicから3枚出ていますが、これはその1枚目。Doo-Wopからアーリー・ソウルにつながるグループですがそのメンバーはジョー・スタッブス、マック・ライス、エディ・フロイド、ウィルソン・ピケットと高名者がズラリ。その変遷はこちらをご覧いただければと。
本盤はピケットさんは加入前の録音を集めたものですが、上記の3人は聴く事が出来ます。エディ・フロイドがリードの"Goddes of Angels"の沁みること!

Falcons

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2 コメント

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Unknown (chitlin)
2007-09-24 23:11:13
Wilson Pickett、熱いシンガーでしたよね。
私もこの2枚組ベストを持っています。

>ファルコンズ時代の"I found a Love"
これ大好きなんです。若気の至りでしょうが、恐れを知らない向こう見ずな激唱!
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Re:Wilson Pickett (Jahking@管理人)
2007-09-25 21:10:05
仰る通り初期の激唱もいいのですが、Atlantic後期の"Green Grass fool You"が格別に好きだったりします。

シングルまで手を出していないので詳しくないのですが、ノット・オン・LPでまだまだ凄い曲があるはずなのでそろそろそのあたりまで突っ込んだCDが欲しいところですね。ジョー・テックスほどではないのですが、往時の人気に比してどうもこの人いまひとつ不遇というか過小評価されているような気がして残念です。今の時代には合わないシンガーなのでしょうか。
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