Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jackie DeShannon Imperial Years

2008年06月29日 | 60's,70's Rock
久し振りに寄った神保町の某中古店で、ジャッキー・ファンがまとめて処分したのでしょう60~70年代のジャッキーのLPが10枚ほど詰まっているエサ箱に遭遇。
いずれもボートラがゴッチャリ入ってCD化はされているようですが、まぁこの値なら適正かと、持っていなかった下記3枚を購入。まだロクに聴けていなのですが。


1,Are You Ready for This?/Jackie DeShannon (Imperial) 1LP 1,260円
ジャッキー流ガール・ポップな66年盤。例のハル・デヴィッド-バート・バカラック作の大ヒット"What the World Needs Now Is Love"の流れの一作。

Jackie DeShannon - What The World Needs Now Is Love



2,In the Wind/Jackie DeShannon (Imperial) 1LP 1,260円
上記盤のひとつ前に出された65年盤。何故かあの63年の大ヒットお馴染みの"Needles and Pins"が入っていますが、ディラン4曲ものほか、"If I had a Hammer"、"500 Miles"、"Puff"等々のフォークの大ヒット曲のカバーが中心のジャッキー流フォーク・アルバム。

DeShannon In the Wind


3,Laurel Canyon/Jackie DeShannon (Imperial) 1LP 1,260円
さて、問題は69年の本盤。上記2枚の流れで聴くと違和感バリバリ。自作の1曲目タイトル曲からいきなりの南部風味、ジャッキー嬢も気張る気張る。そして2曲目があのクリームの"Sunshine of Your Love"の南部アレンジ・ヴァージョン。続いてバリー・ホワイト作とのクレジットのまるで"The Weight"な"I got My Reason"。

更に聴き進めるとジャケットに「feauturing "The Weight"」と謳ってあるビッグ・ピンクなその曲が。そうか! まるごとビッグ・ピンクのオマージュかと。ジャッキーよ、お前もか! というわけでジャッキー嬢、マジにヤラれたんですね、ビッグ・ピンク~南部サウンドに。よく考えれば、その後のジャッキー嬢の活動の出発点になったのがこのアルバムということでした。

と 思って聴き直せば、聴き応え充分の性根入ったハリウッド産スワンプ・アルバムでした。

それにしても、マック・ルベナックa.k.aドクター・ジョンのピアノには痛み入りました、本アルバムのサウンドの要。時折入るダミ声男性ボーカル(バリー・ホワイト?)もいいアクセントに。

DeShannon Lauel


Jackie DeShannon - The Weight


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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いいですね。 (uni)
2008-06-29 15:46:44
そんなに大量に?

あぁ  ほしい!

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Re:いいですね (Jahking@管理人)
2008-06-29 16:21:33
コマメに探せば見つかるLPではあるとは思いますが、コレだけまとまっての放出に出会ったのはラッキーでした。犬も歩けば....ですね。
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