Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jazz From Westchester Workshop

2013年07月18日 | Jazz
1,Unique Jazz from the Westchester Workshop/Vinnie Riccitelli (Unique) 1,200円
The Westchester Workshopなる8人組グループ名義の1957年リリースのマイナー盤。レーベルにはVinnie Riccitelli&The Westchester Workshopとのクレジット、このアルト奏者Vinnie氏が"Love For Sale"を除く全曲を作っていてリーダーでもあるのでしょう。
トロンボーンのエディ・バートを除いてまったくその名も聞いたことの無い人たちばかりの本盤、購入動機はひとえに店頭で一発で魅せられたこのジャケット、Pacific JazzとかContenporlryで素晴らしい写真を沢山残しているウィリアム・クラクストンを想起させる素晴らしい写真です(本盤にはジャケット・デザイン関係のクレジットは無し)。

これを出しているUnique RecordsがN.Y.のレーベルなので制作もN.Y.ではないかとかってに想像しますが、4管のアンサンブルを結構重視したウエストコースト風な雰囲気もある白人ジャズに聴こえます。

Vinnie Riccitelli(as)
Joe Shepley(tp)
Carmen Leggio(ts)
Gene Allen(brs)
Eddie Bert(tb)
Dolph Castelland(p)
Eddy Tone(b)
Joe Venuto(dr)

unique


Westchester Workshop

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2 コメント

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Westchester Jazz (Gravenites)
2013-07-19 08:59:49
このような無名、しかもローカル、ほとんどがオリジナル曲で占められたアルバムって好きです。スタンダードで、親しみのある曲が入っているジャズが好まれる昨今、へそ曲がりの興味ですけどね。

ワークショップと名の付くセッションはこのようなメンバーがオリジナルを持ち合い、初見で演奏するようなものが多いようですが、メンバーの技量、オリジナリティ、読譜力が要求れる場所なのでしょう。和気あいあいのジャム・セッションとは対極の真剣勝負の場ともいえますが、そのような場でスィングというかグルーブを出すのはかなり難しいかと思います。

でもジャズにはこのような場は今後もずっと必要でしょう。

そういえばこのようなタイプのジャズはサード・ストリームとも言われていました。

ちなみにこのアルバム、下手すると万円単位のものかもしれません。

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Jazz from the Westchester Workshop (Jahking@管理人)
2013-07-19 21:28:05
一番つまらないジャズは決まりきった定番スタンダード曲を十年一日のごときアレンジ/何の破綻もないアドリブで、一般にはリラックスした好演とか云われるような演奏。
その意味ではこういった心意気が感じられる演奏には(技量はともかくも)興味を覚えます。

入手盤は画像でもわかる通りジャケットの左側に前の所有者がバインド様にでしょうパンチ穴をあけてしまっているのです。よって、こんな価格だったのかと思います、その穴以外はジャケも盤もほぼミント状態なのですが。


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