Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Mick Abraham's Blodwyn Pig

2011年06月28日 | 60's,70's Rock
1,Ahead Rings Out/Blodwyn Pig (A&M) 1LP 600円
ジェスロ・タルの初代ギタリストだったミック・エイブラハムが独自のブルースを演りたくてタルを脱退して結成したのがこのブロッドウィン・ピッグ。本盤は1969年のファースト・アルバム。オリジナルは英Islandですが、入手盤は米A&M盤です。当時日本盤も出ていたのを記憶します。

ギタリストがリーダーのブルース・ロックというとギターが全面に出たフリートウッド・マック、チキン・シャック、サボイ・ブラウン、クライマックス・シカゴ・ブルース・バンド、ブラック・キャット・ボーンズ等々が思い浮かぶわけですが、このピッグは一味違うサックスを入れたジャージーなブルース・ロックを展開します。 

ブルースブームが去った事もあってか翌年にもう一枚アルバムを出してに解散、ですが80年代には復活、今もミックはこのバンドを名乗って活動中。その意味ではスタン・ウエッブのチキン・シャックと似ていますね。オフィシャル・サイトはこちら

Blodwyn Pig

ここに写るジャケットが英国盤。
Blodwyn Pig - Dear Jill


Blodwyn Pig - Modern Alchemist


Blodwyn Pig - Same old Story 1970

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3 コメント

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Unknown (しみへん)
2011-06-28 07:47:33
ジェスロ・タルの1stとブロッドウィン・ピッグの1stは英ブルースロックの中でも特に愛聴盤です。英ブルースロックギタリストはクラプトンが始めたペンタトニック系のオーソドックスなスタイルの人が多いですが、ミック・エイブラハムは本当オリジナリティ溢れていました。ミュージシャンズ ミュージシャンであったのもうなずけます。ブート臭いLIVEも良かった。
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Mick Abrahams (Gravenites)
2011-06-28 12:34:19
この人のギターはまさにオリジナルですね。
ジャック・ランカスターのマルチ・リードもコロシアムのディック・ヘクストール・スミス同様ユニークです。
このバンド、ジェスロ・タルからクライブ・バンカーをドラムズに迎えてからリズム・セクションが大分よくなりました。
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Mick Abrahams (Jahking@管理人)
2011-06-28 22:22:15
しみへんさん、Graさん、お二方からも絶賛のこの人、実にマニアライクなギタリストですね。ピッグの2枚のアルバムを聴くとギタリストとしだけでなくサウンドメーカーとしても相当な力量を持っていた(それほど、独自のサウンドを作っていた)と思います。しみへんさんご指摘のミュージシャンズ ミュージシャンだという存在、さもありなんと思います。
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