1,水中花/井上忠夫 (king) 1LP 108円
1972年にブルーコメッツ解散し作曲家に転身した後の1976年発表のファースト・アルバム。
全曲が阿久悠作詞、井上忠夫作曲、バックはハプニングス・フォー出身でその後トランザムを結成するチト河内のグループによるもの。
タイトル曲は云わずと知れた名曲であり名唱、新世代演歌との云うべきものでしょうか。ブルコメ時代から洋楽志向であったはずの井上さんのメージからすると意外な曲でありアルバムですが、文学作品のような阿久悠氏の詞と相俟って演歌とか歌謡曲とかの枠を超えた独自の世界を描き出しているように聴こえました。
Side A
1,水中花
2,雨の風景
3,長い雨
4,履歴書
5,妹ひとり
6,黄昏みたいに暗い朝
Side B
1,処女花
2,流れ雲
3,踊り子
4,夜曲
5,朝の詩 PART1/PART2
ブルコメを解散してすぐの1973年に録音していた得意のサックスをメインにしたアルバム「女の願い・井上忠夫テナー・サックス最新歌謡」を6年ほど前に取り上げているのですが、この記事へのアクセスが定期的に結構あって、今も井上さんを思う/慕う人は多いのだなぁと実感していたところに遭遇したのがこのファースト・アルバム、普段この手の演歌系歌謡曲はちと縁遠いのですが、いざ聴いてみれば思いのほかその世界に入っていった自分に驚いたりもしています。門外漢が云うのもナンですが、このアルバム、なかなかに完成度が高いのでは。
水中花 井上忠夫('76)
1972年にブルーコメッツ解散し作曲家に転身した後の1976年発表のファースト・アルバム。
全曲が阿久悠作詞、井上忠夫作曲、バックはハプニングス・フォー出身でその後トランザムを結成するチト河内のグループによるもの。
タイトル曲は云わずと知れた名曲であり名唱、新世代演歌との云うべきものでしょうか。ブルコメ時代から洋楽志向であったはずの井上さんのメージからすると意外な曲でありアルバムですが、文学作品のような阿久悠氏の詞と相俟って演歌とか歌謡曲とかの枠を超えた独自の世界を描き出しているように聴こえました。
Side A
1,水中花
2,雨の風景
3,長い雨
4,履歴書
5,妹ひとり
6,黄昏みたいに暗い朝
Side B
1,処女花
2,流れ雲
3,踊り子
4,夜曲
5,朝の詩 PART1/PART2
ブルコメを解散してすぐの1973年に録音していた得意のサックスをメインにしたアルバム「女の願い・井上忠夫テナー・サックス最新歌謡」を6年ほど前に取り上げているのですが、この記事へのアクセスが定期的に結構あって、今も井上さんを思う/慕う人は多いのだなぁと実感していたところに遭遇したのがこのファースト・アルバム、普段この手の演歌系歌謡曲はちと縁遠いのですが、いざ聴いてみれば思いのほかその世界に入っていった自分に驚いたりもしています。門外漢が云うのもナンですが、このアルバム、なかなかに完成度が高いのでは。
水中花 井上忠夫('76)
やはり井上さんの居ないブルコメは寂しいですね。
>uniさん
ブルコメ時代のみならず作曲家としても多大な貢献された井上さん、年齢的にはまだまだの若さでしたので残念の一言でしたね。
井上さんのいないブルコメは確かに淋しいですが、今も残った4人でしっかり井上さんの意を継いで活動しておられて素晴らしいですね。
>プロが書くとこうなるのだ
いやぁ、分ります、プロそれも阿久/井上の最強タッグチーム、職業作家の極みの作品ですね、当時のSSWとは次元が違います、確かに。ただ、勿論、どっちが面白いとか好みだとかという話とは別ですけど。