Female Singers

女性シンガーを擁するバンドを3組。Jefferson AirplaneにVelvet Night、そしてStone The Crowsです。

1,This is Our Life/Jefferson Airplane(Gold Standard) 1CD 680円
J.Aも持ってないBootを見つけるとついつい手が出てします。クレジットによると67年10月の12曲に66年1月の2曲、それに出所不明という2曲の計15曲入り。いづれもステレオSB録音でジャック・キャシディのベースのウネリ具合(私、これが好きで)もよく録れていて○。かつてはこの手の60'sバンドのBootでは右に出るものは無かった大御所BootメーカーGold Standardからのもの。



2,same/Velvet Night(Fake-Metromedia) 1LP 500円
ニューヨークの6人組、Metromediaから出た69年の唯一のアルバム。板起こしのパイレートBootでホワイト・ヴィニール盤。ドノバンの"Season of the Witch" ティム・ハーディンの"If I were a Carpenter"等サイケ・バンドの定番曲に加えてクリームの代表曲メドレー、ザ・バンドの"The Weight"まで結構節操がない選曲。ですがいざ聴いてみるとサックス/リコーダーを上手く使ってオルガン主体のオリジナルなアレンジをしていて個性は充分。但し看板のLynn Bccumini嬢のボーカルは残念ながら頑張ってはいるものの明らかな力量不足。N.Y.拠点のバンドとのことですがメンバーの名前からして全員イタリア系かな、かつてのWhite Doo-Wopの多くがそうであったように。
プロデューサー、Jimmy Curtissのディスコグラフィーなんて興味深いページがこちらにありました。ここに載っているアルバム「J.C.Life」は30年来の愛聴盤です。



3,same/Stone The Crows(Fake-Polydor) 1CD 300円
あのマギー・ベル嬢を擁したバンドの70年のファースト。今では正規CD化もされていますが、90年代中頃に出たこれまた板お越しBoot－CDです。リキミまくるハスキー・ボイスで圧倒的に歌いまくるマギー嬢のボーカルは圧巻。勿論ジャニスを彷彿とさせるわけですが、英国人のためか色合いは結構違いますね。
そのマギー嬢のソロは今年の２月に入手にしております。

クロウズのバンド詳細はこちらにばっちり載っています。



見開きカバーの表面


カバーの内面


マギー嬢のソロ・アルバム