Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Lonely Guitar

2019年08月11日 | Surfin' & Hot Rod,Eleki Inst.
1,さすらいのギター~Lonely Guitar/V.A. (Philips) 1LP 108円
うん十年前に中古で入手していた盤ですが、渋谷HMVで打ち捨てられていたので救済。
実は本盤、エレキインストファンにはエポックな盤であったりもするのでその紹介も兼ねて購入してみました。

Side A
A1 さすらのギター Mandshurian Beat/ザ・サウンズ
A2 さすらいの広野 Tell Me
A3 ロンリー・ギター Lonely Guitar
A4 エマの面影 Emma
A5 トロイカ Troika
A6 さすらい人 The Wanderer
Side B
B1 ジャンゴ Django/ザ・クリフターズ
B2 アマポーラ Amapola
B3 旅の道ずれThe Coachman/ザ・フィーネーズ
B4 二つのギター Two Guitars
B5 涙の星くず Galaxie/ザ・ギターズ
B6 うつろなる空 Spatial Slow

ということで、A面はフィンランドのみんな大好きザ・サウンズ6曲、B面はデンマークのザ・クリフターズ、スプートニクスのボー・ウィンバーグ多重録音したザ・フィーネーズ、それにフランスのザ・ギターズがそれぞれ2曲づつという内容。

問題はB面3曲目「旅の道ずれThe Coachman/ザ・フィーネーズ」、実はこれ"哀愁のカレリア"なんです。"哀愁カレリア"の原題は"Ajomies"で英訳すると"The Coach Man"もしくは"Carriage Man"日本語で言うところの"四輪馬車"。よって"旅の道づずれ"なんて邦題が付いたのですね。とういうことで、あの誰もが知る"カレリア"の初出盤がこのアルバムなのです。

その後日本ビクターはこのフィーネーズの演奏を"哀愁のカレリア"とタイトルを変えてシングルでリリース、同時に日本グラモフォンはポリドールレーベルでスプートニクスの"霧のカレリア"をリリース、1965年に大ヒットしたのはご承知の通り。

哀愁のカレリア ザ・フィーネーズ




霧のカレリア ザ・スプートニクス




エマの面影 ザ・サウンズ EPレコード





さすらいの広野 ザ・サウンズ




トロイカ ザ・サウンズ




The Feenades - Two Guitars




さすらいのギター ザ・サウンズ EPレコード


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4 コメント

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Unknown (uni)
2019-08-12 08:33:44
これ以降でしょうが北欧、ロシアのマイナーコード路線が一世風靡なんですね。
私たち軽音も黒い瞳とかのロシア民謡哀愁路線でした(笑)
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Re:ロシア民謡哀愁路線 (Jahking@管理人)
2019-08-12 09:12:21
日本のエレキブームの頂点は1965年、サウンズとかジョーカーズとか北欧哀愁路線が出てきたのは63年、「ともしび」とかの歌声喫茶でロシア民謡がさかんに歌われていたのはもっと以前からでしょう、日本人は北欧/ロシア民謡哀愁路線が大好きなんですね。
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Unknown (funkytop)
2019-08-14 15:08:50
70年代ソ連と言われた時代に2カ月程ツアーしましたが、連邦何処へ行ってもマイナー曲の受けは良かったです。
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Re:ロシア民謡哀愁路線 (Jahking@管理人)
2019-08-14 16:36:20
そうですか、そもそも本国でも人気なんですね。
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