1,Mama's Blues/Rory Block (Rounder) 1CD 100円
私もあまり聴いている人ではないのですが、このCDが100円は無いだろうと。DUの某郊外店にて。
1曲目がロバート・ジョンソンの"Terraplane Blues"、続く2曲があのキャンド・ヒートがその名をとった"Canned Heat Blues"で知られるミシシッピーのブルースマン、トミー・ジョンソンのカバーとブルース・アルバムの作り。
弾き語りからベース、ドラムスも付いたバンドものまで飽きさせません。ヨーマ・コーコネンの渋いギターが付いたタイトル曲が印象的。その曲をはじめ何曲かで聴けるドラムスはジェリー・マロッタ。この人ってポール・マッカートニーとかピーター・ガブリエルとかとも演っていたあのドラマーですよね、どこでどうつながったのか興味深いです。さすがにプログレッシヴな(?)ドラムスを披露しています。
2,Tom Thumb The Dreamer/Michael Dinner(Fantasy) 1LP 100円
そう云えば74年に出たファーストを昔それなりに聴いていたなぁと、本盤を100円エサ箱で見つけたときに思い出しました。カントリー風味のあるウエスト・コースト都会派アルバムというか。
で 本盤は76年のセカンド。クレジットを見るとThe Dinettesなるバンド名が。このメンバーがワディ・ワクテル(G)デヴィッド・フォスター(Kbd) ビル・チャンプリン(Org) ディ・マレイ(B) ナイジェル・オルソン(Ds)だって。凄いメンツですね。より都会的になってAOR直前のサウンドとでもいいましょうか、このメンツから想像できる通りのもの。まだ良く聴いていないなかで云うのもなんですが、ボーカルに飛び抜けた個性があるわけではないのでやや類型的かな。
このマイケル氏、この後は歌を捨てて映画方面に行きその方面では高名なお方になっているようですね。
3,same/Canned Heat (Magic) 1CD 475円
フランスのMagicから復刻されたキャンド・ヒート67年のファースト。67年というとあのモンタレー・ポップ・フェスティヴァルが開かれた年、Summer of Love。
その後独自のプログレッシヴなブルースを開拓していくこのバンドですが、全曲がカバー(クレジットでは何曲かはメンバーのオリジナルとなっていますが、改作だと思います)の純ブルース・アルバム。
1,"Rollin' and Tumblin'" (Muddy Waters) – 3:11
2,"Bullfrog Blues" (William Harris) – 2:20
3,"Evil Is Going On" (Willie Dixon) – 2:24
4,"Goin' Down Slow" (St. Louis Jimmy Oden) – 3:48
5,"Catfish Blues" (Robert Petway) – 6:48
6,"Dust My Broom" (Robert Johnson/Elmore James) – 3:18
7,"Help Me" (Sonny Boy Williamson II) – 3:12
8,"Big Road Blues" (Tommy Johnson) – 3:15
9,"The Story of My Life" (Guitar Slim) – 3:43
10,"The Road Song" (Floyd Jones) – 3:16
11,"Rich Woman" (Dorothy LaBostrie/Millet) – 3:04
キャンド・ヒートというとブギー、ここでもお得意の"Catfish"を披露。このバンド、あまたあった当時の白人ブルースバンドと異なってモダンな曲を演っても趣は戦前のカントリーブルースから50年代初めのダウンホーム・ブルースを思わせるところが唯一無二の個性で、よく並び称されるバターフィールド・ブルース・バンドとは決定的に違うところ(実際に67年のバター・バンドは既にホーン陣を入れてR&B色の濃い現在進行形のブルースを演っていました)。
次作「Boogie with Canned Heat」「Living the Blues」でそのスタイルを完成させて次のステップに進んでいったと認識しております。
因みにこのファースト・アルバム、日本では68年に東芝から「エレクトリック・ブルースの王者/キャンド・ヒート登場」なるタイトルでセカンド・アルバム収録のヒット曲"On The Road Again"を1曲目に加えて出ておりました。ジャケ・デザインはオリジナルのLiberty盤に多少手を加えたものなんですが、何故か写真が裏焼き、意図的なものとは思えずミスでしょうね(下の画像ご参照)
4,Firkin' Up/Pure Prairie League (Casablanca) 1LP 100円
このバンドについては1年半ほど前にこちらに書いたことがすべてで付け加えることはもうあまり...。
RCAからCasablancaに移籍して後の1980年の通算9枚目。購入盤は日本ビクター盤で邦題は「恋のスターライト」。初期の素朴で田舎っぽいサウンドは何処へやらの時流のサウンド。今回気が付いたのですが、なんとデヴィッド・サンボーンがゲスト参加していました。
5,Brothers and Sisters/The Allman Brothers (Capricorn) 1LP 100円
"Jessica"が聴きたくなったので購入。70年代に出たワナ・パイ盤。さすがに音悪いなぁ、やっぱこのあたりの有名盤はやっぱ高くても最新のリマスタCDを買うべきかな。
デュアンが亡くなって最初に出たフルスタジオアルバムがこれでしたっけ。当時は"Ramblin Man"ばっかり聴いていたなぁ、と懐かしいもの。ポップで妙に明るくなったというのが当時の印象でした。
私もあまり聴いている人ではないのですが、このCDが100円は無いだろうと。DUの某郊外店にて。
1曲目がロバート・ジョンソンの"Terraplane Blues"、続く2曲があのキャンド・ヒートがその名をとった"Canned Heat Blues"で知られるミシシッピーのブルースマン、トミー・ジョンソンのカバーとブルース・アルバムの作り。
弾き語りからベース、ドラムスも付いたバンドものまで飽きさせません。ヨーマ・コーコネンの渋いギターが付いたタイトル曲が印象的。その曲をはじめ何曲かで聴けるドラムスはジェリー・マロッタ。この人ってポール・マッカートニーとかピーター・ガブリエルとかとも演っていたあのドラマーですよね、どこでどうつながったのか興味深いです。さすがにプログレッシヴな(?)ドラムスを披露しています。
2,Tom Thumb The Dreamer/Michael Dinner(Fantasy) 1LP 100円
そう云えば74年に出たファーストを昔それなりに聴いていたなぁと、本盤を100円エサ箱で見つけたときに思い出しました。カントリー風味のあるウエスト・コースト都会派アルバムというか。
で 本盤は76年のセカンド。クレジットを見るとThe Dinettesなるバンド名が。このメンバーがワディ・ワクテル(G)デヴィッド・フォスター(Kbd) ビル・チャンプリン(Org) ディ・マレイ(B) ナイジェル・オルソン(Ds)だって。凄いメンツですね。より都会的になってAOR直前のサウンドとでもいいましょうか、このメンツから想像できる通りのもの。まだ良く聴いていないなかで云うのもなんですが、ボーカルに飛び抜けた個性があるわけではないのでやや類型的かな。
このマイケル氏、この後は歌を捨てて映画方面に行きその方面では高名なお方になっているようですね。
3,same/Canned Heat (Magic) 1CD 475円
フランスのMagicから復刻されたキャンド・ヒート67年のファースト。67年というとあのモンタレー・ポップ・フェスティヴァルが開かれた年、Summer of Love。
その後独自のプログレッシヴなブルースを開拓していくこのバンドですが、全曲がカバー(クレジットでは何曲かはメンバーのオリジナルとなっていますが、改作だと思います)の純ブルース・アルバム。
1,"Rollin' and Tumblin'" (Muddy Waters) – 3:11
2,"Bullfrog Blues" (William Harris) – 2:20
3,"Evil Is Going On" (Willie Dixon) – 2:24
4,"Goin' Down Slow" (St. Louis Jimmy Oden) – 3:48
5,"Catfish Blues" (Robert Petway) – 6:48
6,"Dust My Broom" (Robert Johnson/Elmore James) – 3:18
7,"Help Me" (Sonny Boy Williamson II) – 3:12
8,"Big Road Blues" (Tommy Johnson) – 3:15
9,"The Story of My Life" (Guitar Slim) – 3:43
10,"The Road Song" (Floyd Jones) – 3:16
11,"Rich Woman" (Dorothy LaBostrie/Millet) – 3:04
キャンド・ヒートというとブギー、ここでもお得意の"Catfish"を披露。このバンド、あまたあった当時の白人ブルースバンドと異なってモダンな曲を演っても趣は戦前のカントリーブルースから50年代初めのダウンホーム・ブルースを思わせるところが唯一無二の個性で、よく並び称されるバターフィールド・ブルース・バンドとは決定的に違うところ(実際に67年のバター・バンドは既にホーン陣を入れてR&B色の濃い現在進行形のブルースを演っていました)。
次作「Boogie with Canned Heat」「Living the Blues」でそのスタイルを完成させて次のステップに進んでいったと認識しております。
因みにこのファースト・アルバム、日本では68年に東芝から「エレクトリック・ブルースの王者/キャンド・ヒート登場」なるタイトルでセカンド・アルバム収録のヒット曲"On The Road Again"を1曲目に加えて出ておりました。ジャケ・デザインはオリジナルのLiberty盤に多少手を加えたものなんですが、何故か写真が裏焼き、意図的なものとは思えずミスでしょうね(下の画像ご参照)
4,Firkin' Up/Pure Prairie League (Casablanca) 1LP 100円
このバンドについては1年半ほど前にこちらに書いたことがすべてで付け加えることはもうあまり...。
RCAからCasablancaに移籍して後の1980年の通算9枚目。購入盤は日本ビクター盤で邦題は「恋のスターライト」。初期の素朴で田舎っぽいサウンドは何処へやらの時流のサウンド。今回気が付いたのですが、なんとデヴィッド・サンボーンがゲスト参加していました。
5,Brothers and Sisters/The Allman Brothers (Capricorn) 1LP 100円
"Jessica"が聴きたくなったので購入。70年代に出たワナ・パイ盤。さすがに音悪いなぁ、やっぱこのあたりの有名盤はやっぱ高くても最新のリマスタCDを買うべきかな。
デュアンが亡くなって最初に出たフルスタジオアルバムがこれでしたっけ。当時は"Ramblin Man"ばっかり聴いていたなぁ、と懐かしいもの。ポップで妙に明るくなったというのが当時の印象でした。
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